日本映画だって外国に通用する! [LA 想い出の旅]
2011年 春
1985年から6年。
ロサンゼルスに留学していた。
ジョージ・ルーカス、ロン・ハワード、ジョン・カーペンターら、
ハリウッドの巨匠たちが学んだ
南カリフォルニア大学の映画科に合格。映画の勉強を。
しかし、本当の勉強は大学ではなく、街の映画館だった。
ほとんどのアメリカ人は日本映画を見ない。見ても首を傾げる。
そんな中、彼らが熱狂し、支持するのが黒澤明作品。
他の日本映画と何が違うのか?
それを知りたくて映画館に通う。アメリカの生活を体験する。アメリカ人と話をする。
いつか、アメリカ人が拍手喝采する映画を作りたい。
世界に通用する日本映画を作りたい。
人生の目標のひとつとなった。
それから20年。
日本で映画監督になった僕は、
”青い青い空”という青春書道映画を作った。
アメリカ人にも分かる。アメリカ人も感動する。
そのことを意図して作った。
今年春に参加したLAの映画祭、それが支持されるかどうか?ハッキリする機会。
20年の成果が問われる。
そして、映画が終わった瞬間。観客は一斉に拍手喝采。
上映中も、笑い声と涙が絶えなかった。
出口に立つ僕に、多くの人が駆け寄り”素晴らしかった!”と声をかけ
握手を求められた。
黒澤明でなくても、日本映画はアメリカに通用する!
そう確信できた瞬間だった。
詳しくはこちら=> http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/2011-04-27-8
2012-08-31 21:12
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0