SSブログ

原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」製作時のこと。思い出した。 [トランプ問題]

129491488_4722655544475379_4197972241441279559_n.jpg

原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」製作時のこと。思い出した。

311以前。日本では原発事故どころか、原発を題材にした映画はほぼなかった。「原子力戦争」という映画はあった。が、原作を書いた田原総一郎、そのために務めていたテレビ局をクビになった。「原発映画を監督したら、二度と商業映画は撮れない」とも言われた。福島の原発事故を映画にしようという動きは全くなかった。

当時、僕は4年かけた監督作が公開され、過労でダウン。自宅入院状態。原発事故報道を1日中テレビで見ていた。「大変なことになったなあ。日本全滅?」とか映画のようなことを無責任に想像していた。が、テレビ報道を見ていると、それほどの事故ではないことを感じた。官房長官も「直ちに健康被害はない」「放射能は漏れていない」と繰り返す。当時はそれを信じてしまった。

だが、僕は「細かいことが気になる悪い癖」がある。次第にテレビでは報道されていないことがあるとに気づいた。事故当時の新聞を図書館で読む。雑誌で読む。ネットで調べる。個人レベルでもいろんなことが分かってくる。大変なことになっていることに気づく。東京にも大量の放射能が降り注いでいた。そして何万という福島の人たちが避難したことも、テレビでは報道されていない。避難している映像は一切流れていない。大がかりな統制が行われていることを感じた。

声を上げる人たちが出て来た。「報道を信じていたら大変なことになる」「国に見殺しにされる!」「自分で情報得なければ!」でも、同時にこんな声も上がる。「不安を煽るな!」「福島を差別するな!」「放射脳は黙れ!」「デマを流すな!」ネトウヨの始まり。政府や東電に雇われた人たちかもしれないが、一般の人も多かったはず。政府が発表しない、マスコミが報道しないことを発信すると、デマ、嘘、不安を煽って喜ぶ悪質な行為だと糾弾された。日本人はマジョリティと違う意見をいうと、皆で潰しにかかる習性がある。

Twitterを見ていても、有名なアニメシリーズの監督が実名で呟いていた。原発反対デモをする人たちを「黒く汚い奴ら!」と蔑む。「プロ市民」とか「工作員」とか言われた。デモ行進を邪魔しに来る団体もいた。友人に原発の話をしても「よく分からないし...」と避けられる。「お前、変だぞ」と言われたり。テレビ報道されていないことをあれこれいうと「頭、おかしい」と思われる。「そんな大変な事故ならテレビが伝えるはず。報道では収束が近いと言ってんだぞ」という感じなのだ。

放射能のことを話すだけで「あの人、何か変」という空気があった。そんな中、僕はFacebookやブログで原発事故の疑問を記事にした。同時にあれこれ調べる。小出裕章さんという専門家の意見が分かりやすいこと。俳優の山本太郎さんが原発の危険性を告げていること。ジャーナリストの上杉隆さんは「メルトダウンしている」と発言。多くから「デマ野郎」と叩かれていたこと。格納容器の爆発で、多くの人が関心を持った時期もあったが、野田総理による終息宣言(そのくせ原子力緊急事態宣言は今も出たまま!)で、多くが「終わった」と感じてしまった。

原発反対デモに数万人が参加しても当初、テレビは報道しなかった。様々n光景を見てヤバイ! と感じる。日頃から僕はボランティアもしない。自分が生活するだけで精一杯だが、「何かしなければ!」と思った。が、何ができる? 山本太郎は俳優として有名、知名度を生かして行動。上杉さんはジャーナリストとして発信。小出先生は豊富な知識。でも、僕は何もない。。。。いや、映画の仕事をしている。「映画にすればいいんだ!」そうすれば多くの人に伝えられる。テレビがダメでも映画なら行ける!

それからが大変だった。いろんな人が「やめた方がいい」「二度と映画監督ができなくなるぞ」「爽やかな青春映画を作るイメージがあるのに、壊れてしまう」といろいろ言われた。「殺されるぞ」「東京湾に沈められるぞ」当時ならあり得ないことではない。原子力ムラからの巨大な圧力は政府やマスコミをも黙らせてしまう。でも、僕のモットーは「毎回、遺作」これで殺されてもいい。原発映画が遺作!最後の題材にふさわしい....。

映画製作がスタート。相変わらず批判する人もいたが、応援してくれる人も増えた。大企業は一切、支援してくれなかったので市民の寄付をお願いした。多くの人が賛同してくれて全額集まった。山本太郎さんも出演してくれた。だが、完成後も多難。多くの映画館が公開拒否。それを「原発映画だからじゃない。つまらない映画だから拒否だよ」と何度もツイートする人たちがいた。しかし、心ある映画館が手を上げてくれた。「うちでやりましょう!」その輪が広がり、全国27館になった。

今度は反原発を主張する年配の人たちが批判を始めた。「こんなことは全部知っている!」「不勉強だ!」「内部被曝を描いていない!」いい加減うんざり、推進派でなく反対派が攻撃して来た。それでも若い反対派の人たちが数多く応援。映画は全国でヒットした。世界6カ国で上映された。今「放射脳」とか「プロ市民」という人はいない。福島の事故がどれだけ酷いものであるか?を理解していない人も多いが、原発が危険であることは把握している。電気が足りていることも多くが知っている。「事故はすでに収束」と思っている人もいるが、原発事故はなかったことにはなっていない。

そんな戦いを超えて来て、今また、アメリカで大変なことが起こっていることに気づいた。今回、難しいのは原発事故の事実を気づき、反対した多くの著名人、文化人たちも気付いていないこと。そして前回以上にマスコミが報道しないこと。逆にフェイクニュースがバンバン流れて、多くが誘導されている。僕はジャーナリストではない。多くの人に真実を伝えなくては!という立場ではない。ただ、自分が疑問に思ったことを、イメージが悪くなる、誤解されるからと止められない。

疑問は解きたい。謎は解明したい。事実を確かめたい。それは原発事故の時と同じ。大統領選は流石に映画にはしないが、その裏にあるのは「戦争」。見過ごしてはいけない。日本は関係ないでは済まない展開もある。だから考え続ける。記事を書く。「やめた方がいい」「現実に気付け」「頭おかしい」という人もいるが、それは毎度のこと。どんな答えが出るにしても、全てを解明したい。「細かいことが気になる悪い癖」が今回も出てしまったようだ。

IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

過労死と後輩ー映画屋の宿命。「毎回、遺作」という思い。 [映画業界物語]

10614252_716399628434344_4341808076062053210_n.jpg

過労死と後輩ー映画屋の宿命。「毎回、遺作」という思い。

過労死という言葉を聞いたことがあるだろう。元気いっぱいの会社員。朝、妻に見送られて家を出る。午後になって会社から電話。「ご主人が亡くなられました」途方に暮れる妻。朝、あんな元気に家を出たのに...。しかし、考えてみると夫は土日も休まず、何ヶ月も、いや、1年以上も仕事を続けている。病院に行き遺体と対面。医者に言われる。「過労死です」そんなニュースを聞いたり、見たりしたことがある人もいるだろう。

その過労死に至るのが過労。休まずに働き続け、壊れてしまう。そんな話を友人にすると「働き過ぎで死んだりするもんかな?」というが、彼は会社員。仕事中はエネルギーをセーブして、仕事後の居酒屋で全力発揮するタイプ。だが、映画業界、広告業界を見ると、いつ過労で倒れてもおかしくない人たちがいる。1年どころか2年以上休みなしで働くp。1日数時間の睡眠で働く助監督。いつも局に寝泊りしているAD。制作部スタッフは映画でもテレビでも本当に大変。

長年の夢が叶い映画監督デビューした後輩がいる。家も近所でよく会っていた。僕はよく「毎回、遺作!」という。今、かかっている作品は遺作のつもりでやる。そういうと「太田さん。そんなこと言わずにいっぱい映画を撮ってくださいよ」と言われた。僕の作品を高く評価してくれていて

「もっと太田監督の作品。見たいですから....」

と言ってくれた。が、その彼がデビュー作の映画館公開直後に死んだ。過労死だった。低予算の作品。監督である後輩が何人分も働いていた。宣伝も自分でやる。監督作だけでなく、生活のために小さな仕事もいくつもこなした。見ていて、そんな仕事までしなくても....と思うようなものもやっていた。薄利多売。睡眠時間を削り、1年以上も休みなしに働き続けた。監督業のギャラは本当安い。でも、念願の映画監督デビュー。その舞台挨拶の夜に彼は逝ってしまった。僕のモットーである「毎回遺作」を本当に実践してしまった。

僕も似たようなもので、毎回7人分くらいの仕事をする。数年がかかり映画を完成。公開が終わるとダウンする。半年間寝込んだこともある。計算すると数年の間休まなかった土日祝日を全部足すと6ヶ月になった。週末は休むというのは大事なのだ。が、映画作りではそんなこと言ってられない。毎回、医者に言われる。

「休みなさい。過労をなめてはダメだよ。本当に死ぬよ」

しかし、止められるものではない。後輩もそんな気持ちだったのだろう。「沖縄戦」公開終了後からダウンしている。今回は大丈夫だと思ったが、自宅入院生活となった。考えてみると「沖縄戦」は3年がかり。映画館公開中止の危機もあった。劇映画も1本撮っている。そして「沖縄戦」はヒットしたこともあり、5ヶ月のロングランとなり、宣伝に全国を走り回った。その間に休まなかった土日祝日の仕返しが来た。

「毎回、遺作」だが、今回を遺作にする訳には行かない。まだ、やらなければならないことがある。会いに行かねばならない人、報告に行きたい人、いろいろ聞きに行きたい人もいる。が、コロナ禍もある。先方も迷惑。もう少し静養することにする。まだ、DVDを見るのも苦痛。集中力が戻らない。でも、また戦いの呼び声が聞こえて来たら、次なる場所に飛んで行こう。それが監督業のさだめじゃ。


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

LAに観光で来た友人たち=危険意識ゼロ。ここは犯罪都市だぞ!大統領選にも関連する心理? [トランプ問題]

120123997_4413650032042600_5096931685556680825_n.jpg

LAに観光で来た友人たち=危険意識ゼロ。ここは犯罪都市だぞ!大統領選にも関連する心理?

LA留学時。何人もの友人が遊びに来た。その時は事前に手紙で知らせるか、着いてから最初にレクチャーしたことがある。LAの犯罪事情だ。東京とは違う。犯罪が多い街だ。とても危険。日本と同じつもりでいると大変なことになる。それを伝える。例えば...

①買い物で支払いの時。財布を札を出してはいけない。②事前に幾らかのドル札をポケットに入れておき、全部ではなく、幾らかを取り出して、そこから払う③財布を出して現金を取り出すと、どのくらいの金額を持っているか?財布を開いたときに見られてしまう。④それを確認した店員、あるいは客が仲間に知らせる⑤店を出てしばらく行くと強盗、あるいは引ったくりに遭い財布を奪われる。

他にもいろんな注意点があり、それらをまず友達に理解してもらう。夜間に歩いてはいけない地区。昼間でも行ってはいけない場所。注意するのは犯罪だけではない。もし、スピード違反で警官に止められても、すぐに免許書を取り出してはいけない。銃を出すと思われて撃ち殺される。だが、友人たちの多くは、それらの危険がイメージできないようだった。

観光地でいきなりカメラを取り出して、パチパチ。とても危険。日本人でカメラなんてターゲットだ。その場で襲われなくても、人気のないところまで着けて来て....ということがある。セルフのカフェでテーブルにセカンドバッグを置いて注文に行くとか!LAでは絶対にやってはいけない。それを友人たちはやってしまう。注意しても「心配し過ぎじゃないの?大丈夫だよ〜」とか笑う奴もいた。東京と同じ気分なのだ。

彼らはハリウッド映画をよく見る。チャールズ・ブロンソンやイーストウッドが出ている犯罪ドラマを何本も見ている。が、映画の中で起こることは空想の世界であり、現実ではないと思っていた。厳しく言っても「分かった。分かった!」というだけで緊張感がない。現実に自分が危険な目に遭うという想像ができない。

通っていた大学では毎年、何人かの生徒が殺された。僕も強盗に銃を突きつけられた経験がある。日本人が行っては行けない街もある。そう話すと友人たちは「そこ行ってみようぜ!」「サバイバルツアーだ」とか言い出す。それは勇気ではない。サファリーパークでバスから降りてライオンの写真を撮りに行くようなもの。昔、そんな映画があったが、あれは勇気ではなく愚かなだけ。でも、彼らは現実のロスアンゼルスは映画で出てくるLAとは違うと思い、東京気分で行動していた。

彼らの心理。今の大統領選でトランプ批判する人たちと似ている。それに気づいた。アメリカの事情が分からない。知らない。トランプ=安倍と思い込む。日本の構図で理解しようとする。DSと言っても「映画の話だろ?現実じゃない」と思ってしまう。陰謀論で片付ける。自分の知っている狭い世界、常識や情報を別の国に当てはめてしまう。それでは現実は見えて来ないのが当然...。

残念だが、人は経験に基づかないこと、なかなか理解できないのだろう。きっとトランプの本質を見抜いた人は何か、近い経験があったのだ。例えば小沢一郎支持者で、西松建設事件を思い出したとか。映画ファンで「JFK暗殺」がダブったとか? その意味で安倍批判、反原発の人は、その構図をトランプに重ねてしまうので、真相が見えないのかも? なるほど、幅広い経験や知識が大切なこと。改めて感じる。


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

真実を見極める方法=両方の情報を比較すること。そして自分で考えること [トランプ問題]

122532211_4547576411983294_4285110780368958530_n.jpg

真実を見極める方法=両方の情報を比較すること。そして自分で考えること

情報は鵜呑みにしてはいけない。まず、真偽を確かめる。一方だけの情報で納得してはいけない。今回で言えばトランプ支持だからと、不正選挙報道のサイトばかり見てしまうと、間違うことがある。往々にして人は自分に心地良いニュースを見たい!と思いがち。フェイクがあっても気づかずに受け入れてしまう。トランプ派の情報だって嘘はある。

陰謀論だとバカにする人。反トランプの報道ばかり見てしまう。「裁判所でトランプの訴えは却下」「パウエルが離脱」「バイデン 票は再集計でも勝利」とかいうニュースを見て「やっぱそうだろ!不正なんてないんだよ!」と喜ぶ。だが、トランプの派の情報を見ると「裁判の本命は最高裁」「パウエルは独立した立場で訴訟開始」「再集計した州の裁判官、知事に賄賂疑惑」というものが並ぶ。

その両方を見て、どちらが正しいのか? どれが正確な情報なのか?を見極めることが大事だ。ただ、以前なら何かあったら「NHKを見てみよう」とチャンネルを変えた。一番正確な報道すると信頼があったからだ。でも、安倍政権以降は大本営発表になり一番、信頼できない局になった。そして今回。安倍政権を批判していた朝日新聞、東京新聞、毎日新聞までもがトランプ批判。テレビも同様。

トランプ批判でもいいんだけど、全社が揃って批判というのはもう戦時中と同じ。統制されているということだ。アメリカも同様で、もうマスコミと言うところは信用できない。ネットはどうか?と思うが、こちらもトランプ大統領のツイートにまで「注意」が入る。だったらバイデン にも入れろよ!こちらもアウト。そんな中で「不正選挙はあった」と報じるのはYouTubeのサイトだ。

例えば「大紀元」驚愕のニュースばかり。これヤバくない!?というものもガンガン流す。と言っても誇大妄想やウケ狙いではない。メジャー局で報道できない事実を伝えている。もちろん、それを鵜呑みにせず、他でも情報収集。整合性も考える。もしフェイクでも、他と比較ができることことに意味がある。メジャー局の「不正はなかった」ニュースと、大紀元等の「あった」というのを比べて、視聴者が考えて判断する。それが大事。そこから事実や真実が見えてくる。

(再掲載)


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

「人は自分が聞きたいニュースを聞く」=真実を知りたいのではない? [トランプ問題]

127570880_4689803764427224_4741668744662647832_o.jpg

「人は自分が聞きたいニュースを聞く」=真実を知りたいのではない?

真実を知りたいのではなく、心地いいニュースを聞きたい。ーそういう心理がある。戦時中の日本人も同じだったのではなかったか?と考える。「鬼畜米英」とアメリカを憎んだだけでなく、食糧難、空襲、厳しい生活の中で、日本軍が勝利したというニュースは希望を持つことができる。戦争に勝てば苦しい生活から脱出できる。そんな願いが「日本軍快進撃」という情報を受け止める背景になったと思える。

反トランプの人たち。「差別は絶対に許せない。大統領でも許せない。不正選挙なんて言い訳に決まっている」そう純粋に思う正義感の強い人が多いのではないか? だから、差別主義者を応援する不正選挙ニュースは聞かない。聞いても「どうせ、フェイクニュースだ」「アメリカは民主主義の国。選挙で不正なんて有り得ない」と自分の知識で判断。

「差別主義者」は許せない=「そんな候補者が勝利するのは許せない」だから、不正があるという心地よくないニュースは聞きたくない。だから、調べない。YouTubeも見ない。見るのは「不正の証拠はなかった」という米マスコミ発の心地いいニュースとなる。「そうだよな。やっぱ証拠はなかった。FBI長官もそう言ってる。それが真実だ」と考える。「差別主義者は勝利できない」やはり、心地よいニュースだけを聞きたいのだ。ただ、それはトランプ派の人にも言える。「証拠が見つかった」「最高裁で決着」そんなニュースを見たいと思う。

ただ、戦時中にも似たようなことがあった。「戦争に疑問を持つ人」「日本は勝てないと考える」「戦争自体がいいことではない」と思う人たちに対して、大本営発表を信じる人たちは「非国民!」「売国奴!」「アカ!」と罵声を浴びせバッシングしたこと。そうして戦争に賛同しない人を国民自らが粛清したのだ。

同じように今も「不正があった」と言おうものなら白い目で見られ、FBには罵倒や否定のコメントが入る。「差別主義者を応援するのか!」「陰謀論好きだね?」同じ現象ではないだろうか? 戦時中は大本営発表を信じた人。今はメジャーマスコミを信じる人が、反対意見を攻撃する。当然、大本営やマスコミ支持が多数だ。

何を信じるか?は自由だが、身近な人たちをも巻き込み、「こうでなくてはいけない!」と強制する。日本は特にそれが強い。「大学くらい行かないと恥ずかしい」というのと同じ。周りと同じでないと不安。「不正選挙あったんじゃない?」と思っても口に出さない人が増える。そんな日本人心理も働いて、戦時中は戦争に巻き込まれて行ったのではないか? 大統領選を見ていてそんなことも考えてしまう。(再掲載)


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

日本人を反トランプに誘導する方法=真珠湾も、湾岸戦争も同じ。憎しみを煽る? [トランプ問題]

123098345_4580525448688390_6854264691012804926_n.jpg

日本人を反トランプに誘導する方法=真珠湾も、湾岸戦争も同じ。憎しみを煽る?

反トランプ派の人たちの記事を見ていると「トランプ=差別主義者」が前提のようだ。「いつ」「どんな差別をしたか?」を例を挙げては語らない。多分、マスコミが「差別主義者」というので、その事例を自身では確認せずに「トランプはあの顔だし、やっぱりね」と思い込んだのだろう。まあ、大手のマスコミ報道の裏をいちいち取る市民も少ないとは思う。が、原発事故、安倍政権時の大本営発表と、マスコミは平気で嘘をいうことがバレた現代でも、そんな報道を信じてしまうのか?とは思える。

僕は仕事柄。その辺に興味がある。「差別主義者」とマスコミが報じるだけで怪しい。レッテル貼りはアメリカの得意技だから。いや、CIAの手法かもしれない。カダフィ大佐も地元では英雄。なのにマスコミが「暴君」と報道。彼を打ち倒す世論を盛り上げた。結果、彼は殺され、彼の国はアメリカの手に落ちた。

太平洋戦争の時は「ジャップは不意打ちをした。卑怯者だ!」「リメンバー・パールハーバー」と戦意高揚に使った。オズワルドは犯人らしく思えるように「共産主義者だ」とマスコミが報道。トランプの「差別主義者」も同じ手法だと感じる。

ところが、ある人が「彼の差別発言はいくらでもあります」とコメントしてきた。ネット記事が添付。ありがたい! 早々に記事を検証した。しかし、誘導とフェイクの連続だった。僕は映画監督業をやる前は、ライターとして雑誌等に記事を書いていた。出版業界のテクニックは分かる。

文章というのは怖いもので、嘘ではないが、都合のいい事実を繋げて別の結論に誘導することが可能。また、あえて誤解するような表現を使う。読者はコロッと騙されて「それは酷い!」「許せない!」と思ってしまう。また、アメリカの事情を知らない人が聞けば「差別だ」と感じてしまう事実を挙げる。それらを利用して、トランプを差別主義者に仕立てていた。

ただ、もしかしたら理路整然と「トランプが差別主義者であり、戦争屋で、悪徳政治家であること」を証明できる人がいるかもしれない。が、僕は前回の選挙前から4年間、トランプ・ウォッチをして来たが、その種の記事も文章もfacebookでは見たことがない。

ただ、面白いのは反トランプで、同じことをいう人がいる。「理路整然とトランプが悪でない説明をできる奴を見たことがない!」ただ、彼のタイムラインを見ても具体的に、どのような差別主義者なのか?を語った文章はない。

それらから言えること。反トランプの人の多くは「差別主義者」というレッテルを信じてしまった。理論的にではなく感情で認識した。「差別はいけない。許せない。そんな奴は引き摺り下ろせ!」という感情論で批判している場合が多い。憎しみは理屈を超える。どう説明しても「だって差別主義者だろ!」という。トランプ擁護の記事を読んでも「どうせフェイクだ!」と否定。彼らの中で「差別主義者」は既成事実になっているのだ。

思い出す事件。関東大震災のあと「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という噂が広まり、彼らを弾圧する事件があった。あれも「毒を入れた」ことが事実か?を確認せず「この惨事のあとの大変な時に、酷いことしやがる!」という憎しみに駆られて暴走。事実を検証していない。

イラクのクエート侵攻の時も同じ。地元の少女ナイラがイラク軍の蛮行を国連で告発。小児病院で赤ちゃんを殺したという話に全米が激怒、戦争がスタートする。が、ナイラはクエートに行ったこともなく、アメリカのクエート大使の娘だった、とのちに判明。嘘の証言だった。いずれも憎しみが冷静な判断を止め、人々を暴走させた。

反トランプ勢力が国民に行っているのも、まさに同じ手法。正義感の強い、熱い思いを持つ、行動的な日本人が特にハマってしまった。トランプ支持者を見ると「許せない!差別主義者を応援するのか!!お前も差別主義者だ!」と憎しみを感じてしまうのだろう。そんな構図ではないか?



IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

とても分かりやすいBBCのフェイクニュース!!もう少しマシなアイディアないんかい!? [トランプ問題]

safe_image.php.jpeg

とても分かりやすいBBCのフェイクニュース!!もう少しマシなアイディアないんかい!?

笑いました。この時期、不正選挙解明で忙しいのに!トランプが死刑を執行する訳がない。事実だとしたら、何の意味があるのか?トランプがどういう得をするの? 何もない。あり得ない!報道しているのがBBC! 反トランプのマスコミの1つ(というか、メジャーマスコミでトランプ支持はない)それで真相がすぐに分かる。

このニュースを報道した理由は、トランプの印象を悪くするため。4年間「差別主義者」というフェイクニュースを流して来たが、最近、トランプ人気が凄い。盛り上がっている。「4 more years!」が「Fight for Trump!」になった。だからより悪い印象のニュースを流す必要が生じたということだ。

そしてテキサス州の告訴。ウッドとパウエルも最高裁で戦うし、トランプ自身がバイデン を訴えている。ビデオの証拠も提出され、多くが不正を確認した。今やアメリカ国民の40%が「バイデン 勝利」を信じていない。バイデン 陣営、絶対絶命!逆襲するにはマスコミを使い世論を誘導するしかない。「差別主義者」以上に酷いレッテルを貼ること。それが「死刑を次々と命令」だ。

「人殺しだ! 許せない」と思ってしまう国民もいるだろう。そうやって人気を下げようという狙い。世論で「トランプは大統領に相応しくない!」と盛り上げたいのだ。この記事、後半では「バイデン はそんなじゃないよ〜。いい人だよ〜」という記事まで載せている。「トランプより、やっぱバイデン だね〜」というアピール。何と!分かりやすいフェイクニュースだろう。

こんなレベル低いフェイクニュース出すということは、バイデン 陣営もあとがないね? かなり焦っている。でも、他にアイディアがないのだろうなあ。悲しい。もし、トランプが死刑を命令するなら「国家反逆罪」でバイデン に出すことになるんじゃない? 皆様、くれぐれもフェイクニュースにはご注意!いや、もう騙される人いないか?



IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

大統領選。今世紀最大の事件になるだろう。 [トランプ問題]

126162690_4654722867935314_8975381884304852651_n.jpg

大統領選。今世紀最大の事件になるだろう。

その展開を見つめている。10年後には教科書に載るはず。なのに日本では全くテレビで報道されない。だから多くの日本人はその事実を知らない。関心がない。

もはや、不正選挙があったか?ではなく、クーデターであり、米中戦争に発展している。アメリカが2つに割れるかもしれない。内戦への発展もあり得る。世界最強最大の国アメリカが、そんな状態。必ず日本にも影響する。そのこと、しっかりと見つめなくてはと思うのだが、未だに「陰謀論だよ〜」と他人事のようにいう人たちもいる。

バイデン が勝利すれば日本が戦争に巻き込まれるだろう。なのに「トランプ負けろー」という人たちが多い。が、そんな人たちの心理に強い興味を感じる。自分の首を閉めようとしている人たちを応援。自分を守ろうとする人を批判。その心理。戦争が始まる前のあの時代の日本人と同じ。それも含めて見つめていきたい。


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

無添加のソーセージ2種を購入。 [健康]

129978209_4744697815604485_6447533545320042987_o.jpg

無添加のソーセージ2種を購入。

食べてみた。いつも食べていた安物とは段違い。味が薄い気がするが、それはいつもの安物に味付けがされていたということ。こちらは肉そのものの味なのだろう。ケチャップ等をつけなくても、美味しい。

一番の注目は食後。胃もたれなし。こちらを食べると、いつものソーセージは何なのだ?と思える。ただ、疑問は残る。保存料が胃をもたれさせると思うのだが、保存料が入った安物でももたれないものもある。ケミカルの量、種類にもよると思える。ある種のものが僕の場合。胃にくるのだろう。

だとしても、いつもの安物。食べ続けるのは危険だと思えてくる。と言って、こちらはやはり値段が張る。考えなければ。


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

日本人は今、試されている。これを超えることで本物の先進国になる? [トランプ問題]

90333958_3601566003251011_50334074656522240_o.jpg

日本人は今、試されている。これを超えることで本物の先進国になる?

今回の大統領選。いや、すでにクーデターであり、米中戦争に進みつつある状況。そこに太平洋戦争前の日本がダブって仕方がない。以前から考えていたのが、なぜ日本人は戦争に突き進んだか?ということ。教科書ではABC包囲網のために...とか習う。ドキュメンタリー番組でも年表を読み上げるように「1941年、日本軍は真珠湾を奇襲。太平洋戦争が始まりました」というだけ。だから、他人事になってしまう。歴史の勉強というのは、いつ何があったか?を記憶するだけでは意味がない。

当時の日本人は何を考え、感じていたのか? そんな教科書に出て来ないことを検証し、考えることが、同じ過ちを繰り返さないために必要なのだと思える。戦争に突入するまではいろんなあったはずだ。国民が自発的に「戦争せねば!」というはずがない。いても極一部。国民が「戦争やるぞ!」と思うために、政府やマスコミによる誘導、思想操作があったはずだ。だが、それは教科書にはあまり出て来ない。

ドキュメンタリー沖縄戦」を取材。その辺を痛感。「軍国教育」「皇民化教育」数々のスローガン。「アジアの解放」「八紘一宇」「大東亜共栄圏」様々な形で洗脳して「進め、1億、火の玉だ」に誘導したのである。「国のために死ぬことは誇らしい」と教え込まれた多くの兵士が死んでいった。指導者、金持ちのために利用された側面も強い。

今回のアメリカ大統領選=クーデターで似たよう構図を数多く見ることができる。マスコミによる思想操作、誘導、フェイクニュース。レッテル貼り、憎しみを利用したプロパガンダ。同じ手法だ。また今回も多くの日本人はそれにハマり、誘導されて戦争をしたい人たちを支持している。「戦争法」にあれだけ反対した文化人、著名人たちもが同様。

今、日本人は試されているのだろう。原発事故の真相を見破った人たち。さらに安倍政権のフェイクを突き止めた人たち、そして今回こそが、最大の難関。真実はどこにあるのか? 何が起きているのか? それを探しあてろということなのだろう。

もし、素晴らしい結末を迎えることができたなら、誘導された人たちは大なる反省を持って真実に気づくはず。ただ、悲しい結末になった時。彼らは戦争犯罪者に賛同したことを痛感する。だとしても真相に気づく。であれば、前者の結末であって欲しい。


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

トランプ批判記事を貼りに来る「友達」=その真意は何か?「監督、目覚めてください!」なのか? [トランプ問題]

122532211_4547576411983294_4285110780368958530_n.jpg

トランプ批判記事を貼りに来る「友達」=その真意は何か?「監督、目覚めてください!」なのか?

大統領選を記事にすると、コメントなしにニュース記事を貼り付ける人がいる。内容は「トランプ批判」それも僕が書いた記事、紹介したニュースと正反対も記事なのだ。

例えば「トランプ、不正選挙を裁判所に提訴」という記事を紹介すると、その人は「トランプの提訴、全て却下」という記事を貼り付けてくる。次に「トランプの目的は最高裁!」という記事を紹介すると「最高裁でも否決」という記事が貼られる。まあ、今、この時点でも不正裁判提訴の結果はまだ出ていない。それは完全なフェイクニュース。この人はなぜ、そんな奇妙な行動を続けるのか? 推理してみた。

①「この監督、変な情報を信じてる。真実を教えてあげないといけない!」という親切、あるいは大きなお世話で貼り付けてくる?

②「この監督。アホ過ぎるねえ。陰謀論信じてんだ!事実が分かる記事を貼り付けてやろう。いい加減目を覚ませよな」という上から目線でバカにした人の可能性。

さらに考えると、僕がいつも「反論、批判はいりません」と告知するので「記事の貼り付け」なのだろうか?これも2通り考えれられる。

①「批判が嫌みたいだから、記事で教えてあげよう。これ読めば真実に気づくはずだ」という親切?タイプ。(注・批判が嫌とかではなく、ネット上で知らない人と議論するのが無意味だからです)

②「批判がダメなら記事ならいいだろう?これはルール違反じゃねえぜえ。どうだよ?」という悪意がある場合。

このような場合。その人のタイムラインとプロフィールを確認する。分かったのは反原発、反安倍、戦争反対、山本太郎応援。男性。40−50代。自身で書いたトランプ批判記事はないが、マスコミの批判記事をいくつかシェア。ここから分かるのは?

①「監督は反原発で安倍政権も批判している。なのになぜ、トランプの酷さに気づかないのか? 教えてあげないと!」という好意である場合。

②「反安倍だと思っていたのに、トランプ支持かよ!裏切られたぜ。真実を教えてやる!」という可能性。

いずれにしても大きなお世話。まず、僕はトランプ派、反トランプ派、両方の記事を読んでいる。彼の貼り付け記事も全て読んだもの。日本のメジャーマスコミの記事、放送も確認。トランプに関しては4年前からウォッチ。200近い記事をこの4年間。Facebookでアップしてきた。それを読んでいないのか? 対して、その人はトランプのことをほとんど記事にしていない。以前から「差別主義者」というフェイクニュースを耳にしていた。選挙で負けたのにゴネている。そんな認識だろう。「10年早いぜよ!」と言いたくなるが、推理を続けよう。

僕が安倍批判、原発批判をした記事。以前に読んだかもしれない。だが、最近のトランプ記事は読んでいないはず。つまり、「僕の過去記事は読んだことがある」「でも、今はマスコミのトランプ批判記事しか見ない」その2つから「この監督、分かってない」と結論づけて「教えてあげよう」「教えてやろう」という行動を取った。それが記事の貼り付け。悲しいが人の行動というのは得てしてそういうものであることが多い。知らないこと。よく知らない人に対して、聞きかじったこと。印象だけで「分かってない」と決めつける。自分自身が分かってないとは考えない。

上から目線で「教えてあげなきゃ」「教えてやるぜ!」と思って、頼みもしないことを始める。この構図は「ムラ社会ルール」と似ている。村の中で、目立つことをする。「注意してやろう」「教えてやろう」と近所の人があれこれ言ってくる。本人は親切のつもりだが、要は自分たちの信じ込むルールを破るものを粛清しよう。押さえ込もうという発想。その延長線にあるのが戦時中の「非国民」「売国奴」という言葉ー戦争に反対、批判。いや、疑問を持つだけでも多くの人がバッシングを始めた。

日本人は特にその傾向が強く。遺伝子に組み込まれているのか?と思うほどだ。同じ現象を今回の大統領選でも見ることができる。多分、反トランプの「友達」たちは僕の記事を読まないだろうが、ぜひ、読んで欲しい。そして自分の聞いた情報と何が違うか?比較して欲しい。 どちらに整合性があるか?ぜひ、考えて欲しい。そんな行動が本当に戦争が近づいてきた時に、役に立つはずだ。


IMG_1219.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画