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ゴーマニズム宣言 脱原発論読む [製作準備PART1]

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 バーガーキングで

 ランチしながら、ゴーマニズム宣言 脱原発論

 読む

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3人分の仕事をフルスピードで! [製作準備PART1]

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もともと、このブログは2つのブログでスタートしている。

 1つが、”青い青い空”監督日記

 もうひとつは”時代は変る”

 その中から”朝日があたる家”に関する記事を集めてひとつにした。
 
 読みやすいように・・と思ったら、膨大な記事があって

 1週間以上もまとめるのに、かかってしまった。

 デジタル時代なのに、ボタンひとつで、ピューーーーーーーと

 いう訳にはいかない。

 記事をひとつ、ひとつコピーして、貼付け

 写真も、いちいち、アップロードして貼付け

 巨大な機械の組み立てのようだった。

 その上、やること山積み。

 企画書書きとか、打ち合わせとか、資料読みとか、

 送られて来るメールに返事。こちらから経過報告の連絡等

 この週末も完全に仕事。またまた、休みなし!

 朝起きてから、寝るまで作業。

 友人からもらったメールに返事をする時間もなく

 少し前に行ったワークショップに来てくれた俳優さんらからも

 メールを戴いているが、返事書く余裕なく

 申し訳ない。

 今回も3人分(5人分のような気も?)の仕事で、

 フルスピードだ・・。


 (つづく)

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原発事故を題材にした映画を作る理由(下) [製作準備PART1]

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 昨年、浜松のシンポジュームに参加したとき、
ゲストできていたある市長さんのスピーチを聞いた。

 ”原発は絶対にやめるべきだ!”

 熱く訴えていて、心に残った。
帰京後に原発事故を調べてみると、
テレビや新聞が伝えない大変な事態が進んでいることが分かって来る。
このままではいけない。何かしなければ・・・。

映画監督としてできること?

 ジャーナリストの上杉隆さんは、
テレビや新聞が伝えない事故の真実を報道。

俳優の山本太郎さんは
反原発デモの先頭に立ち、原発反対を訴えた。

岩井俊二監督は原発問題を語る人々のドキュメンタリー映画を製作・・。 


僕も何かできないだろうか・・

でも、何ができる? 

悩んだ末に気付く。まだ、日本で原発事故を描いた映画がない。
それを作ろう。
そして真実を伝えるだけでなく、
原発事故の悲しみを伝えよう。そう考えた!」

原発事故の恐さを描く映画

 といっても、テレビでよくある再現ドラマのようなものでは伝わらない。
そして「恐さ」と同時に「悲しみ」を描くことが大切。

 そう考えたのが昨年のこと。
原発の勉強を続け、物語を考え、協力者を探し、シナリオを書いた。
プロジェクトとして進行。

ようやく、その第3章をスタートする。

 撮影にたどり着くには、まだまだ難関が待ち構えている。
が、何とかそこまで行かねばならない。

(つづく)

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原発事故を題材にした映画を作る理由(中) [製作準備PART1]

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浜岡原発が一番危険!

今、一番危険と言われているのは、浜岡原発。
建屋の下を活断層が走り、原子炉は福島第一と同じGE社のマーク1。
アメリカでは欠陥品と指摘されたタイプだ。 

もし、ここが事故になれば、東名高速、東海道新幹線が不通になり。
東に風が吹けば東京が全滅。西に吹けば名古屋が全滅するといわれている。
福島以上の惨劇となることは確実だ。

原発事故の恐さを 伝えたい!  

今、一番必要なことは、事実を知ること。
原発事故がとても危険なものであること。
子供たちの命と未来を奪うものであることを、
多くの人に伝えること。

ただ、いくらニュースで報道しても、実感しにくいところがある。
また、テレビ局が原発事故のドラマを作ることは、まだまだ困難。
でも、映画なら可能。
大手原発を推進する会社がスポンサーでなければ、
原発事故の悲劇を描くことができるかもしれない。

映画を通して、原発事故がいかに悲しいことを伝えることができないか?
模索を始めた・・。

(つづく)

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原発事故を題材にした映画を作る理由(上) [製作準備PART1]

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福島第一原発は 歴史的な大惨事

 昨年、3月11日に起こった福島第一原発の事故。
安全でクリーンなエネルギーだと思っていた原子力が、
実は危険極まりないもので、一度事故を起こすと大惨事になることを知った・・。


原発事故の 「怖さ」が伝わっていない?

 しかし、事故の原因はしっかりと究明されていないのに、
政府は「終息宣言」
安全が確認されていない原発を再稼動していこうとしている。

 マスコミもまだまだ、本当のことを伝えていない。
そのため、多くの人たちが「原発事故は終わった」
「福島の事故は大したことはなかった」と思ってしまった・・。

 僕もそんな1人だったが、
ふとしたきっかけで原発事故を勉強すると、
とんでもないことが分かって来た・・。


チェルノブイリでは子供の病気が急増!

 チェルノブイリでは事故から5年後に、
放射能が原因で子供たちの間で癌や白血病。心臓病が劇的に広がった。
何万人も子供が病気で死んで行く。
成長過程の子供は大人の4倍被爆するからだ。

 病気になった子供たちは30歳を前にして死んで行き、
被爆した母親からは多くの奇形児が生まれる・・。


日本でも5年後に 悲劇が始まる!

 福島第一原発から放出されたセシュウムは、
広島型原爆の198個分に当たる。
福島のみならず、近隣の町に放射能が降り注ぎ。
多くの食物が汚染された。

このままでは日本もチェルノブイリ近隣と同じ、
悲劇を体験することになるのではないか?


(つづく)


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原発事故に関心を持ったのは、昨年の今ごろだった。 [製作準備PART1]

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 2012年 8月

 国会事故調査調の報告書を読みながら、思い出した。

 原発事故の勉強を始めたのはいつ頃か?

 たぶん、ちょうど昨年の今頃だった。 

 あるきっかけで、原発問題を徹底して勉強

 いろんなことが分かってきた。驚愕の事実が続即分かる。

 でも、当時、身の回りで原発に興味を持つ人はおらず、皆、以前と同じ日常を送っている。

 友人に話すと、

 新興宗教に嵌ったの?という顔で見られた。

 原発のことを話すと、皆、バリアを貼るような感じがあった。

 つまり、原発事故は大したことなかったのに、なぜ、大げさに騒ぎ立てるのか?

 ”世界の終わりがやって来る!”

 と言っている人たちと、同じ部類だと思われたのだ。

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 しかし、それから1年。

 今では多くの人が原発事故の危険性に気づき

 反対運動にも多くの人が参加している。

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 原発推進と言おうものなら、変人?バカじゃないの?という目で見られるほどだ。

 状況は完全に逆転。

 だが、昨年の今頃はいろんな意味で厳しい時期だった。

 最近、よく聞かれること。

 ”太田監督はなぜ、原発問題に関心を持ったのですか?”

 ”若い女の子たちの青春映画。感動作品を撮る監督なので、

 原発というのが結びつかないんです”

 そう訊かれることがある。

 でも、僕の映画のテーマ。”親子に伝える大切なこと”

 それはまさに原発問題と直結するのだ。

 

 (つづく)

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ファレスを仕事場に?原発映画の準備 [製作準備PART1]

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 この日はファミレスが仕事場

 冷房は効いているし、アイスコーヒーのお代わりは何倍でもOK

 テーブルの広いし

 静かだし

 自宅で作業するより、10倍快適

 その上、電気代節約?

 いつもはiPadを使って作業だが、今回はネットブックも持ち込んだ

 iPadは見るのにはいいが、書類作成とかができないのが弱点

 現在はステップ4に向けての準備中

 詳しくは書けないが、少しずつ前に進んでいる!


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”朝日のあたる家” 用の名刺。原子力発電所の写真を入れる [製作準備PART1]

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 写真はトランプではなく、

 次回作”朝日のあたる家”用の名刺。

 もちろん、お手製。

 自宅のパソコンで作った。

 写真は原発に向かって歩いて行く女性。

 このブログでも何度も使ったもの。

 現段階でのイメージビジュアルである。

 まさに、今回の映画を象徴

 一場面とも言えるものである。

 でも、名刺ができると

 いよいよスタートという感じがする。

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毎週、金曜日の官邸前デモを知らない人たち  [製作準備PART1]

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 原発問題の意識を取材しようと

 若い女性に話を訊いた。

 官邸前デモの写真を見せると

 ”こういうのって、テレビで報道されないですよね?”

 その若い女性はそう言う。が、

 テレビや新聞でさんざん報じたではないですか?

 これは本人の問題ではなく、

 今時の若い女性は、それほどにテレビも新聞も見ないということ。

 こうして、事実を知れば、原発はゼロでも大丈夫!

 危険なだけで何の必要性もないことが分かるのに

 原発ムラの脅迫キャンペーンを、信じてしまっている人

 その数。かなりいるように思える。
 
 原発推進ではない。

 脅迫されて不安になり渋々賛成という人たちなのだ。

 やはり、原発問題の真実を伝えるためにも

 今、準備中の映画”朝日のあたる家”

を作らなくてはならない。

 映画で多くの人に、原発が必要ないこと。

 伝えたい。


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原発がなくなると、経済が落ち込むと信じる人たち? [製作準備PART1]

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テレビを見ていると、

 以前に比べて、原発事故の真実が報道されるようになった。

 原発推進の局でさえ、官邸前デモを報じるようになったのは

 大きな変化だと思える。

 もちろん、推進派の新聞は社説でとんでもないことを主張しているが

 昨年の今頃に比べれば、全体的には大きな進展がある。
 
 しかし、相変わらず野田内閣の支持率が20%も(!)あり

 どんな人が支持をしているのか? 考えていた。

 原発推進派か? とも思ったが、それだけではないだろう。

次回作で、原発事故の悲劇を描く”朝日のあたる家”を監督する者として

 気になって、何人かの友人。カタギの人に取材してみた。

 質問。

 ーーーーーー原発が止まると停電になる。

 YES

ーーーーーー原発が止まると日本の経済が落ち込む

 YES

ーーーーーー原発はどんどん増やした方がいい

 NO

ーーーーーー2030年の原発比率は
      0% 15% 20-25% どれを支持するか?

 15%


 複数の人に訊いてみたら、ほぼ同様の答えが帰って来た。

 つまり、未だに、原発が止まると停電になり

 経済が落ち込む。

 だから、原発は好きではないが、必要悪として存続せねばならない。

 と思っている。

 15%支持というのも、以上の理由で0%にはできない。というもの。

 これらの意見。

 完全に原発ムラの陰謀に嵌っている。

 原発がなくても停電にはならない。電気は足りている。

 当然、経済に影響はない。

 原発ムラは再稼働をして金儲けをしたいだけ。

 そのために

 停電する、景気が落ち込むと嘘の脅しをしているのだ。

 事実、関電は大飯原発を再稼働させたあと

 何基もの火力発電を止めている。電気が余ってしまうから。

 でも、そのことを知らない人が結構多かった。

 さらに、驚いたのは取材した1人が

 官邸前デモを全く、知らなかったことだ・・。

 
(つづく)


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