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誤解されやすい仕事=映画監督?!=「愚痴をいうな!」「寄付をくれ〜」? [映画業界物語]

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誤解されやすい仕事=映画監督?!=「愚痴をいうな!」「寄付をくれ〜」?

映画制作の苦労話を書くと「愚痴をいうな!」と言ってくる輩がいる。「苦労話」と「愚痴」の違いが分からない。さらにある種の日本人は苦労を見せずに頑張るという姿が好きなようだ。

ただ、苦労話を書かず良いことばかり書いていると、無神経な想像をしてあれこれ頼み事をしてくる輩がいる。「映画監督は金持ち!」と思い込み「私たちの団体に寄付してください」「**市に来てトークしてください(ギャラなし。交通費自腹で)」との連絡。日本の映画監督80%が貧乏と言っていい現実を知らず、ハリウッド監督をダブらせて、あれこれ要望してくる。ありもしないことを妄想。あるいは、僕がやってもいない、言ってもないことを批判してくる。「どうーせ。監督なんて」「女優と毎晩、飲み歩いてるはず!」という思い込みでそんな罵詈雑言が出てくる。

その辺はもう無視するしかないが、苦労話は大事。僕も巨匠監督の苦労話からいろんなことを学んだ。成功した話より、その手の話の方が勉強になる。また、関西人は自慢話より、苦労話をおもしろ可笑しくするのが好きなところがある。関西育ちの私は似たようなところがあるだろう。だから、その手の話をよく書く。

けど、気になるのが、応援してくれる人が誤解してあれこれ注意してくること。親切心からなのだが、誤解に基づいた注意。指摘。それをいちいち訂正するのもどうか? 時間も取られる。手間もかかる。その種の人に説明すると、さらに誤解して「失望したよ!」とブロックされる。芸能関係の職業に対する先入観や思い込みが強く、悲しい結末になることもある。そんなこともあるので、日頃から苦労話。舞台裏の話はよく記事にする。映画監督の実態を書く。そんな話の一つをこの後、紹介する。



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