続・なぜ、映画館で上映するべきなのか？（17ー終）

　 都内のある映画館はこういう。

　「上映作品は１年先までいっぱいなんだよね.......」

　４大都市のある映画館はこう。

　「東京で上映してヒットした映画でないと。心配で上映できない.......」

　何じゃそれは！

　つまり、東京は来年の夏。

　４代都市はそのあと、つまり来年の秋以降？

　それでなくても、原発に対する関心が薄れているのに来年の夏ー秋だとぉ！

　東京で上映していない作品は心配だぁ？

　それが日本の映画館の実情かあ！

　その間にもFacebookやメールで次々に連絡が来る。

　「朝日のあたる家。早くみたいです。どこの映画館で上映していますか？」

　「＊＊＊市での上映予定はありますか？」

　あるいは、反原発団体の代表の方から

　「うちの団体を上げて応援します。みんなで見に行きます！」

　「がんばってください。上映が決まったら各地の団体を動員します」

　そんな応援連絡が毎日のように来ている。

　今、すぐに観たい人がたくさんいるのだ。

　なのに、なのに、映画館が上映しようとしない........。

　どうすればいいのか？

　（つづく）