低血圧で目眩が頻発シリーズ。少しずつ回復に向かう? [2022]
低血圧で目眩が頻発シリーズ。少しずつ回復に向かう?
大量不調の記事を読んだFB友達から「断食したらどうですか?」とのコメントを頂いた。が、原因は食べる量が少ないことで血液が作られないことだった。断食ではなく、たくさん食べなければならない。人の意見を素直に聞かない、捻くれ者の性格が役立った。そこで1週間ほど前から肉を中心にしっかり食べている。
毎日、血圧が測っているが、ほんの少しずつ上昇。本来の健康値(WHO推奨値ではない)に近づいている。だが、体重もほとんど増えていない。これは食べたものの多くが脂肪ではなく、血になっているからと想像する。減量中の1年半。ほぼ毎日体重を測ったが、揚げ物を食べると翌日の体重は確実に上がる。それが今回は毎日食べても大きな増加なし。多くが血になっているのだと思える。
やはり血が足りないことで血圧が下がり、脳に十分な血が送れないことで目眩を起こしているのだろう。その原因は4日間、何も食べずに寝込んだこと(それで血が造られなかった)だが、多分その以前からの減量で血が十分に造られていなかったこともあるだろう。4日間の寝たきりだけで、ここまで酷い状態になるとは思えない。1年半に渡る減量が悪影響を与えていたのだ。
60代になってからの減量というのも良くなかっただろう。また、栄養士がいて、ビタミンやタンパク質を考えアドバイスを受けての減量ではなく、「とにかく食べない!」という方法。1年に渡り栄養不足。内臓等が機能低下していたと思える。そこに昨年末の不可能実行指令!? 7人分の仕事をタイムリミットの中でこなさねばならない。そして過度のストレス。結果、過労でダウン。さらに血圧が急激に下がり目眩。
過労でダウンは毎度のことだが、「減量」「4日間寝たきり」「過度のストレス」が重なったことで、今までにない体調不良となったのだろう。ただ、過労に関してはいつもの方が酷い。数ヶ月間、寝たきりになったことが何度もある。ま、今回の不可能実行指令は9ヶ月であり。いつもは1年以上の戦い。その意味でラッキーだったと思える。
体調管理は大切とかいうが、今回は想像を超えたものがあった。大切な教訓になった。60過ぎたら今までのように行かない。減量しても栄養バランスに気を付ける。7人分の仕事を少しでも減らす。そして個人的に思う大きな原因はストレスだろう。映画作りはストレスが付きまとう。それを軽減するように10年前から環境づくり。
ストレスの多くは困ったちゃんが原因。映画作りにエネルギーを注がねばならないのに彼ら彼女らが次々にトラブルを起こす。その尻脱ぐいを僕自身がする。時には先を予想してトラブルを起こす前に、手を打ったりもした。
当時の困ったちゃんは社長であり、Pであり、ベテラン・スタッフであり、スポンサー。時にはロケ地の人たちでもあった。悪意ある者。ない者。常識がない者。映画界のルールを知らない者。自分が住む世界のルールを押し付けてくる者。思い込みが強い者。良かれて思って足を引っ張る者。善意がトラブルに繋がることもあった。
その後は環境作りをし、より良い映画を作ることにエネルギーを費やせた。が、ここしばらく、また困ったちゃんズが登場した。悪意ない人たちだが、あれこれ振り回された。その種のストレスは僕自身が思う以上に健康に打撃を与え、血圧を上げ、危険な状態に追い込まれた。彼らが起こしたトラブルの後始末。迷惑をかけた人たちへの謝罪。それをしながら作品作りで7人分働くのは本当にキツい。
ただ、監督デビューした頃はもっと酷い状態。それに比べると遥かにマシな状態。だが、デビューから15年以上も経っているのに、また、同じようなことでは成長がない。今後の体調管理と共に、ストレスなしに仕事できる環境作りが改めて大切だと感じる。まだ、目眩が止まった訳ではないが、ほんの少しずつ軽減している。
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