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他人の痛みは実感できない=病気だけでない。原発も沖縄問題も同じだ!(改訂版) [沖縄問題]

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他人の痛みは実感できない=病気だけでない。原発も沖縄問題も同じだ!(改訂版)

喘息で発作が出るので、ベッドで横にならず座ったまま寝ている。当然、熟睡できず、疲労が溜まっていく。もう2週間もそんな日々が続く。体調自体も良くなく、胃や腸の機能も低下。こんなふうに毎日詳しく闘病記を書いているのに、常連さんから超的外れなコメントが来る。病気に関わらず他人の苦しみは、分からないものなのだ。

逆の話もある。私の花粉症は毎年、極めて軽い。朝、少し鼻水が出る程度。日中、目が痒いことがあるが、すぐに忘れる。特別な対策は何もしない。対して多くの友達は花粉症で苦しみ「目の痒みが耐え難い。目玉を取り出して洗いたいほど!」と嘆く。大変そうだが、実感として分からない。

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また逆に、私が胃痛で苦しんだ時も同様。強度のストレスで胃酸が出過ぎて胃自体を傷つける。穴が開きそうな痛み。疼くまり歩けなくなる。そんな時、薬がなければ何か食べることで、胃液を本来の消化に使い、意を守り痛みを止めるしかない。

その場にいた友人に「何でもいいから食べたい....」というと、胃痛経験のない友人は「いい大人が、子供みたいだぞ〜!」と笑っていた。実感できないのだ。

他人の「痛み」「苦しみ」というのはそういうものなのだ。「可愛そう」とか「哀れ」と上から目線で同情することしか出来ない。それは「戦争」「原発事故」も同じ。「気の毒だね」「寄り添いたいね」と言っても他人事。人はどうすれば自身が、その不幸を体験したような気持ちになれるか?

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それを実践したのが映画「朝日のあたる家」である。原発事故に巻き込まれるとどうなるか?を体験してもらうために作った。今、話題の大臣はかつて「原発事故で死亡者は出ていない訳だし、このまま推進すべきでは?」と発言した。が、死ななくても家や仕事を奪われ、家族がバラバラになり、故郷を奪われることをどう思うのか?福島の悲しみを実感していないからこそ、あのような無神経な発言ができたのだ。

高市だけではない。多くの日本人は原発だけでなく、沖縄の現実も実感できない。「基地。大変だね〜」それで終わり。では、どうすれば県民の「苦しみ」や「悲しみ」を痛感してもらえるか? それを実践するのが私の次回作。現在、編集中。自分のことのように怒り、悲しみ、黙ってられなくなる。それを実感してもらえる映画にしたい。

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