これは「戦いの呼び声」なのか? [2021]
これは「戦いの呼び声」なのか?
年末というのに久々にシナリオを書いている。今年も終わろうとする師走なのにある会社から依頼があった。ただ、監督作ではない。いつもは自身が書いたシナリオで監督する。が、今回は脚本のみ。そもそも僕は脚本家としてスタート。監督しない作品のシナリオを書いていた。20年ぶりほどに脚本家業のみの仕事。
しかし、ギャラが安い。そして時間がない。年内に仕上げて、1月上旬に撮影とのこと。通常はシナリオ執筆だけで1ヶ月は必要。それが5日ほど!直し時間はその後の4日間。ま、制作サイドが焦っているのではなく、その上の頭の硬いスポンサーが映画作りを全く知らず、勝手な予定を立てたからだ。
これがもうどうでもいい題材なら、いくら生活が苦しくても断る。なのだが社会派の物語。これは「やらねば!」それに、わずかでもギャラが出るので家賃も払えるし、生活費にもなる。コンビニでバイトするよりもいい。という訳で、年始年末も休むことなく仕事をすることになる。
今までも大晦日は仕事!ということは何度もあったので、それは平気。それと前にも書いたが、この仕事依頼は人生最後の夏休みを終えて、「戦いを再開しろー!」という映画の神様からのメッセージではないか?と思えている。いつも長期間ダウンしていると、戦いの呼び声が聞こえてくる。今回もそれなのか?
が、もう若くない。ヒートテック衣料で暖かくして風邪をひかないようにして、仕事をしよう!来年からは人生最後の戦いが始まることを期待して。
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