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「報道ステ」ー素晴らしかった。ナチスと安倍政権の共通点? 危険性を警告。そんな番組のメッセージを徹底解説する! [my opinion]

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 昨夜(2016年3月18日)の報道ステーション。ワイマール憲法ー特集。本当に素晴らしかった。古舘さん。見事! テレビ朝日に伝えよう。よくぞこの特集を放送したと、まだ屈していないことを讃えたい。

 思い出したのが映画「独裁者」ー戦時中にチャップリンはヒットラーを批判するために、命がけであの映画を作った。今夜の特集はそれに匹敵する。「現政権はナチスになるかも!」と訴えている。

 まさに安倍政権への挑戦。降板が決まった古舘さんだから出来た企画。でも、番組中で一度も安倍政権の批判はしていない。が、彼は繰り返しいう

 「今の日本ではありえないことですが」

 この意味は「今の日本でまさに起ころうとしていること」だということ。番組ではヒットラーの言葉が紹介される。それに符号する安倍政権の言葉を上げてみよう。

 ヒットラー             安倍政権

 強いドイツを取り戻す       日本を取り戻す

 この道以外にない         この道しかない

 自分たちが攻撃されている     北朝鮮のミサイルの脅威を煽る
 と説明するだけでいい       中国が尖閣列島を狙っているとアピール

 決断できる政治(独裁)      決められる政治


 平和と安全の確保         平和安保法案
(戦争の準備)          (自衛街を海外に出せる法案)


 安倍政権がナチスと同じ展開をするのでは?と指摘しているのだ。


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 「日本は9条があるから戦争はしません」という友人がいる。が、秘密保護法、集団的自衛権、安保法制と見てくれば目的は何か?すぐに分かる。その先を描いたのが今夜の「報道ステ」ー全権委任。ナチスに学ぶ政府はそこに進み、次の選挙で大賞すれば同じ過ちを繰り返すのではないか? と番組は捨て身の覚悟で警告している。

 さらにドイツの収容所の紹介。古舘自身が扉を開け中に入る。そして当時の記録映像。殺されたユダヤ人の死体が山のように積み上げられている。

 戦後、連合軍はそれを市民に公開した(記録映像が流れる)。ドイツ市民はいう。

 「知らなかった」

 だが、収容された生き残った人たちはいう。

 「知らなかったのではない。知ろうとしなかったのだ」

 ここの番組のメッセージがある。それはまさに我々のことなのだ。政権に疑問を感じる。何かおかしい。信頼できない。でも、声を上げず、こう考える。

 「民主はダメだから、まだ自民の方がマシかな?」

 「とりあえず景気よくしてくれそうだし!」

 そんな言葉で自分をごまかし、政権のヤバさをそれなりに気づきながら、知らない振りをして投票する。あるいは投票を拒否することで結果的に自民を勝たせてしまう。そんな我々のことを言っているのだ。

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 こうしてヒットラーと同じように、大きな力を得て、日本が戦争出来る国となり、多くの外国人を殺し、多くの若い日本人が死ぬ。そんな国になったとき、もう一度、日本人はいうだろう。

 「知らなかったんだ」

 でも、それでは遅過ぎる。ドイツの悲劇を繰り返さないためにも、知ろうとするべきなのだ。それがメッセージである。危険な符号がたくさんある。では、どうするか? そんな危険な政権に投票してはいけない。ということなのだ。

 しかし、番組では一言もそんなことは言葉にしない。だから、見事。政権からの巨大な圧力の中。こんな番組を放送した番組スタッフと、テレビ朝日に大きなエールを送りたい。まだ、屈してはいない。我々がまずするべきは、このテレビ局に声援を送ること。電話でも、メールでも、ネットのファームをでも、それが大きな力となるはずだ。

 動画はこちら、お早めに!=>http://dai.ly/x3ym0kc 消されましたので以下で!




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