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原発事故を題材にした映画を作る理由(下) [製作準備PART1]

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 昨年、浜松のシンポジュームに参加したとき、
ゲストできていたある市長さんのスピーチを聞いた。

 ”原発は絶対にやめるべきだ!”

 熱く訴えていて、心に残った。
帰京後に原発事故を調べてみると、
テレビや新聞が伝えない大変な事態が進んでいることが分かって来る。
このままではいけない。何かしなければ・・・。

映画監督としてできること?

 ジャーナリストの上杉隆さんは、
テレビや新聞が伝えない事故の真実を報道。

俳優の山本太郎さんは
反原発デモの先頭に立ち、原発反対を訴えた。

岩井俊二監督は原発問題を語る人々のドキュメンタリー映画を製作・・。 


僕も何かできないだろうか・・

でも、何ができる? 

悩んだ末に気付く。まだ、日本で原発事故を描いた映画がない。
それを作ろう。
そして真実を伝えるだけでなく、
原発事故の悲しみを伝えよう。そう考えた!」

原発事故の恐さを描く映画

 といっても、テレビでよくある再現ドラマのようなものでは伝わらない。
そして「恐さ」と同時に「悲しみ」を描くことが大切。

 そう考えたのが昨年のこと。
原発の勉強を続け、物語を考え、協力者を探し、シナリオを書いた。
プロジェクトとして進行。

ようやく、その第3章をスタートする。

 撮影にたどり着くには、まだまだ難関が待ち構えている。
が、何とかそこまで行かねばならない。

(つづく)

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