近況報告 師走

近況報告

昨年秋から、いろんな物が壊れた。まず、パソコンが起動しなくなる。オートバイのエンジンがかからない。それらを修理、買う経済的余裕はなく、仕事はないので何ヶ月もそのままに。FBやブログはノートパソコンで対応。そして自分自身が体調不調でダウン。春からの減量で１０キロ痩せ、脂肪が減った分で寒さに弱くなったからだ。１週間以上も寝込み、それでなくても部屋はゴミ屋敷のようになっているが、片付ける元気なし。このまま孤独死？　いよいよ人生の終焉か？と思えていた。

ところが、まだまだ世間は僕を必要としてくれているようで、年末になって、その年初めての仕事依頼が来た。超低予算。ギャラも信じ難い額。でも、とても興味ある題材。ただ、引き受けるにはパソコンの復活が必要。この辺の話は以前に書いた。体調不良の方はあれこれ対策。ヒートテック衣料を購入して、寒さに立ち向かう。取材先も暖かい地方だったので、そのまま復活。

その他にもあれこれ問題があり、YouTubeの＊＊＊＊申請。県の補助金申請。この２つが本当に頭が痛く、イライラの権化。まあ、他にも１０個くらい対応せねばならない問題があったが、1月も終わりになり、ほぼ片付いた感じだ。お役所の手続きは本当に胃が悪くなる。特に最近は役所の窓口に行かずネットで申請というのが参る。それも役所のサイトは本当に分かりづらく不親切。

何週間もかかり、ようやく手続き終了。ま、本当に僅かな支援金しか貰えないのだが、今は僅かでも生き延びるためには必要。そして昨日、最後の問題を片付けた。バイクの修理だ。これは昨年夏の終わりに急にエンジンがかからなくなり、そのままにしていた。あれこれ聞くとバッテリーの問題のようだ。が、問題は２つ。

近所に修理できる店がない！買った店はバイクで行っても遠い。そしてバッテリーを換えると、それなりの値段。また、昨年秋は大量不調でバイクを押して遠い店まで行く体力もなかった。ほとんどの問題が片付き、昨日は晴れていたので「よし！」と思えた。３０分のところに小さな店。少し前に発見した。

重いバイクを押して３０分。体力が落ちていることを痛感。息が切れる。寒いのに汗がこぼれ落ちる。ようやく到着。見てもらうと、やはりバッテリーだろうということで預ける。日暮れには連絡があり、取りに行く。問題はバッテリーだった。中古で買ったバイク。「走行距離からして何かある頃」と言われた。そして値段も思ったほどでなく払える額。よし！久々に風になるぞ！寒空の中、近所を一周して帰る。

数年前に脱・都会生活。新宿まで２時間の町に住んでいる。家賃は安いし、今時は都会でなくても何も困らないのだが、一つだけ。交通の便だけは悪い。バスは数時間に１本。どこに行くのも歩いて３０分。なのでバイクが必要。

というより、この街の人は皆、自家用車を持っている。まるでLA。どこに行くのも車！そのため、ショッピングセンターや映画館もほとんどが無料駐車場。バイクも停められる。もし、車がないと「年賀状出さなきゃ」と郵便局に行くのも片道３０分。帰宅して「あ！プリンターのインクが切れた！」家電量販店までまた３０分。これで２時間が費やされる。

バイクあれば、一度帰宅して出ても３０分で両方の用事が片付く。都会に行く時も駅までバイク。駅前のショッピングセンター駐車場なら無料。都会なら数分歩けば駅やバス停。ただ、車があれば都会でなくても問題ない。僕は車より安くて、維持費も手頃なバイク。というより、バイクが好きなのだ。

２２歳まで原付に乗っていたが、その後３０年ほど乗る機会がなかった。都内で暮らすとバイクは逆に面倒。アパートの自転車置き場も狭いし、大家に嫌がられる。ということで、脱・都会生活はバイクに乗れるいい機会となった。なのに、ここしばらく乗れずにいた訳だが、これで復活。そんな話を友人の若い母親に話すと、息子が「６０歳過ぎてバイク乗ってるなんて、カッケーじじいだなあ」と言っていたそうだ。

ははは、現在は昨年依頼された仕事の編集をしている。来月中旬までに上げねばならない。昨年、お会いする約束をした方もいるが、それが終わり次第に時間を取るので、もう少しお待ち頂きたい。よろしく。