SF映画。地球滅亡カウントダウン! 新しい星に移住する人類。でも、全員は行けない! [my opinion]
SF映画。地球滅亡カウントダウン! 新しい星に移住する人類。でも、全員は行けない!
昔、こんなSF映画があった。巨大隕石が地球に激突することが確実となり、ノアの方舟と言える宇宙船を建造。人類は別の新天地を目指す。が、全人類が乗り込める訳ではない。選ばれるのは、若くて、有能で、技術や知識がある者。年寄り、持病持ちは落とされる。次の時代に必要とされない者は、宇宙船に乗れない。
その選別は大変だ。年齢を誤魔化す老人。手に職がある見せかける若者。金を使い乗船リストに乗る大企業の社長。政治力で割り込む議員。規定があっても揉める。そのために戦争が起こるかもしれない。宇宙船乗っ取り。あるいは「どうせ、乗れないのなら破壊しろ!」と言う過激なグループも出てくるだろう。映画では多くの犠牲を出しながらハコ船号は宇宙に飛び立つ。
この先は僕の想像。選別を揉めずに簡単にする方法がある。「誰を宇宙船に乗せるか?」を考えるのではなく、乗せない人間、乗せるべきではない輩を選ぶのだ。いや、地球政府が選ぶのではない。次の時代に必要とされない人たち自身が、不適格であると手を上げる環境を作り上げる。例えば、見え見えの伝染病を演出。どう考えて危ない治療薬を発表。「タダで投与できますよ〜」とアナウンスすれば、考える力のない市民たちが手をあげて集まる。
船に乗せてはいけないのは、その人たちと地球政府は判断する。考える力が欠如。言われたことしか出来ない。疑わず従うだけの人たち。文句は言うが行動しない。頑張る人の批判ばかり。その種の人の労働力なら次の星ではロボットが賄う。大切なのは自分で考え、疑い、行動し、技術を持った若い人たちなのだ。
その選別法なら、あれこれテストやリサーチをしなくても、簡単に結果が出る。薬を飲んだ人はある結果が出て、自動的に船には乗れなくなる。次の星で活躍するのは、そうではない人たち。と言う悲しいSF映画って近い将来、現実になるかもなあとか、考えてしまう。政府にすれば、その方が選ぶの簡単だし。ま、架空の物語だけどね。
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