大晦日の夜 [2012]
混雑でごった返す東京駅構内。
帰省客が行き交っている。皆、正月を過ごすために古里をめざす。
が、僕の目的は違う。
元旦の初詣を撮影に
「朝日のあたる家」ロケ地、湖西市へ
さすがに、高速バスのチケットは取れず、新幹線で。
たまたま乗ったのが「広島行き」
これに乗っていれば、広島まで行ける・・・
祖父の故郷は広島。そして・・・
でも、今回の目的地は浜松・・
そこで降りて東海道線へ。
湖西駅を降りてビジネスホテル
地元事務局の方々と打ち合わせ。1時間ほど。
皆、早々に自宅へ
何てったって今夜は大晦日だ。
僕は午後11時から近所の神社へ初詣撮影。
それまで5時間ほど。時間がある。
ホテルの部屋でノートパソコンを広げて1人で仕事。
これが本当の仕事納め?
いや、本当はまだまだ片付けねばならない仕事が山ほどある。
年賀状すら書いていない。
パソコンのキーを打つ手を休めて考える・・。
大晦日に1人。ビジネスホテルでパソコンに向かう。
さすがに大晦日はむなしい気持ちになる。
でも、それが映画屋の宿命だろう。
観客に感動してもらう映画を作るための孤独。
夜中の初詣撮影が終わったら、明日中に東京に戻り
シナリオの直しに戻る・・。
これで決定稿にする!
(つづく)
2012-12-31 21:31
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