原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」感想/一家が2時間だけ一時帰宅をする場面で私は泣き出す [「朝日のあたる家」観客の感想]
札幌応援団Midori Sudoさんより
映画「朝日のあたる家」札幌シアターキノで見てきました。最終日もほぼ満席でした。私は今日でこの映画を見るのは4回目。一家が2時間だけ一時帰宅をする場面で私は泣き出す。ところが今日はこの場面に来る前に既に激しく泣いている人がいた。
最初の部分で平田家はけっこう愉快な家族として描かれている。次女の舞ちゃんは原発の事を全く知らないし。原発事故が起きてどんどん事態が悪い方に進展しても愉快な家族はそれを守ろうとするが事態は家族をどんどん追い込む。娘達が体調をくずしても平田家のお父さんはストレスのせいだという医者の言葉を信じようとする。
そのお父さんが故郷を捨てられないと言って泣く場面も悲しい。1回目見たときはただ悲しいと思って泣いた。でも回を重ねるごとに悲しいと一緒に悔し泣きでもあると思う。劇中ナレーションをしている長女の茜さんが「私達何も悪いことをしていないのに」という。
こんな風に福島やその周辺で普通の人々を不幸に押しやったのだと思うと悔しいのと怒りで涙が出てきたんだと思う。もしも近くにこの映画が来たらぜひ原発に無関心な人や再稼働してもいいと思っている人を1人つれて見に行って欲しい。
2014-08-19 08:04
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