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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー感想「想像とは大きく違い、単純に福島原発の映画ではなかった」 [【再掲載】]

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 「朝日のあたる家」を

 小倉コロナで観てくれた女性の感想

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映画「朝日のあたる家」を観て来ました。
一人でふらぁ〜りと行動する私には珍しくえむさんを
誘って。
せっかくなので感想文を書いておこう。



この映画はフィクション。
実際に平田家は実在しないし、フィクションという想像の産物なので、
辛いこと、悲しいことをいくらでも盛り込めるお涙ちょうだいの映画。
原発、放射能のドキュメンタリー映画、DVDをすでにいくつも観て来た自分は
そう思いながらさほど期待せずに観に行った。



福島原発事故後、住まいの近くの原発が事故を起こしたという設定。

福島原発をそのまま再現したような表現や政府の対応ではあるけれど、
今の政府をみれば、311のときと変わらない対応しか出来ないことは
誰でもわかることなので、隠蔽主義の政府の対応はいちいち納得出来る。

平田家周辺の人たちの心情がストレートに入ってくるのは、
さすがフィクション、演技だからかえって伝わりやすい。
その辺はフィクションならではの良さかも。
私たちは想像でしか被災した人たちの心情をくみ取れないから、
このようにストレートにわからせてくれることはとても大切なことかも知れない。

この映画は日本中どこにもある原発の危険を訴えているものだし、
明日は我が身であることを教えてくれるもの。

原発の話しとかもう聞きたくない、飽きたと言う人こそ観て欲しい。
この家族と同じ思いで3度目の冬を迎える人たちが東日本にいることを知っていて欲しい。


そう言えばアナタ、これを観ずにいっちゃったのね。
こういう映画をたくさんの人に観てもらうことも被ばくへの啓蒙活動だったね。それが私たちの共通した目的だったのにね。

〜〜〜

福岡では小倉コロナワールドのみの上映で11月29日(金)まで
映画を観た後は、同じ施設内にある温泉にえむさんと楽しんで来ました。

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