政治発言するタレントはバッシングされるが、映画監督はどうなのか? [映画業界物語]
昨日、友達と話していて気づいたことがある。僕はTwitterで多くの先輩監督たちをフォローしている。が、フォロー返しがない。数少ないお1人がT監督。大先輩だ。時々、コメントもくれる。ありがたい。だが、他の監督たちのツイートにコメントしても、返事は絶対に来ない。もちろん、お会いしたことがある先輩たち。無視される。理由分からないけど、嫌われてんだな〜。と思っていた。
友人と話していて気づく。映画監督で「政治」や「社会」まして「原発」「基地問題」「大統領選」のことを意見したり批判したりする監督がいないと言うこと! え?そうの?と思った。芸能人がそんなツイートすると「政治発言!」とバッシングされるが、僕は言われたことない。「芸能人じゃないからね〜」と思ったが、映画監督たちも通常は「政治発言」をしないのだ。
昔は大島渚監督というバリバリに政治発言をする巨匠がいた。それも「朝生」で「バカやろー」とか言ってた。それで映画監督は政治発言OKになったのだろう。また、ドキュメンタリー監督はその種の発言をする。政治や社会のドキュメンタリーなら触れない訳にいかない。が、「劇映画の監督でそれをする人。ほとんどいないだろ?」と友人に言われた!
確かにそうだ。危険だし、スポンサー嫌がるし、商業映画が撮れなくなるかもしれない。なのに一番危険な「原発事故」の映画撮ってしまったので、今では基地問題でも、安倍問題でも意見してしまう(麻痺している?)「原発映画なんて作ったら、2度と商業映画が撮れなくなるからやめろ」と言われたし、確かに業界ではよく言われたけど、あれからも商業映画撮れてるしなあ、と思っていた。
が、きっと先輩たちからすると「太田は危険」関わらないでおこう!ということなのだろう。確かに....。関わらない方がいいね。
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