原発がなくなると、経済が落ち込むと信じる人たち? [製作準備PART1]
テレビを見ていると、
以前に比べて、原発事故の真実が報道されるようになった。
原発推進の局でさえ、官邸前デモを報じるようになったのは
大きな変化だと思える。
もちろん、推進派の新聞は社説でとんでもないことを主張しているが
昨年の今頃に比べれば、全体的には大きな進展がある。
しかし、相変わらず野田内閣の支持率が20%も(!)あり
どんな人が支持をしているのか? 考えていた。
原発推進派か? とも思ったが、それだけではないだろう。
次回作で、原発事故の悲劇を描く”朝日のあたる家”を監督する者として
気になって、何人かの友人。カタギの人に取材してみた。
質問。
ーーーーーー原発が止まると停電になる。
YES
ーーーーーー原発が止まると日本の経済が落ち込む
YES
ーーーーーー原発はどんどん増やした方がいい
NO
ーーーーーー2030年の原発比率は
0% 15% 20-25% どれを支持するか?
15%
複数の人に訊いてみたら、ほぼ同様の答えが帰って来た。
つまり、未だに、原発が止まると停電になり
経済が落ち込む。
だから、原発は好きではないが、必要悪として存続せねばならない。
と思っている。
15%支持というのも、以上の理由で0%にはできない。というもの。
これらの意見。
完全に原発ムラの陰謀に嵌っている。
原発がなくても停電にはならない。電気は足りている。
当然、経済に影響はない。
原発ムラは再稼働をして金儲けをしたいだけ。
そのために
停電する、景気が落ち込むと嘘の脅しをしているのだ。
事実、関電は大飯原発を再稼働させたあと
何基もの火力発電を止めている。電気が余ってしまうから。
でも、そのことを知らない人が結構多かった。
さらに、驚いたのは取材した1人が
官邸前デモを全く、知らなかったことだ・・。
(つづく)
2012-09-09 13:56
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