原発事故直後。爆発のあと。今と似ている? [2022]
原発事故直後。爆発のあと。今と似ている?
マスコミは「放射能は漏れていない」と報道。「いや、漏れている!」というと「デマ野郎!」「不安を煽るな!」「福島の人の気持ちを考えろ!」というコメントが来た。「原発反対!」というと「プロ市民」「黒く汚い奴ら」と蔑まれた。が、放射能は漏れるどころか各地に飛び散り、降り注いでおり、今は日本人の半数以上が原発反対だ。
今、マスコミは「ロシアがウクライナに侵攻。民間アパートを攻撃」と報道。「本当に露が攻撃したのか?」と疑問を持つと「プーチン支持か!」「戦争賛成か!」というコメントが来る。「ネオナチ問題はどうなのか?」と考えると「陰謀論者!」「ウクライナの犠牲者の気持ちを考えたことあるのか!」と批判される。さて1年後。そんな彼らは何と言っているのだろう?そして真相はどうなのか?
「鬼滅の刃」で考えるウクライナ=もし、プーチンが鬼だとして、 [ウクライナ]
「鬼滅の刃」で考えるウクライナ=もし、プーチンが鬼だとしても、
必ず鬼になった悲しい理由があるはず。「鬼滅」を見て育った子供たちならそれを考える。もし、ウクライナの大統領が鬼だとすると、彼を鬼にした鬼舞辻無惨の存在がきっといる。なぜ、彼は鬼になったのか?なぜ、鬼にされたのか?を考える。
「鬼滅」はただ戦い、悪を滅ぼすだけの話ではない。悪と呼ばれる存在にも理由があり、悲しみがある。それを理解しようとする物語。そんなアニメがなかった時代。「仮面ライダー」全盛期。勧善懲悪。シンプルな物語。悪の秘密結社と罪なき市民の物語。
そこで育った大人は「プーチンは悪」「ウクライナに平和を」という発想に落ち入っていないか?同じ価値観で今を見てはいないか?でなければロシアのことを何も知らないのに「プーチンは悪魔!」なんて安易に言わない。ウクライナの首都がどこで、何語で生活しているかを知らないのに、可哀想な被害者と考える。そしてロシアが悪の組織ショッカーと決めつける。
「ショッカーを倒せば平和が来る。これは正義のための戦いだ!」そんな単純発想になる。子供時代の経験から来てはいないか? その意味でお父さんにも「鬼滅」を今更ながらでも見てほしい。