【日本なんて大嫌いだったけど、希望をくれる人たちもいる】 [アクセス数300超え記事紹介]
本日の国会中継。安保法案に対する山本太郎議員の質問。本当に素晴らしかった。そこで資料として使われた戦場カメラマン・志葉玲さんの写真。イラク戦争で焼けこげた救急車の写真。米軍に攻撃されたもの。命がけで撮影したものだ。
これが戦争。これが殺戮。民間人をも皆殺しにする戦争。それに日本が参加しようとしている。それを命がけで説明する太郎さん。自衛官や子供たちの命を守るための戦い。その行動に涙が溢れる。その太郎さんとは以前に映画「朝日のあたる家」の撮影でご一緒した。
志葉さんとも写真展に伺ったときにお会いした。実際に言葉を交わし、自分が傷つくことも顧みず、こんなに他人のためにがんばる日本人がいること。強く感じた。
その昔、僕は日本には大きな失望をして、一時は外国で暮らそうか?と考えたこともある。でも、その後も諦めずに生きていて、彼らと出会ったことで、ああ、こんな若い人たちがいたんだ...という事実に救われた。そして僕も誰かのためになる仕事を続けようと思った。ま、僕の場合は映画作りなので、彼らのように直接、世の中に影響を与える仕事ではない。それでも僕が作る映画を見ることで、感動や勇気を持ってもらえるなら...そう思って続けている。
本当にうんざりして「もう終わりにしてやる!」と思ったことが何度もあったが、太郎さんや志葉さんを見ていると、まだまだ終われないと思える。ただ、映画は本当に時間がかかる。いや、年月がかかる。そして儲からない。それでも誰かの背中を押せることを信じて、続けて行くつもりだ。
2016-01-01 18:33
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