考えさせられる悲しくつらい物語 [シナリオ感想]
奈良県。主婦の方にシナリオを読んでもらった
その感想。
以下で紹介
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シナリオ、夢中で読みました。
登場人物や、場面を想像しながら。
読んでるうちに、私なりの映像が浮かんできました。
読み終えて、重いテーマで考えさせられる悲しくつらい物語でした。
それにとてもリアルで、驚きました。
私、もうちょっとベールにかかった物語と思ってたので。
でもこれが現実なんだよね。
今までの映画やドラマによくある不治の病に侵される、
涙の物語と違い、原因が原発というところは広島原爆を題材とした
「黒い雨」を思い出しました。
シナリオを読んで、政府や電力会社、それを伝えるマスコミ。
何を信じたらいいのか。
怒りとやるせない気持ちになりました。
本当に原発の事よく勉強しなきゃ書けない物語。
日本の国に原発なんて、必要ないことみんな感じるよね。
主人公である平田家の家族はどこにでもいる、ごく普通の四人家族。
私の中でお父さんは、俳優N。
お母さんはY、あかねはSをイメージして読みました。
一家のアイドル、元気で明るい女の子。
その元気で無邪気な舞ゆえに、******いく難しい役。
誰がいいか思いうかばなかった。
光太郎伯父さんが仮設住宅で、寝たきりになった舞に言う台詞、
泣けました・・。
犬のブルースの登場も、福島で問題になったペットの事あるから、
効果的。重要な存在。
(うちにもわんこいるので、動物には弱いです)
ラスト、一家四人が故郷で、車の中から見てまわるシーン、
イメージ浮かんできて、凄く良かった。
涙が溢れました。
見終わった人は今の日本の原発の怖さ、
命の大切さ、
家族や故郷の存在、
改めて見直す映画になると思います。
いつもながら感想になってないなぁ。
一般人の思ったこと。
でした。
本当にこのシナリオが映像になることは楽しみです。
情景が心を揺さぶり涙がこぼれるシナリオ。 [シナリオ感想]
何かをやらねばならないこと。考えさせる映画 [シナリオ感想]
アメリカに住む日本人の友人が
次回作のシナリオを読んでくれた
感想をご紹介する。
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少し遅くなりましたが、2回ほどシナリオを読みました。
シナリオを読むのは初めてだったのですが、
太田監督のシナリオはとても読みやすく、読んでいて、
風景などが目の前に広がってきました。
人は平和な日々が幸せだったと、それを失ってから気がつくものですね。
地震の前の平田家(主人公の家族)の様子と、最後の舞、あかねの姿から、
それがひしひしと伝わってきます。
映像を見ていないのに、心が熱くなって、
そして、何かやらなければいけない
という気持ちになったのが正直な感想です。
映画を見た後に自分たちのいる状況、
自分たちがやらなければいけないことを
考えさせられる映画だと思いました。
反原発運動を行なっている団体と、協力をしてプロモーションを行ったり、
この映画の制作、上映を、その中心にしていける気がしました。
また、現在の日本の状況を映像で伝えることで、
より親身に感じることができる。
まさに太田監督、映画でしかできない伝え方だと思います。
日本での制作、なかなか難しいとおもいますが、
日本、アメリカ共に協力ができることがありましたら、
微々たる力ですが、協力をさせていただきたいので、
是非遠慮なくご連絡ください。
原発事故はあまりにも悲しすぎます。 [シナリオ感想]
"青い青い空”ブログでは何度も登場。読者の方々にも有名な
和歌山の小玉虫シスターズ
(ブログ読書に有名なだけでなく、なぜか、出演者やスタッフも
知っている!恐るべき小玉虫シスターズ! 真子やミチルも認知している?)
地元で撮影された”ストロベリーフィールズ”の大ファンで
”青い青い空”も冬休みに、浜松まで見て来てくれた。
そのお父さんにシナリオを送り、読んでもらった。
というのは、東京では毎週、官邸前で反原発デモが行われているが
遠くへ行くに連れて、原発問題への関心が薄れて行くからだ。
果たして和歌山で読むとどうか?
そう思い。小玉虫パパにシナリオを読んでもらった。
もしかすると、全く感じることがないかもしれない?
幸いそういうことはなく、先日、感想を掲載させてもらった。
すると、小玉虫たちも読んだとメールをもらう。
”ストロベリーフィールズ”を見てくれたときは、2人とも小学生だったが
今は中学生と高校生か?
そんな子たちの感想とはいかなるものか?
ご紹介したい。
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小玉虫シスターズです。
お父さんから新しい映画の台本を渡されて読ませてもらいました。
最初に思ったのは大人じゃない私たちにも理解しやすい内容でした。
家族構成は両親と二人姉妹。ウチと同じです。
同じ話を繰り返しすりお父さん。
それにツッコミ入れる舞ちゃんとか、本当にウチと似ていますo(^o^)o
そして海に向かって陣取る怪物の事故。
これよりあかねと舞の家族に訪れる不幸。
いえ、不幸という二文字では足りないかもしれませんね。
原発事故はあまりにも悲しすぎます。
でも今、日本で現実に起こっているんですね。
あかねちゃんと舞ちゃんは、どことなく私たちに似てる感じがするし、
他人事だと思えなくなりました。
ラストのあかねちゃんと舞ちゃんの言葉、
生まれ育った街を離れるときの言葉には、なんとも言えない悲しみに襲われました。
私たちは、この台本を絶対に映画にしてほしいと思います。
そして日本中どこででも、どの場所ででも、同じ空気を吸えて、
同じ青い青い空が見られる環境が整ってほしいと思います。
バラバラだった家族が原発事故を機に心がひとつになる、 [シナリオ感想]
原発事故の悲劇を描いた次回作
そのシナリオを友人に読んでもらった。
今回は業界で仕事をする方
通常、業界の友人には読んでもらわないのだが
(業界の人にはシナリオが読めない人がとても多いので!)
この友人は鋭く、一度事前にシナリオを読んでほしいと
思っていた。以下でご紹介する。
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一読して力と熱のこもった作品と感じました。
監督の真摯な姿勢と志に頭がさがります。
原発に関する知識の描き方も平易で
様々な年齢層の人が理解できる内容だと思います。
平穏な日常から、どのように原発問題にインしていくのか、
興味深く読み進めました。
姉妹の性格の違いや光太郎おじさんのキャラの面白さなどにも
工夫を感じました。
ラストシーンも映像で見たいと思わせる迫力で、
胸にずっしりくるものがありました。
バラバラだった家族が原発事故を機に心がひとつになる、
だけど結局みんなが揃うことはそれきりなかった、
という描き方も心に迫ります。
以上、思いつくままとりとめもなく長く書きました。
ここまでのご苦労、ほんとうに、大変なものがあったと推察します。
読ませてくださり、ありがとうございました。
必ず作品化が実現しますよう、願っています。
台本を読むだけで涙が止まらない [シナリオ感想]
原発事故を題材とした次回作
シナリオを友人に読んでもらった。
その感想を紹介する。
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台本読むだけで涙が止まりません。
すみません。感想文、支離滅裂かもしれませんが
台本を読んで思ったことは
子供たちの30年後の未来を守るのは
今の大人たちなんだなぁ!ってことです。
ストーリー序盤ではメディアは『大丈夫』を繰り返します。
やがて『ボロ』が出てきて避難命令が出て、
その範囲も拡大されていきます。
お父さんは最後の最後までメディアを信じようとします。
日本国民の大半がこの『お父さん的考え』なのでしょう。
僕も台本読むまでは全く同じでした。
『日本では放射能で死んだ人はいない』と言った人がいますが、
今のままではこれから先、危険度が増すのでは?
放射能は目に見えない悪魔。
台本での『舞の鼻血』が伝えてくれます。
ごく普通の一般家庭に突然訪れる不幸。
今回の太田監督作品は映画といいながら
ドキュメントなのかもしれません。
ラストであかねと舞が『*****』と言います。
『*******』ではなく『*****』と言います。
それは未来へ期待を込めた『*****』なのでしょう。
原発がなければ言う必要がなかった『*****』なのに。
でもこれは台本の中だけでなく
実際に日本で起きている現実なのでしょう。
この映画が上映されて、現実世界でのあかねや舞が
出ないようになってほしいです。
「本当に大切なことに気づく映画」 [シナリオ感想]
(浜松市 女子大生)
『朝日のあたる家』のシナリオは、
珈琲香炉さんでへ伺って読ませていただきました。
病気、事故、災害、そして原発・・・
普通の日常が一瞬にして奪われてしまう可能性はどこにでもあります。
私は最近、それらを題材とした作品にたくさん出会いました。
重くのしかかるからこそ、『今』を見つめ直せる。
本当に大切なものや、そばにいる人の存在に気づき、
今やらなければならないことが見えてくる。
『朝日のあたる家』のシナリオを呼んだあと、
力強く湧き上がるような気持ちが胸に残りました。
家族愛、震災が残す傷跡、市民俳優さんの思い [シナリオ感想]
「朝日のあたる家」市民俳優の方からコメント欄に書き込みを頂いた。
若い女の子。とても素敵な文章の上、
映画「朝日のあたる家」のテーマを見事に理解してくれていて嬉しいもの。
こちらでも紹介させて頂く。
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昨日家に帰って早速、台本を読ませていただきました。何度か涙が流れました。家族愛、震災が残す傷跡、政府での対応など、いくつか東北でのことと交えて深く考えさせられました。
政府にも政府としての立場があり、政府に助けられる企業としての立場もある中、それらの対応に疑問をもつ被災者・国民がいる。しかし、正確な情報を知らされない中、高い数値の場所で安全だと言われ生活し、のちのち「ここは放射線の数値が高い地域です。避難をしてください。」と言われて、被災者の方々の反感を買ったりするのは当然のことだと思う。
だからといって、全ての情報を知らせることはやはり立場上難しいし、それはそれで、混乱を招くと思う。だからせめて、嘘の情報だけは伝えて欲しくない。そして、大まかな出来事・問題を伝えて欲しいと思った。細かなことは、落ち着いてきたら少しずつ、公開していってもらいたい。
正確な情報で的確に、大まかな流れを伝えてくれれば、助かる命も増えると思うし多少反感も減ると思う。静岡でも近い将来地震が来ると言われているなか、もしまた福島みたいに原発で事故が起きた時には、チェルノブイリや福島での惨劇を繰り返してもらいたくない。一人でも多く、放射線が原因で死んでいく人を減らして欲しい。そのようなことがこの映画を通して伝わって欲しいと思いました。
また、私自身あかねのように、早く大人になってこの家を出て都会に住みたいと思っています。いろいろと不便だし、都会の方がきらびやかで楽しそうだと思うからです。しかし、台本を読んで私は、もう少し、周りをよく見て生活してみようかなと思いました。
普段あまり気にしないで通ってる通学路も、周りをよく見てみると、リスがいたり綺麗な草木・花が咲いていたりと、自然が豊かで都会にはない美しさがあると思いました。このような場所で生活できている私は、これはこれで、幸せなのかもしれないと思えてきました。
このようなことを考えることができたのはすべて、この作品と出会えて、関わる機会をいただけたからだと思います。本当にありがとうございます。私は、セリフのない役ですが、できる限りのことを尽くしていきたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。
「どんな役でもやらして欲しい!」若手俳優の声 [シナリオ感想]
「この映画に出たいです!」
と前々からいってくれていた若い役者さんがいる。
で、シナリオを読んでもらったら、感想文をくれた。
なかなか、思いが籠っているので紹介する。
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「朝日のあたる家」脚本読ませて頂きました。
力強くて、監督の覚悟を感じました。
政府やマスコミの報道では伝わらない真実を伝えようとされてると。
読みながら、ドキュメンタリーを映像で観ているような感覚にもなりました。
ここには家族の物語があるけれど、これは作り物ではない。
それと同時に、ドキュメンタリーではなくて
映画で伝えることの力をすごく感じます。
脚本に真実があって、それを我々俳優が生きることで伝えられるもの。
どんな映画にもあるものだと思いますが、
この映画はそれがものすごく強いものになると感じました。
平田家の葛藤、出した答え。
岡本のおばちゃん。
光太郎の思い。父、俊夫の思い。
今も実際に避難生活を余儀なくされている人たち。
新しい土地に移って生活をされている人たち。
それぞれに出した答えや選んだ道があって正解はないのかも知れません。
唯一つの正解があるとすれば、
それは家族の命や生活、人生が原発や、
何か大きな別のものに奪われてはいけないということ。
そう感じました。
平田家が最後に街を去っていく。***は30歳までは生きられない。
結末が原発のリアルを訴えていてたまりませんでした。
会館での政府役人と主婦たちのやりとりのシーン、
女性の強さを感じました。
本当に強いのは、男ではなく女性だと。母だと。
男は戦争を始めるけど女性は子供を守る。
避難所で舞と子供たちが外で遊んでしまうシーンが、
いたたまれなくてつらくて・・・・
このシーンを映画館で観たとしたら、つらくて席でもだえてしまうと思います。
でも、これも真実なのだなと。
正しい情報が伝えられなかったために
被爆しなくてすんだはずの人たちが、子供たちが被爆した。
どんな役でもやらして欲しいと、監督に手紙で伝えました。
今でもその気持ちは変わりません。
この映画に関われるのなら、どんな役でも精一杯やらせて頂きます。
ただもう一方で本を読んで素直に、強烈に僕の中に浮かんだのは、
光太郎役をやりたいという気持ちでした。
役者としての自分のエゴかも知れませんが、
このストレートな脚本を読んだ時、
自分の素直な思いを監督に包み隠さずぶつけようと思いました。
長々とまとまりのない文章をすいません。
かっこつけずに正直にと思った結果
このような稚拙なものになりました。お許し下さい。