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大統領選を見つめると、戦争のメカニズムが分かってきた!=沖縄戦取材とダブる現実? [トランプ問題]

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大統領選を見つめると、戦争のメカニズムが分かってきた!=沖縄戦取材とダブる現実?

あれこれ書いていて、見えてくるものがある。何度も言うが、僕は「トランプが正義」で「バイデン が悪」とか言いたい訳ではない。「正義」や「悪」なんてあまり意味がない。A国から見ればB国が悪。B国から見ればA国が悪。また「好き」「嫌い」で争うのも無意味。所詮、趣味嗜好でしかない。そうではない視点で見つめる大切さ。今回、改めに痛感している。

でも、あれこれいろんな角度から見ていると、見えてくるものが多い。単に大統領選の真相だけではない。日本人という人種。日本と言う国。マスコミ。偏見。思い込み。誘導。フェイクニュース。それらの意味や用途が明確になってきた。そして人々の反応。人はどのようにして誘導されるのか?なぜ憎み合うのか?

それらを考えると、戦争に行き着く。3年に渡って取材し勉強した沖縄戦。その背景にあるもの。人々を苦しめ、追い詰めたものは何なのか?政府の方針や軍の作戦ということでなく、大きくな力や民族性が加わったことで多くの悲劇を生み出したことを感じる。戦争を歴史の1ページとして学んでも、それは見えて来ない。教科書を読んでも書かれていない。

人が憎み合い、殺しあえる環境作り。その答えが今回の大統領選を見つめることで見えてくる。「トランプ嫌い」「バイデン 最低」で終わってはいけない。政府を見つめ、国を見つめ、そして自身を見つめる。誘導されていないか?確認する。自分の意思を決定したものは何なのかを問い続ける。「好き」「嫌い」で物事を判断していないか? 知ったつもりになってはいないか? すべては戦争と同じ構図であること。見極めていきたい。

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ハリウッド映画ファンの友人がトランプを見抜いた理由? [トランプ問題]


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ハリウッド映画ファンの友人がトランプを見抜いた理由?

昨日、記事で紹介した友人。アメリカ留学経験あり。彼が大統領選を把握するキーワード=NSAだった。それが何の組織なのか?知っていた。と言ってもアメリカに住むとお世話になるところではない。彼はハリウッド映画をたくさん見ていているので、その辺に詳しい。

先にも書いたが、日本でアメリカ映画を見ていると事実を元にした映画であろうが「スターウォーズ」であろうが、同じ荒唐無稽な物語。「現実ではない」ものと思いがち。意識では「ノンフィクション」と思っても、エンタテイメント=現実ではない!と思いがち。だから、CIAとかFBIというだけで、「陰謀論?」と思ってしまう人もいる。

それらの組織は実在する。が、日本の学校ではアメリカの議会が二院制であることは教えるが、CIAやFBI、ましてNSAは教えない。NASAは知っていても、NSAをテレビでも詳しく伝えない。そのために、皆、映画に出てくる架空の秘密組織と思いがち。そのNSAがどんな組織か?分かったことで、友人は全ての謎が解けたという。

CIAは国外を担当する情報組織。対してNSAは国内情報を担当。映画「エネミー・オブ・アメリカ」に登場。あのスノーデンが働いていた組織と言えば思い出す人もいるだろう。ここの上部組織がペンタゴン。そこの愛国者たちが、アメリカの腐敗を一掃すべき立ち上がり、オバマ政権下でクーデーターを考えた。が、もう一つのプランがあった。全てを法律に乗っ取り、新大統領を立て国を改革するというもの。選ばれたのがトランプだ。

CIAはすでに戦争屋グループの中心的存在。だが、NSAは奪回が可能だった。何よりペンタゴンの直属組織。それを取り戻したことで、国内の情報全てを把握。戦争屋が何をしようとしているか? どこで誰が何を企んでいるか? 知ることができた。「なるほど、だから、この選挙で巨大な罠を仕掛けることができたんだ! NSAをトランプが抑えているとなると、全てに筋が通る」と友人は頷く。映画から学んだ知識が役になったようだ。

それらの組織、映画では誇張して描くことはあるだろう。しかし、現実に存在する組織であり、日夜活動している。架空のドラマでも都市伝説でもなく現実の組織。これも映画だが「ダークナイト」の最後でブルース・ウェインが巨大な情報収集コンピューターを使い、ジョーカーを探す場面がある。

側近であるモーガンフリーマンが異議を唱える。危険過ぎる。違法行為だと。だが、アメリカでは同じような機械がすでに導入されてテロ捜査のために使われていると聞く。「爆弾」とか「テロ」とかいう言葉を電話でいう。メールに書くと、そのコンピューターが察知。事件を事前に防ぐために使われているらしい。つまり、トランプ側もその種の機械を使うことで戦争屋の動向を全て把握していたのだ。

だから、素早くドイツでサーバーを抑えることができた。不法選挙も最初から知っていた。そう考えると今回の事件。戦争屋を一網打尽にする計画だと思えてくる。その辺の事情、NSAを知らない人。ペンタゴンがNSAの直轄と知らない。ペンタゴンこそがトランプの後ろ盾。そこを理解することで、トランプ陣営の力と構図が把握できる。パウエルやジュリアーニは表側の存在。裏ではNSAとペンタゴンがバックアップしているというのである。

「陰謀論。好きだね〜」とまた思われるが、ぜひ調べて見てほしい。全て存在する実在の組織であり、説明した通りのことをする国家機関だ。日本でも内閣調査室や自衛隊の情報部門等があるが、それも多くは知らない。自分の知らないことは何でも「陰謀論」にして、終了してしまう人が多いのは残念。その意味でCIAは見事な言葉を開発したものだ。日本でも大きな効果を発揮しているのだから。

そう考えると、陰謀論に惑わされずにトランプの正体に気づいた人はかなりの情報通、そして見る目のある人と言える。いくつものハードルを超えないとたどり着けない。もう少し、この件。見つめて行きたい。


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大統領選を昔話に置き換えてみた=知らないことを論じる人たち? [トランプ問題]

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昔々、ある山奥にあった村。こんな話で持ちきりとなった。「隣村で長老選挙があったんだけど、選挙で負けた前長老が辞めないとダダを捏ねているらしい」それを聞いた村民たちは「ひどい話だなあ」と呆れ顔。こういう話もある。「前長老は差別主義者で、酷いやつらしい。見るからに悪人顔なんだそうだ」村民たちは納得。そういう奴だから常識がなく、長老の座を譲ろうとしないんだと。

この村の人で隣村に行ったことのある者は、ほとんどいなかった。また隣村はかなり習慣が違い、生活様式も違う。言葉も違う。が、多くがその違いを詳しく知らなかった。ただ、隣村の住人が時々、やってきて瓦版を村で配って行く。前・長老が差別主義者だという情報はそこから広がった。しかし、以前に隣村で生活したことのある人が数人いた。彼らは「この瓦版はおかしい。あの長老は差別主義者ではない」という。

それを聞いた村人たちは「差別主義者を庇うのか!」「お前も差別主義者か!」とバッシング、村八分にした。彼らはいう。「新長老は村人を買収して票をとったに違いない。あの村ではそんなことが平然と行われる」でも、誰も信じない。その村の住人は真面目な人が多く、悪いのは前長老だと思い込んでしまった。

もう一つ理由があった。その村の長老も問題ある人。皆は批判していた。その長老と、隣村の前長老は似たようなところがあり、同類だと思い込んだ。瓦版の情報。それが決定的。「同じだ。許せんねえ」いくら隣村を知る人たちが言っても、信じる人はいなかった。彼らは知らなかったが、新長老はトップに立ったら、隣村を攻める計画をしていた。小さな村を叩くだけの武器はある。でも、隣村ではその新長老を支持。前長老が引き下ろされることを願っていた。

現在の大統領選を昔話にするとこんなところだろうか? 昔であろうが、現在だろうが、瓦版がテレビや新聞に変わっても、現地を知らない人。その国を知らない人は、誘導されがち。特に「差別主義者」とかいうレッテルがあれば、感情的に批判してしまう。「許せん!」と思う。この構図は戦争を始めるときと、同じ。あれこれ別の設定に置き換えてみると、いろんなものが見えてくる。


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玉音放送か!なるほど、その通りだ。間も無く現実となる? [トランプ問題]

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玉音放送か!なるほど、その通りだ。間も無く現実となる?

今回の大統領選。僕は物凄く不謹慎に記事上げているように思う人もいるかもしれないが、そうではない。映画作家の好奇心。そして、真実を見極めること。どんな結末になるにしても、時代を揺るがす大きな事件になると思える。それをしっかりと見つめること大事。

だから、トランプ支持者、トランプ嫌いの記事、両方読む。コメントはしない。それぞれの心理を考える。何がどうしてどうなったのか? 時代に人々は翻弄されるもの。今の興味はやはり結末。トランプが勝つか?バイデン 勝利か? いや、それ以上に関心があるのは、それぞれの支持者の反応だ。

バイデン 勝利の時は想像がつく。が、トランプ勝ったら「陰謀論だ」とか言ってた人達はどうするのか? 「政治力で結果をねじ曲げた!」とか言うのか? その後に不正選挙があったと証明されたどうだ? 「トランプは悪あがき」「往生際が悪い」とか公的な結論が出てない段階で批判していた文化人やジャーナリスト。何を言うのか?

考えていると、ある人が面白いコメントをしていた。「それは玉音放送になるはずだ」ーなるほど!戦時中は「日本は勝つ」「アメリカに負けるわけがない」「日本は正しい」と言っていた人たちが、陛下の言葉で「日本敗北」を思い知る。先の朝ドラの薬師丸ひろ子のシーン。「この世界の片隅で」もそんな場面があった。

その再現となるのだろう。楽しみだ。「トランプは差別主義者」「悪あがき」「男らしくない」「大統領の座にしがみついているだけ」「陰謀論」と言っていた人たちがどうなるのか? 注目。批判したいのではない。そこで敗戦を知った当時の日本人と、同じ光景を目の当たりにし、比較したい。


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アメリカを経験した友人に大統領選の話をしてみた!=そこから見えた「人が何かを理解するメカニズム」? [トランプ問題]

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アメリカを経験した友人に大統領選の話をしてみた!=そこから見えた「人が何かを理解するメカニズム」?

先日、カタギの友人と電話で話した。先に紹介した会社員とは別の友人。こちらも会社員だが、アメリカ留学経験がある。そして映画ファン。同世代。大統領選をどう思っているのか?聞いてみた。

彼は「不正選挙はあっただろう」と感じていた。が、確信はないと言う。ただ、アメリカ生活が長く、ハリウッド映画もよく見ているので、今回の事件をリアリティが持てるようだ。と言うのも、日本でアメリカのスパイ映画や刑事ドラマを見ると、「あれば映画の世界。或いはアメリカでの出来事。別世界の話なのだ」と感じがちなのだ。ケネディ暗殺や911の話を聞いても「陰謀論だろ?」と思ったりする

どちらも実際に起こった事件なのに「現実は映画ほどドラマティックではない」「映画のような陰謀は現実ではありえない」てなことを無意識に思い込んでいることが多い。理由を考えると、現実のアメリカを知らない、経験していないことが大きい。

アメリカで何か事件があっても、日本人が見ると「映画みたいな事件だけど、そうではないはず。真相はもっと地味なものだろう」と思ってしまう。さらにアメリカ経験がないから、その思い込みが加速する。

今回の大統領選を把握できない人の多くが、このパターンではないか?アメリカ留学をした友人に事件の展開を話すと、意外なほど素直に理解した。「陰謀論だ」「ありえない」「トランプがゴネてるだけ」と言うよく聞かれる意見は全く出ない。

大学時代をアメリカで過ごした彼からすると、どれも理解できるものなのだ。また、彼はハリウッド映画で描かれる政治ドラマや陰謀ものも、荒唐無稽なものとは限らず。事実に基づいたものもあると知っている。アメリカというのは陰謀が飛び交い、信じられないようなことをする人たちがいる国であること、知っていることも大きい。

警官が法を無視し犯罪まがいなことをする。貧しい人たちを搾取して金儲けする会社。理不尽なルールがまかり通る。日本にいては知ることのない現実も現地で見聞きしている。映画以上に悪辣なこともまかり通る。どんなことでも起こり得る。それがアメリカだと、彼は言う。だから、理解した。

それが日本にずっといると「ハリウッド映画のようなことは実際にはありえない」「あれば映画の中の話だ」「アメリカといえども日本と大差ない」「ドラマティックなことなんて、現実にはありえない」「現実は退屈で地味なもの」と自身が変化のない平凡な会社員生活を続けていると余計に「現実はそんなもの!」と思い込み。アメリカの現実を受け止め、理解することができなくなってしまうのだろう。

これは日本国内でも同じ。大阪に住んだことがない人はテレビで吉本興業の芸人を見て「大阪の人って、こんなノリの馬鹿な人たちばかりなのだろうなあ」と勘違いすることがある。「何も考えない芸人のような人たちだ」と思い込んだり。「関西人は下品だ」「大阪人は嫌いだ」と思うことがある。友人にそのタイプがいた。僕と出会うまで関西出身者の友人はいなかった。旅行で行ったこともない。なのに馬鹿にして嫌う。

経験値がないものを、僅かな情報で判断するとそうなる。同じ日本でもそうなのに、アメリカであれば余計にそうなる。知らないこと。経験のないことを考えるとき、そんな背景が邪魔をして、現実を見えなくすること。多いと思える。



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