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憎しみと感情に振り回される人。支配者に一番喜ばれるタイプ? [社会政治]

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憎しみと感情に振り回される人。支配者に一番喜ばれるタイプ?

誘導され、思想コントロール

されていることには気づいてない人が多い。多くの日本人はそれに気づいていない。例えば政権を見ていると本当にイラつく。自民は許せない。野党も不甲斐ない。「だから選挙に行かない!」「俺なりの抗議だ」と棄権する人も多い。しかし、それで喜ぶのは自公だけ。組織票のある団体は投票率が低いほどに当選しやすくなる。

抗議のつもりの棄権が、

一番許せない人たちを応援していることになっていることに気づいていない。その手の人は感情に左右されやすい。「許せない」「酷い」激情型。別の面でも誘導される。「韓国許せねえ!」テレビや雑誌が嫌韓を煽るとすぐに乗せられて、その手の番組の視聴率が上がり、雑誌が売れる。

同じことが戦前に行われた。「米英鬼畜」と憎しみを煽って戦争に突入した。「侵略ではない。アジアの解放だ」と言われて、海外に軍を送り込んだ。感情に訴え、怒りを呼び起こして戦争は行われる。目的はアジア各国の持つ資源を手に入れること。そして軍の背後にいる財閥=大企業が大儲けすること。そのために利用しやすいのが感情的で単純な国民なのだ。

その手の人が今も多いことに気づく。

橋下徹、立花孝志、ホリエモンらの記事を書くと「大嫌い」「許せない」という感情的なコメントが入る。「この本をぜひ読んで欲しい」なんて書いていないのに「私は読みません!」と書き込まれる。ある種のヒステリー状態。記事を読まず、写真を見て、タイトルを読んだだけで誹謗中傷コメント。

「こんな人を支持するなんて失望しました!」

はあ? 支持なんてしていない。嫌われ者を研究することも大事だ。何よりも記事を読まずに批判している。「嫌い」という強い感情に振り回され客観的な視点を失っている。そして、嫌い!という人ほど、その嫌われ者のことを知らない。何かの報道や記事。噂を聞いて「許せない」と思ってしまうことが多い。そんな性質を利用したのが太平洋戦争。「米兵鬼畜」ってアメリカ人に会ったこともない日本人がほとんどという時代。

さらに敵性語だと英語教育を禁止。

敵なら余計に相手を知ることが大事。でも、よく知るとシンパシーやリスペクトが生まれる危険があるので禁止したのだろう。同じ構図だ。禁止されなくても自分の嫌いな人の本を読まない。テレビに出るとチャンネルを変える。だから、その人の一部しか知らないまま憎しみが持続する。ネガティブ・キャンペーンをやられれば一発。事実でないことを流しても「許せない」と怒りに狩られ批判する。それをやられたのが小沢一郎だ。

憎しみは目を曇らす。

誘導される。利用される。だから僕は多くに嫌われる人がいると、必ず調べる。その人のことを知ろうとする。嫌われる理由も分かるが、嫌わせたい人が別にいるのが分かることもある。また、嫌われ者は良い悪いでなく、優秀な人が多い。そして何より嫌われるということは、好きな人もいるということ。見つめれば色々見えてくる。必要悪もある。プロレスと同じで悪役も必要。

言えることは一つ。憎しみや感情に振り回されてはいけない。「自民は許せない。投票には行かない」そのパターンに陥っては相手の思うツボなのだ。


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