50歳になった日 [●「朝日のあたる家」序章 2012]
2011年 秋
暑い夏が終わっても、暑い(?)秋が続く。
そして、とうとう、僕も40代に別れを告げる。
ついに50歳になってしまった・・。
50歳なんて、戦国時代なら寿命と言われる歳。
現代でも、もう単なるオッサン・・。
子供のころは50歳は人生終わりの歳だと思っていた。
アメリカ留学を終えて帰国したときは、まだ20代だったのに、
シナリオライターになるのに、5年。
監督になるのに、さらに2年。
映画監督デビューするのに、さらに8年。
2本目を撮るのに4年。
映画を2本撮るだけで、20年もかかってしまった。
20代も、50代になるはずだ・・。
自宅入院状態が3ヶ月を越えるのも当然の歳だろう。
スポーツ選手ならとっくに引退!
しかし、これもひとつの節目だと思える。
この春20年ぶりに想い出の地LAを訪ねたこと
4年がかりの映画が終わったこと。
3ヶ月以上も寝込んだこと。
そして、50歳になったこと。
これまでの長い物語が完結したということであり
新たなドラマの始まりなのかもしれない。
”ストロベリーフィールズ”と”青い青い空”が第一期太田作品であり
これからは次のステップでの映画作りとなるように思う。
ま、3作目が撮れれば・・ということだが。
いろんな意味で、節目の歳となった。
(つづく)
2012-09-02 17:16
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