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「朝日のあたる家」各地の公開はいつか? [ロサンゼルスの映画祭]

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 原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」

 「私の住む町ではいつ上映されるんですか?」

 という問い合わせがかなり来ている。

 現在、東京公開を秋以降で準備中。

 4大都市はその後に。

 題材が原発なだけに、全国公開は簡単ではない。

 なので、一番早いのが

 静岡県湖西市の完成披露上映会(6/29・30)

 このチャンスを逃さず見て頂けるとありがたい!

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 (つづく)

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再び、大きな拍手! [ロサンゼルスの映画祭]

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 僕も様々な舞台挨拶を経験してきたが、

 かつてない観客の暖かいまなざし。

 ロサンゼルスでまさか、このような形で作品が受けいられるとは、

 女優の岡本プクさん。

 そして、ガガ子のスピーチも大いに盛り上がり。

 再び大きな拍手。

 僕は主催者から記念の楯を頂いて舞台を降りた。

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 (つづく)

 
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ブルースのおばちゃん。登場! [ロサンゼルスの映画祭]

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僕がスピーチしたあと

「実は出演者が2人。会場に来ています」

というと場内が湧く。

「ミセス・オカモト。ユー・リメンバー・ハー?」

と岡本プクさんが客席から立ち上がると、

「Oh!」

と声があちこちから上がる。

「ブルースのおばちゃんだ!」

という感じの暖かい空気が溢れる。

 プクさん。完成した映画を見るのは、このときが初めて。

 号泣してしまい、涙が止まらないまま舞台へ

 それで余計に大受け!

 そしてガガ子。

 こちらも舞台に上がると、

 大きな暖かい拍手が巻き起こった。

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(つづく)


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暖かいまなざしが場内に溢れる! [ロサンゼルスの映画祭]

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 壇上から見た観客の顔顔顔・・。

 誰もが「素晴らしい映画だった」という満足気な表情。

 まだ、涙を拭く人もいたが、暖かいまなざしが場内に溢れる。

 お礼をいい、こう話す。

 「これは福島で起きた原発事故をベースにした物語。

 エピソードは全て事実に基づいています。

 福島は今も収束していない。

 今も多くの人が苦しんでいる。

 それが原発事故。

 そのことを映画を通じて伝えたかった」


 (つづく)


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上映後に2度も拍手が! [ロサンゼルスの映画祭]

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 物語が終わり、クレジットタイトルが出だしたとたんに

 大きな拍手。

 映画祭では義理の拍手が起こることはある。

 が、それは明らかに違う。

 パラパラではなく、まるで打ち合わせしたかのように、

 一気に拍手が起こり。数十秒間もつづいた。

 通常、エンディングクレジットが出始めると

 アメリカ人観客は席を立ち始めるのだが、

 6分間に及ぶクレジットが流れる間。誰も立とうとせず、

 クレジットが終わるともう一度大きな拍手が起きたのだ。

 そして司会者に呼ばれ僕は壇上へ!

 (つづく)

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「朝日のあたる家」LAで上映中! [ロサンゼルスの映画祭]

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「朝日のあたる家」ロスアンゼルス上映開始。

 客席は半分くらいが埋まった。

 まずは、監督である私がご挨拶。

 久々の英語で、苦戦しながらスピーチ。

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さあ、世界で初めての上映。反応はどうか?

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 オープニングから何度も笑いが起こる。

 微笑ましい家族ドラマを見ている雰囲気。

 それが地震が起こり、原発事故が発覚してから場内の雰囲気は一変。

 ホラー映画を見ているような緊迫感が漂う。

 誰もが画面に釘付け。目を離せないという感じ・・。

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 後半戦に入り、****シーンあたりから、

  涙を拭う観客が出始める。

 それは次第に広がり。

  白人女性も、日系人男性も、日本女性も、

  暗闇の中でハンカチを取り出し、あるいは手で何度も涙を拭う。

 クライマックスになると、もう手で口を押さえる人。

  涙が止まらない人が続出。

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 しかし、明るい希望がある映画が好きなアメリカの人たち。

 どんな印象を持ったのだろうか?

(つづく)

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全てはLAから始まった(下) [ロサンゼルスの映画祭]

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 映画界の友人たちは言う。

 「原発映画はタブーなんだよ! そんなものに出資する企業はないな」

 「原発映画なんて撮ったら、お前、二度と商業映画を撮れなくなるぞ」

 「推進派に消されるぞ。原発にはもの凄い金が絡んでるんだ。気をつけた方がいいぞ」

 そんなこと。あちあこちで言われた。

 しかし、「青い青い空」のとき、過労死しそうになった。

 医者が「よく、死ななかったねえ?」といったほどだ。

 それはたぶん。神様がこう言っているということ。

 「生きて、もう一本映画を作れ!」

 誰も原発映画を作らないなら、僕が作る。

 本当のことを伝えたい!

 徹底した取材を続け。

 いろんなことがあったが、

 それから1年。湖西市の三上市長の応援。

 そして湖西市、浜松市の方々の支援。さらには全国からの応援も頂き、

 映画「朝日のあたる家」を完成させた。

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 その初上映が、2年前に参加した、全ての出発点である

 このジャパン・フィルム・フェスティバル・LAだった。

 これも何かの巡り合わせ。運命的な気がする。

 しかし、アメリカ人観客はハッピーエンドが好きだ。

 サクセス・ストーリーを好む。

 悲しい現実を直視した「朝日のあたる家」を受け入れてくれるだろうか?

 その結果は間もなく出るだろう。

 上映のスタートだ。

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 (つづく)

 
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全てはLAから始まった(中) [ロサンゼルスの映画祭]

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 テレビでは震災報道が続いていた。

 過労で倒れても部屋で寝ていられる僕なんかより、ずっと不幸な人々が何万人もいた。

 原発事故で避難。体育館で生活・・。

 そんな中でくり返された官房長官の言葉。

 「ただちに健康被害はありません」

 何か変。何か隠している。

 原発事故に興味を持った。

 以前から興味はあったが、掘り下げて調べたことはない。

 ベッドから起きられるようになってから、図書館通いを始める。

 そして分かって来たこと。

 大変なことになっている・・・。

 原発事故はテレビや新聞で言われている以上の究極の災害だった。

 広島型原爆168個分のセシウムが放出。

 しかし、多くのマスコミはそれがどういうことなのか?

 その収拾がとんでもないことであること。伝えてはいない。

 チェルノブイリでは事故が多くの子供たちが、病気になり死んでいる。

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 何か、僕にできることはないか? 

 いや、ないだろう。

 無名で、金もなく、権力もなく、何もない僕には何もできない。

 いや、ある。映画を作ろう!

 僕の映画のテーマは「子供たちに伝える大切なこと」

 今こそ、大切なことを伝えねばならない。

 が、どの企業を訪ねても原発事故の映画はできないと言われる。

 原発を批判する作品には出資できない。そう言われた。

 (つづく)

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全てはLAから始まった(上) [ロサンゼルスの映画祭]

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 全てはここLAの映画祭から始まった、

 といっても過言ではない。

 2年前、東北大震災直後に、

 このジャパン・フィルム・フェスティバル・LAに

 「青い青い空」を持って参加。(写真上)

 大絶賛を浴びた。

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 大学時代を過ごしたLA。20年振りに訪れた。

 それも僕自身が監督した映画を上映するために。

 ひとつの長い長い時代が完結したような気がした。

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 しかし、映画会社の力を借りず4年がかりで製作費を集め準備、

 1人で何役もこなして映画を製作したことが祟り。

 過労で倒れ、半年間寝たきりとなった。

 そして、あとに残ったのは莫大な借金・・.

 体も、心も、経済もボロボロになった。

 医者からは何度も言われた。

 「休まないと死ぬよ。過労死するよ!」

 それでも休むことはせず。・・・帰国後に倒れた。

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 過労死は免れたが、半年間に渡る寝たきり生活。

 もう映画監督を続けることは無理だと思えた。

 こんな生活を繰り返すことはできない。
 
 天井を見ながら過ごす日々。

 後悔の連続。

 映画はどこでも大絶賛されたが、心はボロボロ。

 裏切り、失望、騙し、ごまかし、ウソ、隠蔽。中傷、批判。

 そんなことが映画作りには、ついてまわる。

 「死を宣告されたら道連れにするリスト」

 そんなものがあったなら、すぐいっぱいになる。

 もう、本当に疲れ切り、何もかも嫌になっていた・・。

 希望はもう見えない。

 「映画を撮るしか能のないオレだ・・・このまま過労死してもいいか?」

 そんなとき、付けっぱなしのテレビから流れていたのは

 原発報道だ・・。

 戦いの呼び声が聞こえて来た・・.

 (つづく)


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映画祭 in LA のプログラム [ロサンゼルスの映画祭]

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 再び、映画祭のプログラムを開いてみる。

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 2日目。午前10時から

 「朝日のあたる家」上映

 太田監督来場、

 英語と日本語でそう書かれている。

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 そして作品紹介

 (つづく)

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