お休み中です。 [2022]
現在、facebook、YouTube、ブログはお休みしている。
この春から体調不良が最悪。集中力低下で、とても文章が書けない。血管をヘドロが回っているのではないか?と思える状態で仕事。血圧がずっと危険値。数週間、寝たきりで自宅入院状態だった。
というのも、昨年暮れにスタートした新作に全力投球。ほぼ完成まで行き、また過労状態でダウン。いつものように医者から「本当に過労死するよ!休みなさい!」と言われた。
そんな疲労困憊の時、毎日のようにFacebookで「プーチンは悪魔だ!」「ゼレンスキー応援したい!」「お前は分かってない!」と書き込んで来る「友達」。精神的にも疲労困憊時に、もう嫌がらせでしかない。友達から外した。
その昨年暮れからスタートした新作映画。今回もドキュメンタリーだが、近々、正式発表。題材もタイトルも未だにナイショ。Xデイまでは公表できない。映画プロジェクトは深く静かに潜航して、潜水艦のように、一気に浮上し行動を開始するもの。
そんな発表はもうすぐ。ようやくこれで海面に出られそうだ。それまでもう少し休養。すでに60代。戦えるのはあと10年か15年。監督業を始めて17年。もうすでに後半戦だ。命尽きるまでの戦いはもう少し続く。お見舞い。激励。「病院は行きました?」「薬は飲んでますか?」等の質問はご勘弁。
戦争が終わって16年後。僕は生まれた。わずか16年であること今更気づく。戦争は遠い昔のことではない。 [再掲載]
戦争が終わって16年後。僕は生まれた。わずか16年であること今更気づいた。
「この世界の片隅に」を観ながら考えた。太平洋戦争が始まったのが1941年。昭和16年。終戦というか敗戦が1945年。昭和20年。そのことは前から知っている。計算してみた。僕が生まれたのは1961年。昭和36年。つまり、戦争が終わってから16年しか経っていない。昔は16年といえば長い長い年月だったが、30歳過ぎた頃からは5年10年があっという間。
昨年夏、オウム真理教の地下鉄サリン事件の本を読んだのだけど、Facebookに書くと「子供の頃なので、よく覚えていないですけど、確かにあの頃.....」とのコメントが入った。そうか、サリン事件はそんな昔? 忘れもしない1995年だ。計算すると今から25年前!敗戦は僕が生まれる16年前。サリン事件は25年前?
つまり、今の時点から、振り返ってみると、戦争が終わって僕が生まれるまでの時間より、サリン事件があってから今までの年月の方が長いということだ!それは阪神大震災にも言える。サリン事件と同じ1995年。その3ヶ月後に神戸の街を訪ねた。まだ、廃墟のビルが残っており、水を配るポンプ車が回っていた。まるで戦争の後のようだったこと。鮮明に覚えている。
それも25年前。つまり、僕がサリン事件や阪神大震災をしっかりと覚えているように、僕が生まれた当時の大人たちは、それよりも短い16年前の戦争を覚えていないはずがない。そして、自身の記憶を手繰れば5歳頃。幼稚園に入った頃の記憶はある。その頃でさえ敗戦から21年。まだ震災よりも時間が経っていない。
当時に見た風景こそが戦争で焼け野原となったところから復興しつつあった日本の姿。まだ、傷痍軍人はいて、商店街で手や足のない人が白い服を着てアコディオンを演奏していた。子供心に怖かった印象があるが、彼らこそ戦争で傷つき帰国した兵士たちだったのだ。しかし、僕はその人たちが太平洋戦争で傷つたことを想像できていなかった。今の若い人が「オウム事件当時は子供だったので」というのと同じ。
敗戦からわずか16年....戦争は遠い遠い昔だと思えていたが、わずか16年なのだ。子供の頃、出会った大人の女性たちこそが「この世界の」すずさんだ。そう、僕らはすずさんに会っている。話している。言葉を交わしている。でも、戦争の話はほとんど聞いていない。
それをリアルに伝えるのが映画でありドラマなのだろう。歴史を知らない子供たちは、戦争を実感できない。そして永遠に戦争を放棄と誓ったこの国が、わずか70年ほどで戦争のできる国に戻ってしまった。狂った指導者はいつまた戦争を始めるか?分からない。それを止めるのはデモや選挙だけではない。「この世界の」のような作品を作り続けること。大事なのだと自らに問いかけた。
ワクチン。説明書も読まずに打つおばさん。それが典型的な日本人なのか? [再掲載]
ワクチン。説明書も読まずに打つおばさん。それが典型的な日本人なのか?
少し前になるが実家近くに住む、おばさんに会った。かなり昔から知っている。昨年、会ったとき「ワクチンは危険ですよ」と話した。「へーーそうなの〜気をつけるね〜」と言った。今年会ったとき「ワクチン。打ちましたか?」と聞かれた。
「打ちませんよー」
というと「打たない派なんですね〜」という。「説明書読んだら誰だって打とうと思いませんよ」と先に書いた記事の内容を伝えた。が、おばあさんはキョトンとしている。説明書も読まずに枠てんを打ったようだ。
説明してもピント来ないようで、バカらしくなり別の話をした。今はオリンピックを楽しみにしているという。噂が本当なら2年後、5年後、もうおばさんと会えないのだろう。それより、説明書も読まずに枠てん打つ感覚が分からない。
でも、そんな人ばかり。情報がデマであることを願うばかり。僕も信じている訳ではないが、注意は必要。何よりあの説明書だ。多くのは人は567は怖がるのにワクチンは恐れない。自分の命や人生のこと。もう少し考えて欲しい。でも、それが日本人なのか? 悲しすぎる。
ワクチンのお知らせ通知。説明書=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2021-07-18