戦争反対!と叫ぶだけで戦争は止まらない。では、何が必要か? [ウクライナ]
戦争反対!と叫ぶだけで戦争は止まらない。では、何が必要か?
平和学習をするグループがあり、参加させてもらったことがある。皆、戦争を止め、平和を守ることを願う真面目な人たちだ。彼らはいう。
「戦争はいけない!!!」
だから過去の戦争被害を学ぶ。ただ「なぜ、戦争が起こったか?」には誰も触れない。誰が起こしたか? 誰が徳をしたのか? 誰が仕組んだのか?という話もしない。
だが「戦争はいけない」「戦争は反対」「戦争はやめろ」と力強く主張。何か大切なものを見過ごし、熱くなっている人が多い。戦争を止めたいなら「反対!」と叫ぶだけでなく、その原因となることを知り、それを阻止、修正、防ぐことが大事のはず。だが、その会ではそんな話はされなかった。
そのグループに関わらず、ひたすら「戦争反対!」と唱えるばかりの人が多い。「戦争は無くならない。人間の本能だ」という人もいるが、何も理由なしに戦争は始まらない。原因を究明せずし、理由や状況を把握、両方の国の主張や事情を吟味し理解。それでこそ戦争を止める方法が見つかる。
「戦争反対」と叫ぶのなら、まずその辺を考えることから始めるべきではないか? 過去の戦争。始まった経緯を見れば、すぐに答えば出るのだから。