昨夜は「伝説巨人イデオン」を第10話まで見た。 [映画感想]
「伝説巨神イデオン」。1980年代にテレビで見てたが、難しい話で20歳前後の私には理解できず。いつか見直さなければ!と思っていた。
アニメのシリーズで「機動戦士ガンダム」終了後の富野由悠季監督作品。1980年放送。これが凄い。ビジュアルだけ見ていると、相変わらずの巨大ロボットものだが、改めて見直して驚愕している。まさに今の物語ではないか?現時点でのテーマは「なぜ、戦争は続いてしまうのか?」「なぜ、戦争を終わらせることはできないのか?」なのだ。
しかし、この作品、当時は放送打ち切りになっている。子供向け番組なのにストーリーが難解過ぎたのだ。僕が初めて見たのが最終回。打ち切りだから、さまざまな謎も解き明かされず、いきなり終わる。が、それが衝撃的で「なんじゃこれは!」と感じた。同じような視聴者が多く、のちに映画で完結編が作られた。それでも結末は「何じゃこれは!」だった。
同じ富野由悠季監督の「逆襲のシャア」もそんな感じで、10年以上経って見直して、そのテーマを知った。富野作品はボーと見ていても分からない深さがある。「イデオン」もその一つ。今回こそ本質を見抜いてやろうと見ている。
「イデオン」の劇場版予告編を貼り付けておく。興味のある人は見てほしい。「何じゃこれは!」といろんな意味で思うはず。きっと感度が高い人は「ヤバい!」と感じるが、鈍い人は「よく分からな〜い。何これ!」で終わるだろう。色々だ。
これ=> https://youtu.be/uZNcDbfkmiY
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