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古賀茂明さんの本に「森友学園事件」の背景が全て書かれていた? [事件]

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 *2年前に書いた記事。古賀茂明さんの本に「森友学園事件」の背景が全て書かれいる*

古賀茂明さんが「国家の暴走」で伝えたいこと。総理の魂胆「アメリカ軍と一緒に中国と戦争すること!」

(2015年3月)


昨日の「報道ステ」にも出演。あれだけ政府から圧力がかかり、番組降板の仕打ちを受けながら、再び「アイアム・ノット・アベ」発言を繰り返した古賀さん。本当に凄い! そんな彼が本当に伝えたいこと。それはテレビの短い時間ではむずかしい。その思いの全てが綴られたのが、角川書店から出ている「国家の暴走」だ。

テレビで古賀さんの発言に共感しても「本を読むというのは大変だ!」と思う人も多いだろう。本当は読んでもらうことが一番なのだが、少しばかり内容を紹介する。

この「国家の暴走」は安倍首相の本音、魂胆、真の目的を

古賀さんが詳しく、事実に基づいて解説していくものだ。簡単にいうと「安倍晋三は日本を戦争が出来る国にしようとしている」こと。その危険性を訴えるものだ。

僕の周辺を見渡しても「安倍さんは経済を良くしてくれる。応援している。民主党には任せられない」という人がいくらかいる。彼らと話すと驚くほど、現実が見えておらず。全て政府の主張を鵜呑み。「日本は第9条があって、戦争をする国にはならない」と信じ込んでいる。

でも、その人たちの情報源はテレビや新聞。それを聞きかじっただけなのに盲目に信じ込んでいる。古賀さんはそれら報道や政府発表。国会での発言等。多くの事実を上げて、様々な角度から解説。安倍政権が本当にやろうとしていることを事細かに説明する。

それが「納得!」の指摘ばかり。だからこそ、この本は「総理が国民に一番読ませたくない本」と言われるのだろう。表では「経済復興を掲げ、美しい国」といいながら、実際は戦争ができる国にしたいことがバレるからだ。

印象的だったところを紹介すると、

古賀さんは総理の発想をこう解説する。「なぜ、集団的自衛権を閣議決定して、自衛隊を海外で戦闘できるようにしたいか?」中国が尖閣諸島を軍事力で占領された場合、アメリカに一緒に戦ってほしいという思いが総理にはあると指摘する。

そのために集団的自衛権を持ち、アメリカと共に他の国と戦争ができる国にしておきたい。だが、古賀さんはその発想は根本的に間違っているという。アメリカは中国とは戦争しない。大事な経済マーケットであり、戦争する意味がない。軍事的な脅威は感じているが、それは政治力で押さえ込みたい。

それより日本が戦争できる国になれば、

中東での戦闘に自国の軍を出さず日本に自衛隊を出させて血を流させようという魂胆がある。アメリカ国内では国民の犠牲を強いることが世論により次第に厳しくなっている。だが、戦争すれば儲かる。自衛隊を送り、自分たちは利益だけ得ようというのがアメリカの考え。なるほど、そう考えるのがあの国だ。

それを総理は理解せず「中国と戦争するときには一緒に戦ってくれるはず」と思い込み、「戦争できる国にしますよー!」とラブコール送っている。だから人質が取られているのにエジプトで「イスラム国と戦う周辺諸国に支援する!」なんて演説をして、身代金を要求されてもアメリカと歩調を揃えて「テロには屈しない!」といい、人質の後藤健二さんたちを見殺しにしたのだ。

全てはアメリカ様に気に入られるため。

しかし、古賀さんの指摘するようにアメリカ様は中国と戦争する気はない。なのに必死に戦争できる国にしようとしているのが、あの人。その魂胆を国民にバラされるのは困る。官邸からテレビ朝日に本番中に「古賀を出すな!」と抗議の電話がかかるのも納得できる。

このまま行けば日本はアメリカの鉄砲玉となり、危険な戦場に自衛隊が送り込まれ、多くの若い日本人が犠牲になるということ。そのことで敵国からは恨まれ、報復のために日本国内でもテロ事件が多発する。それを避けようというのが古賀さんからのメッセージなのだ。ぜひ、この本「国家の暴走」多くの人に読んでもらいたい。

(そして2017年)

このあとトランプが大統領になったことでどんでん返し。TPPと同じように梯子を外された。ただ、ヒラリーであってもいずれ同じ梯子を外されただろう。アメリカは中国との戦争を望んではいないからだ。つまり、今回の事件は.......ロッキード事件........アッキード事件。同じ構図ではないか?


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