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本当に感動的な作品になるか?という不安 [編集作業]

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 今回の「朝日のあたる家」のシナリオ

 読み返すたびに泣きそうになった。

 「俺が書いたシナリオだから!」という自慢ではない。

 僕の書いた物語が感動的だからでもない、

 取材した、モデルにした福島の人たちの

 人生があまりに過酷だからだ。

 作り物ではない、本当の悲しみが胸に突き刺さるからだ。
 
 その本当の真実を、映画にしたとき

 それはどこまで届くのか?

 本当に皆がいうように「凄いことになる」のか?

 そんな不安を感じながら、作業を続ける。

 (つづく)

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