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シナリオ取材(1)リアリティを求めて? [脚本]

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  2012年 6月

  原発事故を題材とした映画。

 そのシナリオ取材をする。

 映画の登場人物に限りなく近い環境にいて

 地方在住、4人家族。父母姉妹。

 (特に近所に原発がなくても可)

 そして、ついこの間まで女子大生だった人に質問。

 夕食のとき、家族でどんな会話をするか?

 取材させてもらった。

 もちろん、取材せずに書くこともできる。

 が、それではなぜかリアリティが出て来ないのだ。

 ”こんな家族。いねえだろう?”とは思われないのだが

 伝わるものがないのだ。

 不思議なもので、観客というのは、

 本物と偽物を嗅ぎ分ける力を持っている。

 ”何かウソ臭い?” ”良く分からないけどリアリティある!”

 そんなことを感じる。

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 それをクリエーターたち。

 監督やプロデュサーや脚本家という人たちは

 嘗めてかかり、”どーせ、分かりゃしないよ!”と考えてしまう。
 
 だが、それを疎かにすると作品に力がなくなる。

 絵空事となり、伝わらなくなるのだ。

 ”青い青い空”のときも、女子高生や書道部の生徒に取材。

 その上で台詞を書いた。

 ”若い子たちって、あんなこと言うよね!”

 と評判になった。今回もしっかりと取材したい。

 で、先の女の子に取材。

 でも、意外に毎日、話ししていたことは覚えていないものなのだ・・

 (つづく)

 
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