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慰霊の日。本当のことを伝えない東京キー局の報道番組=沖縄戦の内容すら紹介せず!? [沖縄戦]

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慰霊の日。本当のことを伝えない東京キー局の報道番組=沖縄戦の内容すら紹介せず!?

先日の23日。沖縄ー慰霊の日。僕は「ドキュメンタリー沖縄戦」取材のために3年続けて、摩文仁で行われる慰霊祭に参加させてもらった。昨年と今年はコロナ禍で規模を縮小して関係者のみで行われたが、例年は多くの人が参加。公共施設は全て休み。糸満市役所から出発する遺族。猛暑の中、当時を偲んで摩文仁の平和祈念公園までの行進、沖縄のマスコミは総力を上げて取材。ヘリコプターが飛び、ロケ車が追う。(その様子は「ドキュメンタリー沖縄戦」でも紹介している)そして祈念公園での式典。例年は総理大臣も出席。「安倍帰れ!」と怒号が飛んだことで有名になったあの式典だ。当日夜のニュース番組がそれらを長尺で報道、翌朝の新聞では一面トップ。

しかし、3年連続、取材を終え東京に戻り、タイマー録画してあったニュース番組で見ると、本当に短く報じられるだけ。遺族の行進は全く紹介されず「安倍総理が式典に参加しました」という程度のニュース。信じられなかった。だが、その短いニュースでさえ「沖縄戦」をスタートする前の僕は把握できず。「沖縄で何かが行われたのねー」という程度の認識。情けない。本土のマスコミがいかに沖縄に無関心か? 詳しく伝えようとしないか? 同時に視聴者が興味がないから、視聴率が取れない。だから詳しく伝えないという悪循環にもなっていることに気づく。

今年も23日が慰霊の日。東京キー局の人気ニュース番組を録画比較した。「NHK7時のニュース」「報道ステ」「News23」いずれも報じた時間は1分ほど。式典の様子、参加者のインタビュー。デニー知事のスピーチ。菅総理のビデオメッセージ。いずれもキャスターはコメントせず、それらを映像をナレーションで紹介するだけ。本当に酷い。このニュースでは「式典があった」「戦争を繰り返さない誓いが行われた」ということしか伝わらない。沖縄戦とはどんな戦闘で、どんな事件があり、住民はどんな目に遭ったのか?は全く紹介されない。どの番組も一切触れなかった。

「ドキュメンタリー沖縄戦」で紹介した日本政府の沖縄遺棄政策、軍の横暴、住民を踏みつけ、利用し、死ぬことまで強要した。最初から沖縄を守るつもりはなく、捨て石として、本土防衛の時間稼ぎをしただけの戦闘。それらは一切、伝えない。「悲しい戦争があり、多くの沖縄県民が犠牲になった。地元では同じ悲しみを繰り返さない誓いが行われた」ということのみしか伝えない。違うだろう?地元が誓いを立てるのではなく、日本政府が誓うべきもの。政府や軍が沖縄を見捨て、捨て石にしたことでおきた悲劇。それを番組は全く説明しない。

菅総理はいう「沖縄にはできることは全てやる」それは沖縄戦の反省と今も存続する基地問題に関する対応なのだが、その前提となる捨て石にしたことには触れない。反省はなく、今後の対応のみを話す。それも「できることは全てやる」というのは「できないことはやらない」ということだ。何より基地問題は利権であり、菅の息子がいる大成建設が辺野古の工事を担当している。戦時中には見殺しにし、盾にして、今は利用して金儲けに使う。戦中、戦後共に日本政府は同じことを続けている。

そんな現実にも番組は一切触れない。まるでアリバイ作り。「我々マスコミは沖縄のことを考えていますよ。慰霊祭のことも毎年伝えていますよ。戦争はいけないですね。平和の誓いが今年もありました」そう言って自分たちマスコミは使命を果たしていると言いたいかのような内容。本当に伝えねばならないことは一切伝えず「沖縄、大変ですね。応援したいですね」というような、まさに偽善のみの報道。しかし、その偽善報道に僕も長年、騙され誘導されてきた。沖縄には全く関心がなく、沖縄戦についても知らなかった。そう、これらの報道は沖縄に興味を持たせないためのものではないか?

そして沖縄戦は教科書にも詳しく書かれず、授業でも教わらない。こうして日本人の記憶から消し去ろうとしているように思える。政府と軍部の悪事を封印したいのだろう。「ドキュメンタリー沖縄戦」はそんな学校では教えられない。報道番組では触れられない現実を描いた。その意味で昨年に続き「ドキュメンタリー沖縄戦」を今年も映画館で上映できたことは大きい。横浜、大阪の公開は本日までだが、来週は沖縄市、7月には東京でも再公開される。ぜひ、見て頂きたい。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」今月より各地で再公開! 横浜シネマリン 6/19(土)初日、 太田隆文監督舞台挨拶 [沖縄戦]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」今月より各地で再公開!

横浜シネマリン 6/19(土)初日、午前10時から

太田隆文監督舞台挨拶

ぜひ! 

予告編=>https://youtu.be/PSTPwvC94ao

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昨年大ヒットした「ドキュメンタリー沖縄戦」 横浜、大阪、沖縄でリバイバル公開! [沖縄戦]

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昔は人気の映画が数年後に映画館で再公開(リバイバル)ということがよくあった。「ウエストサイド物語」「ベンハー」「2001年宇宙の旅」等はそのお陰で映画館で見ている。が、最近はDVDというのが出る。ネトフリもある。そんなことで一度、上映を終えた映画が再び映画館で公開されるなんてことがまずない。にも関わらず、昨年、全国28館もの映画館で公開された「ドキュメンタリー沖縄戦」が現時点で3館も再公開するというのは普通ではない。

1館だけで再上映はたまにある。1日だけの上映もある。が、1週間以上、興業として映画館で上映されるのは最近は類のない出来事だ。これは監督である僕が「上映してよ〜」と言ってもダメ。配給会社が動き、映画館が賛同しなければ実現しない。担当者は言う

「この映画は残念ながら未だにDVDが発売できません。でも、見たいと言う声が数多くあります。昨年大ヒットしたことで知名度が上がり、私も見たい。見たいが見逃したと言う声をいくつも聞きました。今年は沖縄復帰49年。来年は50年。ぜひ、多くの人に見てもらうべき作品と思っています」

本当にその通り。現在のコロナ禍。政府がやっていることは沖縄戦と同じ。県民を踏みつけることばかりだ。75年前の現実を見つめることで、今の時代が見えてくる。横浜、大阪、沖縄で公開決定。東京、北海道も交渉中。ぜひ、ご覧いただきたい。

横浜シネマリン(神奈川) 6/19(土)〜6/25(金)
第七藝術劇場(大阪) 6/19(土)〜25(金)
沖縄市民小劇場あしびなー 6/28(月)~29日(火)


予告編=>https://youtu.be/PSTPwvC94ao


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昨年の大ヒットに応えて、映画館でリバイバル公開決定! 「ドキュメンタリー沖縄戦」 [沖縄戦]

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【昨年の大ヒットに応えて、映画館でリバイバル公開決定!】

#ドキュメンタリー沖縄戦 ですが今年も上映いたします。

戦後76年改めて #沖縄戦 を見つめるきっかけにしてもらえれば幸いです。

#横浜シネマリン(神奈川) 6/19(土)〜6/25(金) ※初日舞台挨拶を予定
#第七藝術劇場(大阪) 6/19(土)〜25(金)
#沖縄市民小劇場あしびなー 6/28(月)~29日(火)


予告編=>https://youtu.be/PSTPwvC94ao



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沖縄へ行ったなら、対馬丸記念館は必ず行って欲しい。 [沖縄戦]

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沖縄へ行ったなら、対馬丸記念館は必ず行って欲しい。

疎開児童を乗せたと対馬丸。その事実を知りながら米軍の潜水艦が攻撃。撃沈。

748名の子供たちの命を奪った事件を伝えている。

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さらに戦時中の生活。教育。10・10空襲等も詳しく知ることができる。

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「ドキュメンタリー沖縄戦」でも取材させてもらい、映画内で紹介させてもらった。

が、コロナ禍で入場者数が激減して経営危機という。応援したい。

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新聞記事=https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1305081.html

津島丸記念館hp=>http://tsushimamaru.or.jp


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「狙われた集団自決」=政府が隠したいもの。改竄したい沖縄戦の事実とは? [沖縄戦]

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「狙われた集団自決」=政府が隠したいもの。改竄したい事実とは?

この本は沖縄戦の集団自決を伝えた書籍に対して起こされた裁判を見つめ、その背景を伝えるものだ。大江健三郎著「沖縄ノート」(岩波新書)他3冊で「集団自決は軍の指示によるもの」という記述が事実ではないと訴えたのが、元軍人で渡嘉敷島に赴任していた赤松隊長の弟、他1名である。これが大江ー岩波裁判と呼ばれる。

実はこれ以前にも同じような訴訟があった。それが家永裁判。すでにその時、「軍の関与あり」との判決が出ているにも関わらず、同じ形で訴訟したことに疑問を感じる。だが、その背景紹介を読むと、なるほどそういうことか!と納得が行く。訴訟の担当弁護士の1人が稲田朋美。応援団は「教科書をつくる会」のあの人だ。

それが裁判途中の判決が出る前に、文科省は時期教科書から「軍の関与」記述を削った。同省は「選考委員会の決定」と説明していたが、「沖縄タイムス」のスクープで文科省から「削除指示」が出ていたことが暴露される。沖縄県民の怒りが爆発。大規模な市民集会が行われた。そこに参加した方々の名前を見ると「ドキュメンタリー沖縄戦」で取材させてもらった方々もいた。

彼ら彼女らのこれまでの活動も紹介されており、お話を聞かせて頂いた方々が様々な戦いを越えてこられたこと痛感。さらに、選考委員の2名が「作る会」との深い関係があることも発覚。要は文科省と「作る会」が連携。集団自決は軍の指示という事実を教科書から消し去るためのプロジェクトではないか?と思えてくる。それに対して、集団自決で生き残った地元住民が裁判で証言。その言葉に涙が溢れる。

裁判の記録というより、沖縄戦の真実は何か?を追求するものになっている。これは過去の話ではない。早々に廃棄された桜を見る会の招待者リスト。森友事件で改竄された公文書。政府は都合の悪い事実を今も改竄している。そして戦争に関して現代もなお改竄、隠蔽しようとするか?それを考えれば、日本軍の蛮行を消し去り、彼らを英雄に祭り上げることで、また戦争ができる国にしたいという意図を感じる。

その手法はまさに映画「Fukushima50」と同じ、事故を起こした責任者である東電社員を英雄に祭り上げてしまうやり方と同じなのだ。そうして原発推進を続ける。この教科書問題も同じ構図なのだ。後半を読んだらまた、記事にさせてもらう。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」太田監督が語る。@シアタードーナツ動画 [沖縄戦]



「ドキュメンタリー沖縄戦」太田監督が語る。

沖縄の映画館シアタードーナツ動画。ぜひ!

「多くの日本人が沖縄戦を知らない理由」

2020年10月


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「ドキュメンタリー沖縄戦」再上映、2月6日(土)〜12日(金)1週間、 [沖縄戦]



「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」再上映

場所 東京 大塚シネマハウス(JR大塚駅から10分)
明日2月6日(土)〜12日(金)1週間、1日1回上映
毎日 上映時間は変わります。

6日(土)17:00〜18:45 (太田監督の舞台挨拶ありー上映終了後 5分)

7日以降は=> https://mikata-ent.com/m-cinema/709/

昨年、全国で大ヒット、28館で上映。ロスアンゼルスのジャパンフィルムフェイスティバル2020で最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
予告編= https://youtu.be/VqSoCbGRunc


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2月。東京で「ドキュメンタリー沖縄戦」が再映! [沖縄戦]

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2月。東京で「ドキュメンタリー沖縄戦」が再映!

「ドキュメンタリー沖縄戦」昨年11月の沖縄上映を最後に終了したが、その後、別の映画館から依頼があり、今年2月に東京での公開が決まった。これは嬉しい。と言うのは「沖縄戦」大好評で今年の7月に東京公開。その後、日本全国27館で次々に上映。最後が沖縄だった。

映画館は最低2週間の上映だが、ヒットすると3週4週と延びていく。だが、コロナで1ヶ月ほど映画館が休業。そのために上映せねばならない映画が山積みとなり、どの映画館でもギュウギュウの上映となっていた。特に都会は大変。なので、「沖縄戦」がヒットしても3週目、4週目の上映ができないところが出てくる。

そこでムーブーバー。映画館を変更して上映が続ける対応となった。大阪も2館。京都も2館。横浜も2館。と1館目が終わったら2館目が始まると言う形。ところが東京。2週の予定を4週間上映してくれたが、あとが詰まっていて、5週目ができなかった。しかし、ムーブオーバーするにも東京は他の劇場もいっぱい。

そんなわけで「観たい!」と言う声はまだまだあるのに、東京公開は終了。横浜や京都ではやっているのに〜と言う残念な状態があった。そんな声に答えて東京のシネマハウス大塚さんが手を挙げてくれた。ここは森達也監督のドキュメンタリー特集などをよくやるところで、僕も何度も行っている。素敵な劇場からの上映依頼。ありがたい。

DVD発売はまだ決まっていないので、見れなかった人は当分見れない予定だったが、東京の再映が決まり嬉しい。2月から上映。よろしく。




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