「モーニングショー」スシローさん。言っちゃった！あーあー [社会政治]
「モーニングショー」スシローさん。言っちゃった！あーあー
「（菅さんの思いを推理すると）菅総理は1年限り。任期満了で勝てる人を立てて選挙」
そこまで言ったのにコメンテーターが「だから河野太郎さんを温存しているんですか？」と発言。バカだねー。そこで人気がある石破を担ぐんだよ！昨日書いた記事通り。以下をクリック。
https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-09-01
次の総理は誰だ？＝１００点主義の日本人が政府をダメにする [社会政治]
次の総理は誰だ？＝１００点主義の日本人が政府をダメにする
多くが「麻生はアホだ」「石破だと戦争になる」「菅は嫌いだ」「岸田はダメだ」と言っていること。先にも書いた。友人に言わせるとこうだ。
「庶民って本当にバカなんだよね。そんなことを言っていたら誰もいなくなる。だったら、安倍の再登板ならいいのか？と言いたくなる」
ただ、友人に言うように「バカ」と言うのではなく、日本ならでは背景がある。以前にも書いたが「１００点主義」が染み付いている。例えば小学校時代に国語の成績が「５」でも、教師はそれを褒めるより、算数が「２」であることを指摘「もっと頑張ろうね」といわれた経験はないか？ オール５を求められる。褒めるより努力を求められる。
僕が学生映画をやっていた頃。映画を見てくれた友人はこういう。「君のためにあえて悪い部分だけを指摘するが.....」なぜ、いい部分を指摘せず、悪い部分だけをいうのか？それが僕のためになると思っているようだ。「いいところ」と「悪いところ」両方を知ってこそ、次回の参考になるのになぜ、「あえて悪い部分」だけいうのか？ その「考え方」は先の教師と同じ。頑張った国語のより、成績の良くない算数を指摘。努力を求める。
昭和４０年代のドラマも同様。「巨人の星」「柔道一直線」「サインはV」「エースをねらえ！」皆、鬼コーチや厳しい親が主人公を鍛えるというもの。甘やかさず、ひたすら批判、否定。褒めない。認めない。ライオンが我が子を谷に突き落とすようなことをする。
ドラマの影響というより、日本人には「厳しく接することが大事。褒めないことが肝心。それが本人のためになる」という発想が根付いているようだ。アメリカ人は褒めて伸ばす教育をするのだが、日本は反対。その発想が暴走し、何事に対しても完璧を求め、ー１０点で「もうダメだ」「認めない」「合格とは言えない」と否定する。「二度と応援しない」「失望した」「裏切られた」と言い出す人たちもいる。
あんたら誰？と言いたくなる。お前ら毎回１００点の仕事をしてるのか？ と聞きたくなる。「こども食堂」も同様。貧しいことも達のために無料で食事を提供している食堂。近所の大人たちが集まり、「食材は自然のものを使うべきだ」「手作りにするべきだ」「勉強も教えるべきだ」とか何もしない連中が店の人に提案する。
言ってることは正しいが、儲け度外視で自腹切っている店に「何、注文つけてるんじゃ！」と思える。だったら、無農薬の米持ってこいよ！ 調理を手伝えよ！と言いたいが何もしない。やがて、店の人たちはうんざりして辞めてしまう。
次期総理の話も同じ構図だ。安倍という怪物が8年近くも君臨した国。そこでいきなり１００点を取れる政治家なんている訳がない。おまけに怪物は現時点ではまだ辞任していない。自分に都合が悪い跡目だと全権力を使って潰すだろう。つまり国民が１００点をつける政治家が選ばれる訳がない。そもそも、そんな政治家がいる訳が無い。にも関わらず減点法で「あの人は＊＊＊と過去に発言しているから許せない」「＊＊＊は人相が悪い」「＊＊＊は安倍の片棒を担いだ」とか減点方式。「−１０点。はい。失格」というような評価しているのが、先の人たちだ。
金のない地方から上京した学生が「３LDKのマンション。駐車場付き。都内で大学に近く。家賃は五万以下でないと住みたくないんだよなあ」と言っているようなもの。もっと言えば、無い物ねだりばかりしている国民が多いからこそ、政治家もあのレベルではないか？政治家はスーパーヒーローではない。国民の反映だ。１００点満点を求める前に、３０点を見つけ、育てること。大事だ。例えば「良い点」が一つしかない。それが「安倍逮捕」であれば、それだけで応援すべき存在だと思えてしまう
