週末は部屋に閉じこもる友人。=10年後のことを考える機会 [コロナウイルス]
週末は部屋に閉じこもる友人。=10年後のことを考える機会
サラリーマンの友人。ウイークデーは会社に通うが、週末は部屋に籠るという。一度も部屋を出ない。何をしているか?というと、何年も前に買ったけど見ていない映画のDVDを見ているという。
僕もそうだが「おっ、安い!これ見たかった」と買っても忙しくてなかなか見れないものがいくつもある。おまけにレンタルだと返さなければならないけど、買えばいつでも見れると思うから、余計に見ない。
そんなDVDを見ているという。僕も同様。ビデオレコーダーに録画しているが、何年も見ていない番組も山ほどある。原発、戦争、沖縄戦、いろんなカテゴリー。ただ、NHKの番組とかはよく取材されているが、退屈で途中で休憩。それから数年ということがある。そんな番組も見ている。
小さな会社を経営する友人。コロナで仕事にならず、ヤバイという。いつも忙しくて猫の手も借りたいと言っていたが、キャンセル続き。経済的にもヤバイ。が、友人はいう。
「でも、逆の発想で、いつもは忙しくて来年のことを考える余裕もない。自転車操業。ただ、今は仕事はないけど時間がある。1年後、10年後のことを考えることができる。私も60代。あと何年仕事ができるか分からない。そんなことを考える機会にしている」
これも同感だ。僕もこの先10年のことを考えていたところ。いつもなら「来月どうなっているか?」分からないが、今なら10年先でも20年先でも考える余裕がある。走り続けることも大事だが、たまには立ち止まり、未来のこと、過去のことを考えることも必要だ。もしかして、日本人だけでなく、世界が立ち止まって何かを考える機会なのだと思える。そう思うことにしたい。
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