人はいつまでも騙されてはいない。真実を見抜く方法。伝えてやる！

大統領選のこと。連日書いている。これは「トランプは正しい！」と伝えるためではない。ただ、「トランプ最低、差別主義者！戦争屋。許さない」という人たちは、戦中の「米英鬼畜」というプロパガンダに誘導されたのと同じ誘導にハマっていると思える。そこに関心がある。それこそが僕が「ドキュメンタリー沖縄戦」製作をスタートして以来、いや、小学校以来の疑問だった。

日本人はなぜ、太平洋戦争を反対せずにのめり込み、家族が死んでいくことさえも誇りに思い、悲劇を続けたのか？　なぜ、沖縄戦では集団強制死まで追い詰められたのか？　なぜ、避けられることができなかったのか？　その答えが今回の大統領選で見えてきた。

人は常識があり賢明でも誘導され、気づかぬ内に戦争に加担してしまう。今回は大手マスコミはもちろん。著名人、有名人。安倍の悪行を見抜いた人たち、原発の危険を叫んだ人たちまでが誘導されている。そのことがとても悲しかった。バイデン が勝ったらどうなるか？なぜ、分からない！しかし、人は誘導されるもの。

だから、戦争が繰り返される。そんな悲しい現実の中で、僕ができることは何なのか？　それは「どうすれば誘導されないか？」「どうすれば真実を見抜けるか？」「どうすれば戦争に巻き込まれないか？」「どうすれば戦争を止めることができるか？」それを映画で伝えることだと思える。我が師匠、大林宣彦監督が遺作「海辺の映画館」で伝えようとしたのもそれ。ならば、末端の弟子ではあるが、僕もそれに受け継ごう。

その前に今回の大統領選で誘導される心理。見極めてやる。原発事故の時と同じだ。人はいつまでも騙されてはいない。真実を見抜く方法。伝えてやる！