スニーカーの修理。 [原発問題]
1年前に買ったスニーカー。穴が空いた。よく歩く方なのだが、この1年はさほど出ないはず。なのに、穴。かかとの部分。いつもかかとがすり減る。今回はエアマックスなので、穴から空気が出てしまい、歩きにくい。全体はまだまだ新しいのに、かかとの穴だけで捨てるのは忍び難い。
大学時代にスニーカーのすり減った部分を埋めるボンドみたいので修理した記憶がある。1980年代のことだが、今もあるのか? 使い捨ての時代にそんなもので直す人も少ないと思える。ホームセンタたーで探すと意外にあった。それを使ってかかと修理。白い歯磨き粉((?)のようなドロドロを塗り付け24時間で固まる。大学以来、36年ぶりの作業。これで履ければノープロブレム。
しかし、1年で穴が開くのは物凄く歩いた時期があったのか? スニーカーの強度に問題あるのか?
沖縄でロケハンしたときに買った思い出の一品。大切にしたい。
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添加物いっぱいのホットドッグ?? [食品問題]
添加物いっぱいのホットドッグ??
少し前。ソーセージに大量の防腐剤が入っていることを知ってから、しばらく無添加のものを食べていた。少々高くつくので、継続は諦めたが、それ以降、ソーセージを食べると違和感を持つ。添加物の味なのか?これまでに感じなかったものを感じてしまう。
モスバーガーのホットドッグも好きだったのだが、この間食べたら、同じような違和感があった。ケチャップで誤魔化されているが、何か肉ではない味がある。マックはその辺、有名で、1年経ってもカビが生えないと聞くが、モスも決して無添加ではなく、あれこれ入っている。
だが、調べてみると近所のスーパーで売られているハム、ソーセージ、ベーコン、全部添加物入り。無添加なんて売っていない。無添加を通販で買うと高い。日本人は添加物を食べ続けているのだ。なぜ、添加物を入れるか? 販売期間が長くなるからだ。賞味期限が過ぎて破棄するまでが長くなる。企業が儲かる。そういうこと。
企業が儲けるために、消費者が添加物を食べる。微量だからすぐに異常は出ない。だが、長年食べ続けるとどうなるのか? これはもう放射能と同じだ。養鶏場や養豚場でも餌には添加物が入っていると聞く。病気にならないように薬も入っている。そんな薬漬けの鳥や豚を僕らは食べている。全ては企業の利益を上げるために、我々は体を蝕むものを食べているのだ。
原発事故の悲しみを描いた映画「朝日のあたる家」スチール⑤娘の体調が悪くなる場面。 [原発問題]
原発事故の悲しみを描いた映画「朝日のあたる家」(2013年)
スチール⑤娘の体調が悪くなる場面。
山本太郎、いしだ壱成、出演。太田隆文監督作品。
宅配ゲオでDVDレンタル中。販売はamazon、楽天で。
公式hp=> http://asahinoataruie.jp
予告編= https://youtu.be/f-8nbq4fhhQ
静岡市の映画館が「朝日のあたる家」上映拒否、その理由に落胆した... 2013 [再掲載]
(2014年の記事より)
本当に残念でならない。
”朝日のあたる家”は静岡県を舞台にした映画。なのに、その地元静岡県の静岡市の映画館で上映拒否という回答が出された。だが、いろいろと疑問が残る。
半年以上も前から依頼していたのに、結論を出すのに、なぜこんなに時間がかかったのか?
同じ静岡県の沼津市では記録的な大ヒット。
正月を超えてのロングランとなっている。映画館としては喉から手が出るほどほしいヒット作なのに、なぜ上映してもらえないのか?
さらに、静岡市周辺からも上映リクエストが多数劇場に届いている。映画を応援したいという団体もたくさん名乗り出ている。映画興行が難しい時代に、これほど恵まれた状況はないのに、なぜ拒否なのか?
そして不思議なのは映画館側の説明。
「上映はしないが、反原発団体等が劇場をレンタルして上映してくれるのは構わない」ーー意味が分からない。なぜ、すぐには上映拒否をせず、半年も経ってから回答。大ヒット確実なのに上映しないのか? そして劇場レンタルならなぜ、OKなのか?
それぞれのピースを繋げれば答えはすぐに出る。
まず、答えが半年も掛かった理由。
当初から”朝日”は話題作だった。山本太郎さんが参議院に当選。上映拒否問題が新聞や雑誌でも記事なり。ネットでも、逆炎上状態が何日も続いた。”朝日を映画館で上映しよう”という声がもの凄いことになった。その事件で「だったらうちで上映します!」という心ある映画館が次々に現れた。
が、静岡市の映画館。
躊躇したのだろう。話題にはなっている。映画がヒットする可能性は高い。儲かるだろう。でも、物語は静岡が舞台。そこで架空の原発事故。そんなものを上映して「何か言われないだろうか?」と心配したと思える。
というのも、静岡県には世界で最も危険と言われる浜岡原発が存在する。映画で事故を起こすのは架空の原発だが、静岡が舞台ということで、その原発をイメージする人がいるかも(?)しれない。
その関係者からクレームが来るのではないか?
と劇場側は考えたのだろう。ただ、「そんな映画を上映しないでくれ!」なんてことを直接言って来る訳はない。上映したからといって電気を止められるということもあり得ない。「でも、何か言われたら、何かあったら怖い」劇場側はそう考えたはずだ。
しかし、すぐには上映拒否をしなかった。なぜか? ”朝日”は各地で大ヒットしたからだ。当初、上映映画館はゼロだったのに、全国で25館まで広がった。北海道から九州まで。各地でヒット。
上映すれば儲かる!!
特に地元が舞台となれば、余計に関心が高まるだろう。劇場側は”多額の収入”と”もし何かあったら”という不安の間で揺れており、返事をためらったと思われる。
そうしたら、先に同じ静岡県沼津市の映画館が手を上げた。予定上映期間を越える記録的大ヒット。正月を超えてのロングランとなった。テレビで大宣伝する有名作品を押さえて、年内最高の興行収入を上げた。
にも関わらず、静岡市の映画館は結果的に上映拒否を選んだ。そして、その直前に浜岡原発の再稼働申請が行われている。とにかく、大きな収益を上げることよりも、「関係者から何か言われるかも?何かされないだろうか?」という不安を拭うことができなかったようだ。
電力会社は巨大な力がある。
恩恵を受ける会社も多い。そんなところから「お前の映画館は何て映画を上映してんだ?」そんな批判を浴びることを怖れたのだろう。だが、収入はほしい。多くの客が映画館に来てほしい。
だから、「反原発団体に映画館を貸して”朝日”を上映するのは構わない」と言ったのである。自分たちが上映するのではない。団体に映画館を貸すだけ。もし、批判を受けてもそう逃げることができる。金はほしいが、揉めたくない。それが劇場側の本音なのだ。
何度も書くが”朝日のあたる家”は原発事故を通して家族の絆を見つめる物語。福島の人たちの悲しみを一緒に考えようという作品である。誰かに遠慮することはないはずだ。
だが、この映画館に関わらず同じ発想の人は多い。とにかく原発のこととは関わりたくない。避けて通りたい。誰が何をするという訳ではないのに、何か言われたら、もし批判されたら嫌だ。だから、関わらないようにする。
疑心暗鬼で自粛。そんな考え方が日本を原発天国にした。そして福島であれだけの惨劇が起こっても、まだ避けて通ろうとする人が多い。静岡市の映画館はそれを象徴している。
続きはこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2014-08-23-5
大手映画チェーンといくつかの独立系映画館から上映拒否を受けたが、全国23館の心ある独立系映画館が次々に手を上げてくれて公開。大ヒット。その後、世界6カ国で上映。ロスアンゼルスの映画祭では優秀賞受賞。
日本各地で自主上映が2年ほど続いた。が、テレビでは未だに放映されていない。現在は宅配ゲオでDVDレンタル中。販売はamazon、楽天で。
「朝日のあたる家」映画館公開時の思い出ー藤波心さんと京都で舞台挨拶!2013年 [再掲載]
「朝日のあたる家」大阪公開初日の想い出!2013年 [再掲載]
「朝日のあたる家」大阪公開初日 2013年夏
十三のビジネスホテルで朝食
上映は午前11時からなのに
9時には一番乗りの観客
和歌山県田辺市からのみなさん。
次々に観客が到着
列ができる
午前10時半に開場。
初日は1日4回上映
その全ての回で、監督舞台挨拶
各回。大入り!
映画の後半戦。場内は号泣。
上映終了後には何度か拍手まで起こる。
「朝日のあたる家」がシネコン公開されていた頃 [原発問題]
2013年。大手映画館チェーンには上映拒否されたが、一部のシネコン。独立系映画館。全国23館
で公開。5ヶ月を超えるロングランになり、大ヒットした。
「朝日のあたる家」完成披露上映会レポート(2)ー2013年ー [再掲載]
「朝日のあたる家」湖西市披露上映会/その2
BY 映画評論家 永田よりのり
午後1時の上映に入りきれないほどの観客が集まったために、急遽2回目の上映が決められた後、当初から予定されていた午後7時の回のために会場前から湖西市民会館の周囲に並んだ人たちの数は、僕がざっと数えただけで約350人ほど。
満席になった夜7時の上映前にも舞台挨拶が行われた。
登壇したのは太田隆文監督、出演者の並樹史朗、平沢いずみ、橋本わかな、そしてこの舞台挨拶だけのために来場した山本太郎の5人。
監督の思いは「このパンフレットの中に書いてあるので、役者の方たちに話を聞いてください」と、マイクを俳優陣に渡す。
それぞれに思いを語っていく中、山本太郎は時に笑いを、時に真摯に、その思いを語った。
山本太郎は2011年の3月11日以降の福島原発事故を受け、原発再稼働の反対を唱えたこことで、一時芸能界からその露出を消した。いわゆる原子力発電所の広告費を受けている媒体などから〃干された〃のだ。
それでも彼は映画で描かれたような世界を作ってはいけない、と運動を続けている。
その思いも語りながら、市民の寄付で映画が出来上がり、観客に届けられることを感謝した。
もしかしたら、この日一番の拍手が起きたかもしれない。
上映開始後、山本太郎はスタッフの車に送られて帰路に着いた。出来ればこの映画を作ったスタッフたちともっと同じ時間を共有していたかったに違いない。
上映終了は午後9時半過ぎ。それから会場の片付けをスタッフが行う。僕も少しだけ片付けを手伝い、夜10時過ぎから撮影の宿泊所にもなった望洋荘での懇親会に参加した。
監督、出演者が挨拶を行い、スタッフが用意したくすだまを割る時には、並樹木史朗が万歳三唱をして盛り上がった。
僕が今日は泊まらないで帰ると言うと、スタッフらは「部屋空いてるんだから雑魚寝でも泊まっていけばいいのに」と残念がってくれたのが嬉しかった。
原稿を書いたパンフレットの本人たちのインタビューページに、並木史朗、橋本わかな、平沢いずみらにサインをしていただき、色々な話をしながら時間を過ごした。
夜も更けて三々五々、スタッフたちがその場所を離れていく。
きっと呑み続けていればいつまでも呑んでいられる。
しかし、翌日も上映会はあるのだ。
今日でイヴェントが全て終わったわけではない。
聞けば前日から徹夜で参加しているスタッフもいる。
名残惜しく、去り難い気持ちを抱えながら、皆が翌日へ思いを馳せる。
日曜日になった頃、僕はボランティアスタッフのみなさんにいただいたおみやげを抱えて(皆が僕のブログも読んでくれていて、歓迎してくれるのが何よりも有り難かった。勢いで8月か9月に浜松で我がバンド・サウナズのライヴも決まってしまったのだった)担当編集者と、配給宣伝員を乗せて車を出発させた。
自宅に着いたのは日曜日の朝6時頃。
往復で約700キロの走破だった。
その後、日曜日の上映会も合わせて「朝日のあたる家」を観に集まった人たちは3000人を超えたことが判明した。
6月29、30日の披露上映会は大成功だったと言っていいだろう。
まずひとつの区切りがついたような気がする。
しかしながら、この映画を湖西市だけの上映で終わらせてはいけない、と僕は思う。
今後東京都内や、他の地方でも上映できるような態勢作りが急がれるだろう。
そして、この映画を観たならば、何かがその人の中に残るはずなのだ。
それが少しづつ何かを変えて、動かしていくようになれば、と僕は願う。
次にこの映画のことを書けるのはいつだろうか。
出来れば早い時期にまた、何かを書くことになれば、それは「朝日のあたる家」が次の動きを見せているということだ。
その日が早くあることを願っている。