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距離を置き、遠くで山本太郎を応援するーそれが僕の立場 [れいわ新選組応援]

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距離を置き、遠くで山本太郎を応援するーそれが僕の立場

YouTube番組での「山本太郎ー応援動画」はとても好評だった。が、こんなコメントも届いた。「次は太郎さんのドキュメンタリー映画を撮ってください」「次は太郎さんのインタビューもアップしてください」「もっと太郎さんの優しい面を紹介してほしい。子犬と遊んでいる映像とかあげてほしい」これらに悪意がないことも分かるし、気がつかないことも理解できるのだが、間違っている。気づけ!という方が無理なので、説明しておく。

動画でも説明したが、太郎さんは物凄く気遣いをする。だから、街頭演説の撮影に僕が行くときは遠くで撮影して、挨拶せずに帰る。彼に余計な気を使わせたくないからだ。それより山本太郎を知らない人に気遣いをし、応援したい!と思ってもらいことが大事。僕はお礼を言われなくても応援するのだから。

そんな話もしているのに、インタビューをアップしてほしいとのコメントは事情を理解していない。インタビューするには「れいわ」本部に申し込まなければならない。街宣後に直接、本人に「ちょっといいですか?」とインタビューするのはルール違反。また、大手メディアならいいが、僕のYouTubeは趣味でやっているようなもの。そのために街宣で疲れ切った太郎さんを、さらに喋らせるのは違う。

コメント主は「監督は太郎さんと親しいから、ちょっとインタビューできるはず」と考えたのだろうが。「親しいからインタビューする」は間違い。政治家、芸能人にとってインタビューは仕事だ。それを知り合いだからと押しかけるのは無神経というもの。

また、犬と遊ぶ動画をあげてほしいという人もいるが、そんな動画がどこにあるのか?僕が上げていいのは、映画撮影中に撮った動画、写真。それも当時、ご本人から許可を頂いたものだけ。映画宣伝のために使うのが基本。だから、映画紹介という形でアップしている。番組自体が僕の映画宣伝のためのものなので、そこはオーケー。

だから太郎さんのプライベートや活動を記録した動画はない。それをリクエストするなら僕ではなく「れいわ」本部にするべき。もし、それら動画を僕が持っていたとしても、無断でアップするわけには行かない。このコメントも「太郎さんと親しいのだから!」ということで、何でもオーケーと勘違いしている。

あと「ドキュメンタリー映画」も同様だ。「過去に仕事をしたことがあるから、いいだろう!」という発想だと思うが、だからこそ良くない。今の太郎さんの活動は政治。それを僕が密着して取材すると、やはり彼は気遣う。余計な気を使わねばならない。僕が撮影の時にテレビ取材が来ても気を使う。1日ならいいが、1ヶ月も密着されるとたまらない。

宮崎駿ーシナリオ執筆期間にNHKが密着したとき、自身が承諾しながら途中で怒り出してスタッフを延々説教。でも、気持ちは分かる。同じように政治をやる太郎さんに密着するのは、両者ともにプレッシャー。彼が知らない新人監督なら「いい加減にせえ!」とも言えるが、過去に仕事をした年上の監督にはいい辛い。それを予期すれば、僕がドキュメンタリーを取るべきではないのだ。

そんな風に、知っているからこそ距離を置く、気を使わせないことが大事。それでなくても彼に近づこうとする人は多い。そのことで自分もスポットを浴びることができると考える者もいる。太郎さんも疑心暗鬼になることもある。「ああ、朝日作った監督も..」と失望されるのも悲しい。だから、彼には電話もメールもしない。(というか番号もアドレスも知らない)街宣でも話しかけない。僕がすべきは遠くで応援すること。その立場を勘違いしてはいけないのだ。

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