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今、読んでいる本。「あなたの周りの身近な狂気」 [精神病&精神障害]

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【今、読んでいる本。「あなたの周りの身近な狂気」】

僕はさわやかな青春映画を作ることが多いので、意外に思う人もいるかもしれないが、心理学や精神医学が好きで、昔から勉強を続けている。特に精神病には興味がある。

というのも、その昔、友人がおかしくなってしまい、どーしたのか?と調べて行くと、統合失調症だと分かった。だが、変人と病気は紙一重で、確かにおかしいが、それが病気であると判断するのがとてもむずかしい。

また、一般の人は「ヘンな奴!」で済ませてしまうので、その人が病気であることに気付かない。あるいは、そのおかしさが理解できず、別に問題ないんじゃないの〜?という人もいる。トラブルの原因がその人であることが分からず、振り回されることもある。

本人に罪はない。病気なのだから。しかし、その人がいると、まわりは大変。そして本人に病気である自覚がなく。それに気付いた人と気付いてない人の間でトラブルが起きたりする。

よく誤解があるのは精神病は気が狂って、刃物を持って暴れるような状態と思われがちだが、それは間違い。多くがイメージするそれは覚醒剤による錯乱である。精神病とは違う。では、どういう状態か? 例えば統合失調症の場合は「情報処理能力の欠如」。

彼らは辻褄の合わぬことを良く言うが、ある論理を当てはめれば、筋が通っている。ただ、それが一般の発想からすると、かなりズレているというだけのことだ。いろいろ難しいが、監督業としてとても興味惹かれる分野である。

写真下の本。著者である精神科の先生から頂いたもの。さまさまな精神病が実例を上げて紹介されており、とても勉強になる。僕が気になっていた人の症例を尋ねると「まさに境界性パーソナリティ障害ですよ」と太鼓判を押してくれた。やっぱりねー。でも、誰に説明しても理解しないだろうなあ。

あまり詳しくは書けないが、興味尽きない分野である。




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