シナリオ改訂稿を製本! [制作準備2013]
正月に書き上げたシナリオ改訂稿。
数冊だけ自宅でプリントアウト。
製本屋に出した。
関係者にお届けする。
監督業以外の雑務が山ほどある。
秘書がほしいくらい。
でも、この段階はいつも1人。
(つづく)
福島第一原発を空から撮影! [制作準備2013]
昨日、取材で福島へ
未だに近寄れない福島第一原発。
昨年秋に車で行ったが、10キロ圏内から入れない。
そこで今回、空から取材。
ヘリコプターで上空から撮影。
昨年から何日も待機しながら天候不順で飛べなかったが
ついに、晴天。
眼下に福島第一原発を捕らえた。
建家はカバーをかけていたが、間からその無惨な姿が垣間みられた。
そして、周囲何キロにも及ぶ、無人の家。家。家。
未だ帰宅できない家族が数多くいる。
これが原発事故の現実・・・。
空から見ると余計痛感する。
こんなものを建てたばかりに、多くの人が不幸になった・・。
その危険性が日本にあと50カ所もある。
人間の愚かさ。空から見つめるとより強く感じる。
(つづく)
「朝日のあたる家」特報。大好評配信中! [制作準備2013]
先日、配信を開始した
「朝日のあたる家」特報
なかなか、評判がいい。
3バージョン合わせて、330アクセスほど
3日ほどで、この数字は凄い。
でも、映画はやはり万単位でアピールできなければ駄目
その意味ではまだまだこれから
リツイート。拡散。埋め込み等で、ぜひぜひ応援して頂きたい。
より多くの人が、福島を考え、
原発事故の真実を知るきっかけとなってほしい。
(つづく)
監督が7人分の仕事をすれば、低予算でもいい映画ができる?(下) [制作準備2013]
僕が映画を監督するときは、
毎回「遺作!」と思ってやるが
今度こそ、そうなるかもしれない。
昨年の秋から続く映画。それが終わると同時に
今回の「朝日のあたる家」がスタート。
こんなことは初めて。
それなら、しっかりとスタッフを雇ってやればいいのだけど
そうすると、撮影以前に多額の予算が必要となり、現場費が厳しくなる
それを知って、事前に動いてくれるスタッフもいるが
彼等にも生活がある。
それに甘える訳にはいかない。
だから監督である僕が動くことで、何とかせねばならないのだ。
ただ、完成する前に倒れる訳にはいかない!
まだ、製作費も十分ではないので、支援金集めもがんばらねば・・。
(つづく)
監督が7人分の仕事をすれば、低予算でもいい映画ができる?(上) [制作準備2013]
映画というのは
1年前より準備を始めることもあるが
遅くとも3ヶ月前からは準備をスタート。
スタッフが手分けして、仕事する。
が、太田組作品の場合。ギリギリまで僕1人でやる。
何より予算削減のためだ。
人を使えば、その段階から人件費が派生。交通費もかかる。
なので、ギリギリまで僕1人で動く。
当然、何人分もの仕事をせねばならない。
監督、脚本家、プロデュサー、カメラマン、製作部、宣伝部・・・。
だから、大晦日。正月もなし。
そして、この段階ではまだギャラも派生しないので
生活のための仕事もする。
こんなことだから、毎回、映画が完成すると、
過労で倒れて、2ヶ月ほど寝たきりとなる。
前作のときは半年も寝込んだ。
もう若い頃のようにはいかない・・と痛感。
しかも今回は、昨年秋から1本映画を監督
それがまだ終わっていない。
ドキュメンタリー映画だが、1本撮るということは
もの凄い体力と精神力を使い切る。
なので、そろそろ倒れる頃なのだけど
今回はこれから「朝日のあたる家」が始まる・・。
(つづく)
「朝日のあたる家」特報ー改訂版2 配信! [制作準備2013]
最新作の「朝日のあたる家」
これは改訂版2。昨日のと少し違う。
先の「青い青い空」と2本続けて見ると、何か感じるものがある。
(つづく)
公式HP=> http://www.asahinoataruie.jp/
東京は雪! されど仕事は続く [制作準備2013]
朝からパソコン作業
メール、ブログ、ツイッター
「朝日のあたる家」の情報を発信
文章を書き、写真を選び、アップロード。
そして何十通ものメールに返事。
が、どんどん溜まって先週のメールに返信するような状態。
さらに本日は特報の改訂版編集も。
本来はプロデュサーや製作会社のスタッフが担当する仕事だが
まだ誰もいないので、全て僕が対応せねばならない。
それだけで、いつも正午。
あまりに寒いので、外を見ると雪!
寒くても雪が降ると、なぜか嬉しい
東京は初雪
(つづく)
外出中も時間あればパソコン作業 [制作準備2013]
湖西市での一般オーディション・パート1を終え帰京
東京にいない間にストップしていた作業を再開
いつもながら、撮影前に過労で倒れそうだ。
時間がないので、外出しても
喫茶店で、食堂で、待ち時間に作業!
便利になったのか?
体を壊すことになるのか?
(つづく)
「朝日のあたる家」公式HP=> http://www.asahinoataruie.jp/
「朝日のあたる家」特報を編集中! [制作準備2013]
映画には「予告編」と別に
「特報」というのがある
予告編は映画の一部を切り出して、物語や出演者を紹介するものだが
特報はまだ撮影がスタートしていない段階で
映画の製作がスタートすること
どのような映画であるか? を伝えるものだ。
「朝日のあたる家」もその特報を作っている。
完成したらユーチューブで流すので、お楽しみに!
(つづく)
シナリオ改訂稿を読み直す! [制作準備2013]
オーディションは午後からなので、午前中に別の仕事
シナリオ改訂稿を読み直し、さらに直す部分を探す。
シナリオ第1稿は昨年の春に書き
その後、何度か直した。
が、今回は実際にあった事実を書き綴っているので
リライトしても、大きな変更はなく。
小さな部分の直しのみ。
この正月に改訂稿を書いた。
ロケハンした湖西市の風景に合わせて、場所を書き直し。
新たなキャラクターを登場、これまでいたキャラも少し設定を変える
原発事故の部分は事実をベースにしているので変わらないが
それに翻弄される登場人物たちをより深く掘り下げてみた。
関係者に読んでもらったら、なかなか評判がいい。
ブルースのおばちゃんがより悲しい物語を紡ぎだし。
あかねと健二のラブスートリー部分も深くなり、こちらも悲痛。
今回の映画は「青い青い空」とは違い、
さわやかな感動ドラマではない
見終わったとき、悲しみに打ちのめされ、うなだれて映画館を出る。
クリント・イーストウッドの「ミリオン・ダラーズ・ベイビー」や
「ミステック・リバー」のような砂を噛み締めるような後味の作品になりそうだ。
今回の映画は娯楽作品ではない。
見つめたくない日本の現実を見つめる映画
そこから「日本人は何をすべきか? 本当に大切なことは何か?」
を考えるきっかけとなる作品にした。
(つづく)
公式HP=> http://www.asahinoataruie.jp