感想「この映画の本当の価値は、残酷なまでのリアリティだと思う」 [「朝日のあたる家」観客の感想]
いつも素敵なコメントをくれる
和歌山の梅茶さんから、また投稿を頂いたのでご紹介。
**************************
BY梅茶 日時 2013-12-08 07:29
私の娘も、この映画を見てくれました。
彼女はいわゆるアニメおたく…。 あまり普通の映画を見ることは少ないです。
そしてシャイなので、あまり感動を口にすることもありません。
けれど、この映画が、あの場面で終わっていたこと…、
そこに彼女は悶々としたようです。
あそこで終わること…、
置き去りにされたように感じたのか、 報われない家族に心痛めたのか…、
何も解決できない現状に恐怖を覚えたのか…。
涙を誘う映画ではあるけれど、 この映画の本当の価値は、
この、残酷なまでのリアリティ、だと思うのです。
なにも解決されない、できない現実…。
映画がここまで、悶々とさせられるものだったことが、
彼女には新しい体験だったようです。
快い体験ではないかもしれません。
カタルシスも得られないでしょう。
けれど、この体験は、無駄になることはない…、
そう信じています。
2014-02-24 01:30
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0