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れいわ新選組を応援する人の中に、あれ?と思う人が時々いる。 [れいわ新選組応援]

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れいわ新選組を応援する人の中に、あれ?と思う人が時々いる。

数年前から、れいわ新選組の街頭演説等を見に行くと、あれ?と思うことがある。極々、わずか、極一部の人であるが、勘違いしている関係者(多分、ボランティア)を見かける。僕の悩みとダブることがある。

映画を作るとき、多くのボランティアに協力してもらう。ボランティアの皆さんの存在なしに映画製作はできない。が、極々一部の人たちが勘違いをすることがある。映画はロケ地である街の魅力をアピールするもの。

だからこそ「我が街の映画のため!」と多くがボランティアで参加してくれるのだが、一部には「俺は監督を応援するために手伝った。だから、監督から何らかのお礼が欲しい」「うちの会社のイベントに来て欲しい」とか言い出す人がいる。僕のことを応援するために手伝ってくれたのは嬉しい。でも、個人に見返りを求めるのは違う。

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また、ボランティアなのに作品の中身、撮影方法について、あれこれ言う人も出てくる。「3台のカメラで撮ればもっと早く撮れるよ」とか、しかしカメラが多ければ早いと言うものではない。「次は原発の映画をもう一度、撮るべきだね」と要望してくる人もいる。単なるリクエストならいいが、繰り返し言ってくる。原発事故から10年、忘れてはいけないことだが、今また映画にするのは極めて難しい。市民は冷め関心をなくし、推進派は再稼働を進めている。

だから、何かアクションが必要ではあるが、企業が出資するのは「東電が日本を救った!」というようなフェイク映画だけ。市民は関心をなくし寄付を求めても十分な額は集まらない。極めて厳しい時代である。なのに「そこを何とか頑張るんだよ!お前の仕事だろ」と言ってくる人もいる。それで「俺が寄付を集めるよ」と言う訳でもない。「俺は仕事で忙しいから何もできないが、あんたは監督だからやるべきだ」とか言う。

最初はボランティアとして頑張ってくれる人でも、親しくなり、いろんなことを話すようになると、特に年配の人は、友達から先輩になり、上司になることがある。要望というより指示、命令を始める人もいる。「***映画を作るらなきゃダメだよ」「***を映画で訴えて欲しい」だが、その種のことを言う人で、自身が何かをすることはない。要望、指示、命令だけだ。

「俺は店を経営していて生活も楽じゃない。時間もない。家族もいる。だから、太田監督に***の映画を作ってもらい、世の中に大切なことを伝えてほしい!」という。熱い思いがあり、僕に期待してくれることは嬉しいことでもある。が、自分は何もせず、あれこれ要求するばかり。ただ、この種の人は悪い人ではない。純粋で熱い思いがある。

しかし、映画作りは簡単でないことを伝えると「そこを頑張るんだよ」「今、必要な映画だろ?」「失望したな。諦めるのかよ!」「本当は原発にも戦争にも関心ないな?」「俺たちを騙していたな?」と怒りを露わにする人もいる。そしてボランティアを辞めてしまう。「あの監督は俺たちを利用して映画を作っている!」とあちこちで言って回る人もいる。

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そのために事情を知らない人まで「あの監督はダメだな」「自分が好きな映画を撮っているだけだよ」「信用しちゃダメだ」と言う人たちまで出て来る。最初は熱い思いで「我が街の映画が作られる。何か応援したい」と参加してくれたのに、映画制作を邪魔するようになってしまう。極々一部の人なのだが、なぜ、こんなことが起きてしまうのか?

一つには僕と親しくなることで、あれこれ思いを伝えたくなる。が、映画界のことはご存知ない。「監督がその気になれば映画は作れるものだ!」と思い込んでいる人もいる。製作費がどれだけか?も知らない。簡単に集まる額ではない。自分より若い僕を後輩や部下のように思い込み、尻を叩いていると考える。「躊躇せずに頑張れ!」と激励しているつもり。だが、彼らは映画作りを知らない。無茶を言っていることに気づかない。なのに失望し、激怒する。

本当に一部の人たちなのだが、毎回、そんな思い込みや勘違いをして、あれこれ言い出す人がいる。「そんなことじゃ映画監督を続けられないぞ!」「だったら、監督なんて辞めちまえ」とまでいう。が、その多くが映画作りを知らず、聞き齧った情報で発言し、自分からは何もしない。似たようなこと思い出す。子供食堂だ。

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子ども食堂。自腹を切って子供たちに無料で食事を提供する。すると店の近所の人たちが集まり、あれこれ店主に言い出す。「やはり手作りが大事だよ」「自然食にした方がいい!」「冷凍食品はダメだよ」「子供たちの健康を考えよう」「勉強も教えた方がいい」しかし、自分達は何もしない。「子供たちのため!」と言いながら、店を手伝うのでもなく、食材を提供するのでもない。

自然食や手作りがどれだけ費用がかかり、手間がかかるか?も知らない。拒否されると「努力が足りない!」「子供たちのことを考えてないのか?」と批判。そんな輩が毎晩、店に集まってあれこれいう。店主はうんざりして、子ども食堂を辞めてしまう。そんな話は全国のあちこちで聞く。先に説明した映画の現場と同じ構図なのだ。

同じこと。れいわでも起こっていないだろうか? 街宣でやたら太郎さんに馴れ馴れしいボランティアがいる。太郎さんに必要以上の要望をする人もいる。ネットを見れば「**してほしい!」「**するべき!」という応援団の声を見る。酷いものになると「でないと、れいわは3年でなくなるぞ」「未来はないね!」「これではみんな離れていきます!」とか書いている。

ハンドルネームで、プロフィールにも趣味のことしか書いてないので何者か分からないが、肩書きは「れいわ応援」「勝手連」「応援団」とか書かれていることもある。でも、政治の専門家ではないだろう。先に紹介した映画ボランティアのように映画製作に詳しくないのに、あれこれ言っているのではないか?「3年でなくなる」とか、未来のことがなぜ予見できるのか? 脅しのようにも思える。

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本当にれいわ新選組のことを思い、訴えているというより、自分の要望が通らないことに憤り批判しているようにも見える。第三者が見れば「れいわって内輪揉めしてるのね」と思える。印象は極めて悪い。ただ、どうしても熱い人、まっすぐな人、純粋な人は、思い込みが強く周りが見えなくなることがある。過激になり、問題を起こしていることに気づかないこともある。

極々一部の人だが、僕が撮影現場で見てきた人たちも同じタイプ。悪意はないが、自身を客観的に見ていない。自分の言動に問題あることに気づいていない。ま、いろんな人がいるということは、れいわの支援者がかなり増えたという証でもあるが、とても気になる。では、どうすればいいか?あれこれ考えている。


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