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歴史を学ぶ大切さを改めて感じる=原発、沖縄戦、戦争、大統領選 [沖縄戦]

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歴史を学ぶ大切さを改めて感じる=原発、沖縄戦、戦争、大統領選


原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」を制作した時、「こんな危険な原発を始めたのは、どんな人たちなのか?」と考えた。創始者は中曽根康弘(のちの総理)と正力松太郎(読売新聞社主)中曽根は元軍人。そう言えば、戦後に黒幕的存在となった人たちも戦時中に暗躍していた人たち。笹川良一、児玉良雄、岸信介。皆、A級戦犯となり処刑されるはずだったのにGHQと取引、アメリカのエージェントとなり、大きな力を持った。そんな彼らの発想も戦争が大きく影響しているはずだ。

太平洋戦争がどんな戦争であったか?を調べると、彼らがどんな影響を受けたか?が分かるはず。そこから危険だと分かっている原発があのような形で推進された理由も分かってくるのではないか? 数年後。「沖縄戦」の依頼が来た。取材を進めると、本当に知らないことばかり。教科書には出て来ない歴史が並んでいた。政府、軍は本当に汚いやり方で戦争を推進している。そこでノウハウを学んだ人たちが、のちに原発を推進することになるのだろう。

沖縄戦を見つめていると、沖縄戦以外も知らないと本当の意味での沖縄戦が理解できないことが分かってきた。そこでヨーロッパ戦線、日中戦争、大東亜戦争の勉強も始めた。そのことで911、湾岸戦争、イラク戦争の構図も分かる。今回の大統領選の裏側も見えて来る。なるほど、戦争はビジネス。多くの企業が儲かる国家的プロジェクトなのだ。

原発ー戦争はつながっている。どちらも国家を上げて、マスコミを使って国民を誘導。大きな犠牲の上に、巨額の利益を得るもの。でも、その舞台裏が人々からはまだまだ見えづらい、未だに多くの人たちが誘導されている。どうすれば現実に気づくことができるのか? 考えて行きたい。


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