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コロナウイルス=東京もこうなるのか?  新宿がゴーストタウンになったら。こんな感じ。誰もいない街。 [コロナウイルス]

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コロナウイルス=東京もこうなるのか?

新宿がゴーストタウンになったら。こんな感じ。誰もいない街。



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映画「新聞記者」に感じた疑問⑤ー終 スポンサーを見れば一目瞭然。政府批判の映画でないことは分かる? [「新聞記者」検証]

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現在アンコール上映中の映画「新聞記者」そのフェイクを解き明かす(終)「Fukushima 50 」と同様の誘導がある。

映画「新聞記者」に感じた疑問⑤ー終 スポンサーを見れば一目瞭然。政府批判の映画でないことは分かる?

前回までで疑問は全て解けた。

この映画は「安倍政権批判」とか「政治の闇にメスを入れる」という映画ではなく、昭和40年代に人気だったテレビドラマ「事件記者」タイプの物語を現代版として焼き直したもの。エンタテイメントとして見るべき映画。演出もいい。俳優も素晴らしい。カメラもいい(ただ、新聞社内のシーンだけ「24」的な手振れ感を出そうとしてやり過ぎて船酔いする)面白くできた映画だ。ただ、シナリオはしっかり取材して書いてほしい。まして「原案 望月衣塑子」と謳うのなら記者、新聞社に関しては調べて書くべき。

良くないことだが日本映画では

題材を調べずにシナリオを書くことが結構ある。僕が以前に担当した「女子高生コンクリート詰め殺人事件」Vシネマだが、意欲作で実際にあった事件を実名で描くというもの。僕はその脚本を担当した。

が、プロデュサーが「時間がないから調べずに書け」と言い出した。「実名で描くのにそんなことは出来ない。あとで告訴されて困るのはあんただ!」と毎日のように衝突。が、彼だけでなく別の作品でも似たようなことがあった。他でもサッカーの物語なのにサッカーを取材せずにシナリオを書けと言われた友人がいる。取材費がないからだ。

だからライターにはサッカー漫画を読んで書く。ネットで適当に調べて書く。脚本家もPも、取材する大切を理解しない人がいる。この「新聞記者」もその1本。思わせ振りの宣伝も問題だが、僕はそちらが気になる。

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それも朝日新聞と東京新聞が協力している作品。いくらでも社内取材は出来たはず。そして内調のあのネット工作部屋を見て爆笑した人も多い。調べる気ゼロ。ネトウヨを想像だけで描いたのだろう。つまり、新聞記者という仕事。新聞社という組織。記事がどのように決まり掲載されるか?(映画のように上司が納得しただけで一面トップに記事はでない)そして政府側、総理、官房長官を描いていない(調べていない)。ほとんど取材せずに作られたドラマ。

昭和40年代に流行った物語の焼き直し。

それを観客に「安倍内閣を斬る」「タブーに挑んだ」と勘違いさせてヒットした作品なのだ。解説に5回も費やしたが、実は簡単に説明することができる。スポンサーを見れば一目瞭然。

まず、KADOKAWA。角川である。

そしてビデオ会社。朝日新聞。多分、こんなやりとりがあっただろう。朝日には「政権を鋭く批判する新聞社が活躍しますと説明。イメージアップになるので出資。角川には「原案を貴社の本にします。映画化すれば売れますよ」そう望月さんの本「新聞記者」は角川書店。だから、全く引用しなくてもクレジットから外せなかったのだ。(角川はあのフェイク映画「Fukushima50」を作った会社でもある。政権批判の映画に出資するなんてありえない)そして、もう1社。それがイオン・グループだ。

「参議院選前に公開します。政権の腐敗を描いた映画です」

そう言われれば「いいねー」と思うだろう。イオンは元民主党の岡田さんのファミリー会社。全員がニコニコ。あと、大事なのは政権を本気で批判しないこと。安倍政権がモデルだと思われないこと。横槍が入るとマズイ。だから官房長官の会見シーンはないし、総理も登場しない。伊藤詩織さんの事件もヒロインは追求しない。まして劇中で分かりやすく解説しない。そんな風に各方面から文句が出ない対応。そして観客には「安倍政権を斬る社会派」というイメージで売る。

商売として見事。

通常、政権を批判する映画は先のような大企業が出資したりしない。スポンサーの名前を見れば「政権を斬る」とか「タブーを破る」という映画でないことはすぐに分かる。物事を見抜く目の大切さ。騙されやすさ。この映画からも多くを学んだ。


追記

「日本の女優は政権を恐れて出演を拒否。

だから韓国から呼んだ」というようなことを関係者が言っていたが、そんなはずはない。探せば「出る」という知名度ある女優が日本にはいる。俳優にも根性ある人は多い。だのに、韓国の女優。その理由。その後、分かった。

この映画が公開後。韓国での上映が発表された。それを考えてのキャスティングだったんだろう。「だから韓国でも受けるように主演は韓国俳優にした」とは言わず「日本の女優は政権を恐れて出演を拒否。だから韓国から呼んだ」と言った方が宣伝になる。「日本の俳優が出演できないセンセーショナルな映画」「暗部に切り込む作品!」というアピールもできる。でも、そんな映画ではなかった。

つまり、日本の女優の多くに拒否された訳ではなく、最初から韓国公開を考えてのキャスティングだと思える。全て計算ずく? 多くの観客が見事に乗せられてしまった。



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映画「新聞記者」に感じた疑問④ 思い込みで見に行き、思い込みで賞賛。観客を誘導するテクニック? [「新聞記者」検証]

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現在アンコール上映中の映画「新聞記者」そのフェイクを解き明かす(終)「Fukushima 50 」と同様の誘導がある。

映画「新聞記者」に感じた疑問④ 思い込みで見に行き、思い込みで賞賛。観客を誘導するテクニック?

これまでのまとめを書く。この映画のヒロインは望月衣塑子さんではない。劇中に登場する政権も安倍政権と似た部分はあるが、モデルにしているわけではない。物語は完全にフィクション。新聞記者や新聞社のあり方を徹底取材したものではなく、作家が想像で書いたものである。それは作品を否定することではなく、同じような映画はたくさんあり、エンタテイメントとして楽しまれている。

言ってみればこの映画は昭和40年代に流行った「事件記者」もの。僕もよく見ていた「特捜記者」もそうだが、記者が政界の腐敗ネタを掴み記事にしようとするが、横槍が入ると言う王道の現代版。今風にするためにネット工作のエピソードや伊藤詩織さんを思わせる事件を取り入れるが、それほど深くは切り込まない。それを多くの人は「望月さんをモデルにした女性記者が安倍政権を斬る映画」だと勘違いしたと言うのが真相。というところまで書いた。

つまり、この映画は娯楽映画なのだ。

ではなぜ、望月さんがモデルでもなく、著書からエピソードを借りるわけでもないのに「原案」とクレジットしたのか? 彼女や前川さんまで特別出演させたか? そしてヤバイ話でもないのに、「ネットで攻撃を受けた」と関係者が発言したり、雑誌が「有名女優が出演拒否したので、韓国の女優を起用した」と記事にしたりしたのか? そのために観客にこう思ったのだ。

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「望月さんがモデル。安倍政権に斬り込む。

かなりヤバイ物語なので有名女優は出演拒否。韓国から呼ぶしかなかった。ネットで攻撃もされるし、伊藤詩織さん事件も描かれている。望月さんや前川さん本人が出ているし、かなり本格的な社会派だろう」

でも、そうではなかった。一般的な娯楽作品。政治や新聞についてもさほど取材せずに、想像で書かれた脚本だった。誤解したのは観客の勝手だ。制作サイドは単なる娯楽作を作ろうとした? そうだろうか? だったらなぜ、フィクションである娯楽作品に望月さんや前川さんを出演させたか? そんな形を取ることはあまりない。また「原案」と言いながら、何の引用もしない望月さんの本。

これらから言えるのは作り手も「リアルな政治ドラマ」と誤解してもらおうという意図があったのではないか? もっと、うがった見方をすれば、「これはタブーを超えた安倍政権批判」と話題にさせたい。ただ、映画がヒットして急に官邸から電話が来て「反政府映画だ!」と言われると困る。だから、物語には安倍も菅も登場しない。伊藤詩織さんの事件も詳しく説明しないし、追求もしない。批判されたら「いえいえ、これは安倍政権がモデルではありません」と言う。実際、架空の政権を架空の記者が追う物語なのだ。

でも、観客には誤解してほしい。

その意味で「特別出演」「原案」そして「主演女優拒否情報」「韓国から女優を呼ぶ」「ネットで攻撃もされている」さらには「参議院選前に公開」という演出をしたのではないか? いけないことではない。映画はその手のあざといくらいの宣伝をするもの。

その思惑は当たり。大ヒットした。僕を含め多くが思い込みで、期待して映画を見た。が、思っていた物語ではなく失望。何ら安倍政権に斬り込んだ映画ではない。内容は昭和40年代の記者ものだ。十分な取材もせずに、書かれた脚本。ただ、一部はそれに気づかず「安倍政権に斬り込んでいる。今、日本人が見るべき映画!」「よくここまで描いた!」と評価するが、どこにも斬り込んではいない。何ら闇の解明もしていない。作り手は安全地帯にいる。

(次回完結)


つづき=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-03-26-4


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映画「新聞記者」に感じた疑問③ この映画は安倍政権に斬り込む物語ではない? [「新聞記者」検証]

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現在アンコール上映中の映画「新聞記者」そのフェイクを解き明かす
「Fukushima 50 」と同様の誘導がある。


映画「新聞記者」に感じた疑問③ この映画は安倍政権に斬り込む物語でもない?

前回はこの映画のヒロインのモデルは、望月衣塑子さんではないということを説明した。解説にも、パンフレットにも、モデルであるとは書かれておらず、彼女の本が原案だが、そこからエピソードは使われていない。女性記者という部分だけが映画になっている。つまり映画のヒロインは完全な創作であり、望月さんがモデルとかベースではない。ただ、なぜか、彼女の本が原案としてクレジット。特別出演しているので、彼女の物語か?と勘違いする観客が多くいたということ。

では、物語を見てみよう。

ヒロインが追求する政府というのは安倍政権がモデルと思える。これも検証してみよう。まず、伊藤詩織さん事件をモデルにしたと思えるものが劇中で紹介される。が、その事件をヒロインの女記者は追わない。ただ、紹介されるだけだ。本筋は家計学園をモデルにした事件。

そして望月さんをモデルにした訳ではないにしても、彼女の本を「原案」にしているのなら、官房長官の会見の場面をなぜ入れなかったのだろう? 疲れた死神のような俳優。例えば故・天本英夫さんのような俳優に官房長官を演じさせ、ヒロインが食い下がるような場面があれば盛り上がる。が、それはない。菅官房長官を思わす役も登場しない。菅だけでなく、安倍総理を思わせる役も登場しない。もし、安倍政権をモデルにするなら、あの2人を思わせる役は欲しい。なぜ、登場させなかったのか?

伊藤詩織さんがモデルの事件も

劇中で報道されるだけであり、ヒロインの女記者が会見に臨み、直接質問したり、本人の話を聞くという場面はない。事件の再現場面もない。あの事件を思わせる報道が劇中であるだけで、ヒロインは切り込まない。総理も官房長官も出てこない。伊藤詩織さん事件にも切り込まない。もしかしたら、ヒロインが望月さんだと勘違いしたように、劇中で描かれた政権も安倍政権という訳ではないのだろうか?

加計学園を思わせる事件も、

総理と友人による癒着という説明はあるが、総理役と加計孝太郎をモデルにした人物がゴルフをしたり、ビールを飲んだりする場面もない。言葉による説明だけだ。もしかしたら、これも観客が加計学園問題だと勘違いしているだけで、架空の事件という設定なのではないか? もし、加計学園がモデルであり、現実ではできなかったことを追求する物語なら、それらしさを出すはずだが、内容的にもテレビで報道された程度のものしか描かれていない。

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内調のネット工作の場面はどうか? 

他は安倍政権でなくても成り立つが、あのネトウヨ作戦はあの政権が始めたことだ。が、ここもおかしい。実は政治の舞台裏で活躍する知人がいて、その話を聞いた。ネット工作は職員ではなく、一般の人をうまく巻き込んで政府批判者を叩くというやり方。

白いYシャツの公務員があんな風に

官庁内でネット工作をしているわけではないそうだ。他からも聞いたが「内調はいろんな省庁からの出先機関。あの手の作業をするとすぐにバレる」とのこと。つまり、あの場面も創作。

また、ヒロインの新聞記者としての振る舞い、記事が掲載されるまでの経緯もおかしい。「本物の記者に取材してないな!」と元新聞記者がどこかでコメントしていたが、その通りだろう。劇中で編集長らしき男性が承認するだけで簡単に一面トップの記事になっていたが、そんな簡単には行かない。

また、ヒロインは事件の裏付け取材もしていない。この辺はもう創作というより脚本家が調べずに書いたのではないか? 加計学園を思わす事件が物足りないのも、新聞やテレビの情報だけでシナリオを書いた。さらに望月さんにも取材していない? 望月さん本人も「映画を監修していない」という。

安倍政権に斬り込む物語と思いきや、

安倍も菅も登場せず、家計事件も輪郭だけ、新聞社も取材せずに想像で描いている。内調のネット工作も想像。ほとんどが取材せずに、想像で書かれていることが分かる。もし、政権に斬り込むのが目的なら、徹底的に取材して、僕らが知らなかった暗部を暴く展開をフィクションとして見せるはず。でも、それはない。

総合すると、この映画は安倍政権の暗部に斬り込む話ではないということ。従来のエンタテイメント。新聞記者が実際にはない架空の事件を追い、解決するタイプの昔ながらの物語であるということ。では、なんでそんな映画にしたのか? 別方向から見ると意外な答えが出る...。

(続く)

つづき=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2020-03-26-3

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映画「新聞記者」に感じた疑問② 驚愕の事実=あの記者がモデルではない? [「新聞記者」検証]

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現在アンコール上映中の映画「新聞記者」そのフェイクを解き明かす
「Fukushima 50 」と同様の誘導がある。


映画「新聞記者」に感じた疑問② 驚愕の事実=あの記者がモデルではない?

大ヒット映画の疑問を語るのは難しい。が、「私も疑問に思えた」「スッキリしない」とのコメントもたくさん頂き、同じように感じている人もいることを知り、僕だけではないと安心。さあ、続きだ。

前回は望月衣塑子・著の「新聞記者」(彼女の記者生活を描いたエッセイ)を原案として描いた映画なのに、俳優は韓国の人。設定は帰国子女に変更され、望月さんの経験がエピソードに生かされていないことを上げ、製作サイドは彼女に対するリスペクトや関心が薄いことを感じた。

アメリカ映画「大統領の陰謀」は

実在のワシントンポスト紙の記者、カール・バーンステインとボブ・ウッドワールドを主人公にした物語で、RレッドフォードとDホフマンが演じた。彼らを日本人にしたり、イタリア人にしたりと言う変更はない。それどころか2人の名優が髪型やファッションまで本人に近づけて演じていた。それに比べると寂しいものがある。

何よりの疑問は望月記者といえば、

官房長官の記者会見を一番に思い出す。無視されたり、質問できてもすぐに「手短に!」と注意を受ける。毎回、まともに答えてはもらえない。なのに望月さんは粘りつよく鋭い質問を繰り返す。そこに共感し応援したくなる。なのになぜ、彼女のそんな行動が描かれていない。そこが一番の疑問点だった。が、あれこれ調べて気がつく...。

日頃から僕は、繰り返しFacebook等で記事にしていることがある。「思い込み」の危険性だ。事実と違うことを思い込み、全体が見れなくなること。それを自身で犯していた。あの映画は望月さんがモデルではない。パンフレットを読み直し、ネットの映画解説、プロデュサーのインタビューも確認したが、モデルとはどこにも書かれていなかった。

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つまり、望月さんの本「新聞記者」を原案にしてはいるが、そこから思いついたフィクションの物語。全くの別物なのだ。「でも、原案だろ?」と思うが、映画に生かしたのは「頑張る女性記者」という部分だけ。だから、韓国の俳優が演じてもいいし、設定を帰国子女にしても問題ない。だって、望月さんじゃないから!実在しないある女性記者の物語なのだ。 


もっといえば彼女の著作「新聞記者」が原案

だと言う必要もない。女刑事のドラマを作るのに原案はいらないのと同じで、女記者もたくさんいる。わざわざ原案を謳い、クレジットする必要はない。だからリスペクトも感じなかったのだ。ではなぜ、わざわざ原案と謳ったのか? さらに、モデルでもない、原作者でもない望月さん本人をなぜ、映画に特別出演させたのか? 

その2つ。原案と特別出演があるから、僕は彼女がモデルの物語と思い込んでしまった。他の観客はどうだろうか? あなたはどうだろう? 「望月さんがモデルではない!」と思って見た人はいるのか? 原案=望月衣塑子。主人公は女新聞記者。本人が映画に特別出演。とくれば多くの人が彼女がモデルであり、主人公だと思うのが通常だ。 

では、なぜ、そんなことをしたのか? 答えは物語をじっくり見ると分かってくる。特に内調のシーンとか...


(続く)

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映画「新聞記者」に感じた疑問① 原案となった本。読んでいるが.....次々に疑問が? [「新聞記者」検証]

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現在アンコール上映中の映画「新聞記者」そのフェイクを解き明かす
「Fukushima 50 」と同様の誘導がある。



①映画「新聞記者」の原案となった本。読んでいるが.....次々に疑問が?

大ヒット中の映画「新聞記者」とても好評だが、僕はかなり引っかかるものがあった。そこで原作ではなく、原案とクレジットされている東京新聞の記者・望月衣塑子さんが書いた本を読んでいる。これは小説ではなく、子供時代、学生時代、東京新聞入社、新人時代から現代までの自伝的なエッセイである。

読むと、なるほど、あの官房長官に食い下がる彼女の背景がよく分かる。記者というと男性というイメージが強いが(もちろん偏見です)それを彼女は覆している。そんな望月さんの葛藤と活躍。挫折と反省が綴られた本でとても興味深い。だが、半分以上読んだが、引っかかるものがある。彼女のエピソードが映画で生かされてない。

もちろん、原作ではなく原案。

原作でも主人公のキャラクターだけ借りて別の物語ということもある。だが、望月さんという実在の人物をモデルにしているのであれば、名前は変え、多少の設定は変えても何か彼女らしいものは残すはず。逆にそれをしなければ望月さんでなくても良かったということになる。検証しよう。

映画のヒロインは帰国子女で父親も記者。その父が陰謀に嵌められて悲しい末路を辿る。その思いを継いでヒロインは記者を続けるという設定。日本の有名俳優には断られたので韓国の女優が演じたらしい。そのことで帰国子女に変更したのだろう。だが、おかしい。

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どこかの週刊誌では女優の実名を挙げ「反政府のイメージがつくからと断られた」と記事になっていた。(女優の実名が上がることは通常ありえない。これも不可思議。いずれ説明)それが本当だとしても、記事に出た候補者以外で「やりたい!」という日本人女優はきっといただろう。新人であったとしても日本の女優が全て断った訳ではないはず。

そもそも望月さんがモデルの役。

日本人女優で探すべき。なのになぜ、韓国の女優になったのか? そのことで帰国子女に設定を変えねばならない。モデルの望月さんから離れてしまう。ただ、それでも彼女の経験をエピソードに織り込むことはできる。なのに彼女の経験談を綴った本からは、今のところ、それらエピソードを映画に持ち込んでいない。さらに望月さんから離れる。それならオリジナルで女性記者ものにすれば良かったのだ。

彼女の忖度しない行動が有名であり、

その行動に共感するからこそ、映画のモデルに選んだのではないか? なのになぜ、彼女から離れることばかりするのか? もしかしたら、望月さんがモデルではなく、彼女の活躍に触発されて「女性記者ものをやろう」と思いつき、彼女の経験や人生とは関係のない、別物の新聞記者ものを作ったということか? そう思うと、ヒロインが帰国子女で、韓国の女優が演じてもおかしくない。望月さんとは関係のない別物語なのだから。

だが、映画は望月さんがモデルとアピールしているのに、彼女の存在が映画に持ち込まれていない。製作サイドの望月さんに対するリスペクトや興味が感じられない。他にも映画にはいろんな疑問がある。作り込み、外枠、表現、シナリオ。なのに、その問題点を誰も指摘していない。おかしい。このあとも様々な矛盾、疑問点が続々と出て来た。そして、、、、、

(続く)

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原発事故の政府、東電対応。コロナ対策の失態と同じ背景? [コロナウイルス]

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原発事故の政府、東電対応。コロナ対策の失態と同じ背景?

吉田調書を知ると「Fukushima50」の捏造もよく分かる。司馬史観は100年以上たった歴史だから許された。わずか9年前の事故を改ざんし、捏造し、作り変え、意味を違える。それも「真実の物語」と銘打って映画にするのは、やはり許されることではない。フェイクニュースと同様、それは単なるプロパガンダである。

そして今回のコロナ騒動でも、政府は同じ失策を繰り返している。



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コロナウイルスが細菌兵器だとしたら?=罪を問われない人類削減計画?それを「映画の見過ぎ」と笑う人たち? [コロナウイルス]

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コロナウイルスが細菌兵器だとしたら?=罪を問われない人類削減計画?それを「映画の見過ぎ」と笑う人たち?

新しい時代への移行で一番、戸惑うのは過去の価値観に縛られた人たちだ。パソコンが登場した時、当時の森首相は「これはテレビ?」と言い。関係者に「それがパソコンです」と言われたニュース番組を思い出す。過去に存在したものに当てはめて同じものだと認識してしまうのだ。

また、平和な時代を長らく過ごしてきた世代。特に僕らの年代だが、戦争を知らない。究極の貧しさも知らない。「9条があるから戦争はしない」と思い込んでいる。多少の不況があっても日本では平凡な生活がこれからも延々と続くと考える。そんな人たちは見えないところで大きな力が働いていても「陰謀論だ!」「あり得ない!」と自分たちの知らないこと、経験していないことを理解することができない。海外に行ってレストランのテーブルにカバンを置いて、トイレに行く日本人旅行者と同じパターン。危険を想像できない。

これまでとは違う新しい時代に入っても、対応できるのは意外にもクリエイティブな職業の人たちかもしれない。今、問題のコロナウイルスにしても、映画や小説、漫画の世界では何十年も前からある題材、その恐怖や対応を考え描いて来た。映画で言えば「復活の日」「感染列島」「アウトブレイク」「アンドロメダ」「カサンドラクロス」とすぐに思い出す。自然発生の細菌だけでなく、兵器としての作品も多い。平凡な毎日を過ごしていた人たちは「映画の世界の出来事」と思い込んでいるだろうが、細菌兵器は実在する。

太平洋戦争中にも日本軍の731石井細菌部隊は細菌兵器の研究をし、ペストを使ったものを実験的に中国で使用。そのデータは戦後、アメリカに持ち去られ現在も研究が続いている。今回のコロナウイルスが発生したと言われる中国の武漢にも、細菌研究所があったらしい。そもそも細菌兵器は人だけを殺し、建物やインフラ。自然や文化財を破壊しない。その国を占領後にゼロから再建せずとも、あるものを活用できるという経済的な戦争をするために開発されたもの。

だが、世界の協定で研究が禁止。なのに実際はどの国も隠れて研究していた。そして今、別の目的でその兵器が有効になって来た。人口が増加により地球がヤバい状態。それを止めるには人口削減しかない。が、罪もない人を大量に殺すことはできない。出産規制しても削減には何十年もかかる。ある意味、戦争はその意味で役立ったが、もはや戦争もできない時代。そんな時代に削減のために殺人をすれば凶悪犯にさせる。国にはできない。

そんな時には神による粛清。洪水で世界を滅ぼすー聖書にあるあの展開があるのかもしれない。でも、コロナウイルスは洪水よりも有効。高齢者や持病を持つ人が多く死ぬ都合のいいウイルス。福祉や医療費も大幅に軽減できる。やはり、誰かが作り出した細菌兵器ではないか?と思えるくる。おまけに犯人が分からないから罪を問われない。国や組織の犯行でも分からない。「そんなことあり得ないよ!」と思う人もいるだろう。だが、時代が変わるときには、過去の認識では理解できないことが次々に登場する。古い価値観で測っては現実が見えなくなる。

ちなみにパソコンを「テレビ?」と言った森元首相は現在、中止確実のオリンピックについてこう言っている。「マスクをせずに、最後まで開催に向けて頑張る!」新しい時代に置いて行かれるのは、この手の人たちなのだ。まだまだ多くの困難と苦悩を続けることになると思えるが、コロナ騒動により、いろんな意味で時代は変わることになるだろう。


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日本は本当に感染者が少ないのか? それとも政府が必死に隠しているのか? [コロナウイルス]

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日本は本当に感染者が少ないのか? それとも政府が必死に隠しているのか?

コロナウイルス。イタリアでは1日793人が死亡している。ニュースでそう聞いても「本当か?」と思ってしまう。「復活の日」の一場面を思い出し、あんな感じなのだろうか?と考える。アメリカの状態はニュースで見た。留学していたLAの街角が映る。

よく映画を見に行った街(ウエストウッドーUCLAがある有名な街)いつもは夜でも人が多い、若者の街。それが閑散。映画館も、ピザ屋(カルフォルニア・キッチン。留学当時はWWにはなかったがビバリーセンター店に良く行った)もクローズされている。よく知る街の現状を知ると、リアルに恐怖を感じる。

対して日本はお花見、満員電車、マーケットでもかなりの人。パニック映画を見たあと、映画館がから出てきて現実に戻った時のような感覚に陥る。これは日本人があまりにも現実を把握していないのか? 日本人はウイルスに対する特別な体質があるのか? それとも政府発表のように、海外ほど本当に広がっていないか? 

日本は元寇の時から、何度も大きな危機を神風に救われたことがある。広島原爆の後も台風が来たことで、多くの放射能が海に飛ばされた。原発事故の時も放射能値が高い時に、風向きが東京ではなく太平洋側だったので多くが海に飛ばされた。(そのために沖にいたアメリカの軍艦ロナルドレーガンの乗組員が多く被曝)福1の燃料プールにあるはずのない水があって、東日本は救われたりもした。F50の活躍で日本を救ったわけではない。

同じように今回のコロナウイルスも、日本人は感染しにくい体質があるとか、満員電車でも平気という抗体があるとか? 何かそんな奇跡があるのか? でも、お花畑の国民性。危機感が本当にない。単に呑気で現実を理解していないだけで、感染はかなり広がっているというのが現実か? 死者もかなり出ているかもしれないが、コロナによる死亡と発表しないとか。

原発事故後も、線量を低めに発表、隠したり、デマだと決めつける。風評被害と言いながら実害。そんなことで誤魔化し続けているのが日本政府。問題解決より隠蔽の方が得意な国。だが、間も無く答えが出るだろう。感染者がどんどん増えて行けば、隠しきれなくなり、世間が大騒ぎになる。そうなっても政府はそれを隠し続け、マスコミも同調。人がバンバン死んでも「オリンピックは開催」と言い続けても、国民は気づかないのだろうか? 今月来月で答えが出るはずだ。


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建設中の大間原発は住宅街の真ん前!!! [原発問題]

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建設中の大間原発。住宅街の真ん前!!!

青森県下北郡大間町に建設中の電源開発の原子力発電所。

大きな写真で赤いクレーンが見えるのが建設現場。

手前が住宅街(2012撮影)

原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」(山本太郎出演)
公式HP=> http://www.asahinoataruie.jp


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