健康状態を分析する。 [2021]
健康状態を分析する。
昨日、体調は最悪だった。これまでは良くないときは暖かい部屋でおとなしくしていれば、翌日は良くなった。が、完全に自宅入院状態。ベッドに寝た切りで1日過ごす。何もする気になれず、感覚も麻痺。根性が出ない。
以前に重い病気にかかった知人がそのことで、性格が変わり、嫉妬深く、人を批判ばかりする、本当に詰まらない人間になってしまったことがあった。その人だけでなく病は人を変えてしまう。その状況が少し分かる気がした。悲しみや喜びが感じられず、何もする気がない。ま、僕の場合は批判や嫉妬ではないが、何かを頑張ってやろう!といういつものスピリッツが湧き出て来ない。
ただ、熱もなく、咳も、喉の痛みもない。きっとギリギリの戦いが体の中で行われていて、病原菌と抗体?のせめぎ合いの最中なのだ。熱が出るのは、ウイルス等を一気に殲滅する作戦。その攻撃をしないのは、そこまで酷い状況ではないということだ。
しかし、体調不良になり数週間。そんな戦いが続き、一時的に元気になっても、またダウンということが続いている。これも以前に書いたが、減量で栄養が足りていなかったので、体が弱っていた免疫や抵抗力がかなり落ちていた。そこをウイルスと寒さに攻められたということだろう。
できるのは暖かくして、栄養を摂り、体を応援することだ。無理して寒空の中、街に出かけてはいけない。本日は少しいいが、注意しよう。やらねばならないことは、あれこれあるが、無理はしないでおく。
監督デビューから16年。休みなしに走り続けた。これが休息だと思うようにする。次に走り出しても、長くてあと15年。その辺で人生は終わるだろう。そういう年齢になる。運が良ければさらに5年。巨匠たちもその年齢で亡くなっている。だからあと15年と考える。監督人生ならば、折り返し地点。いや、あと10年なら完結編となる。
昨年はあるところから依頼された映画の準備をしていた。が、依頼者が投げ出してしまった。理由はコロナ禍ではない。なのに補償も何もない。多くのスタッフがすでに動いていたのに...。残ったのは巨額の借金だけ。まさか、こんなことをするとは思わず、信頼していたので契約書もない。
まあ、映画の世界では基本そんなものは作らない。だから、依頼人に請求もできない。裁判をしても勝てない。全力疾走していたので、怒りだけが残った。が、切り替えて今は、人生最後の夏休みと思うようにする。復活したら、またチャンスを探し全力で走る。
コメント 0