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嫌悪感、憎悪が鋭い人たちの判断力をなくしてしまう? [社会政治]

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嫌悪感、憎悪が鋭い人たちの判断力をなくしてしまう?

いつも鋭い意見を発信する人たち。常日頃から読ませてもらっているツイートやFB記事を書く人たちが、ここ数日、おかしな意見を発信している。とても頭のいい、鋭い人たちなのに、なぜ?そんな的外れな批判をしているのか?

ネトウヨは基本、何が正しいか?ではなく、指示された相手を攻撃すると言う人たち。自分たちの歪んだ価値観に反するものを批判する。が、いつも拝読している彼ら彼女らは、理路整然と、筋が通る、思い込みで批判しない。社会や正義を考えた上で、まっすぐな納得できる意見を発信している。なのに、この数日はおかしい。

原因は事件の背景を把握せず、一方の意見だけを聞いて、それが正確な情報と判断したことだろう。それを基準にして批判している。ただ、それではよくいるタイプと同じ。テレビが言ったから、新聞に書かれているから!と乗せられる。でも、彼らはそんな誘導にかからない、鋭い目を持っているのに、今回の事件では、正確に状況を掴んでいない。

一方の意見を聞いいたら、相手側の意見も聞き、第三者の声も聞いて、その上で真相は何なのか?判断。批判するべきなのに、一方の意見だけで「許せない」となっている。そんな簡単に引っかかる人たちではないのに、なぜ、そんな偏った判断をしたのか?

分析すると、感情的な嫌悪が原因かと思える。その噂が、その情報が、嫌悪感を感じるものである場合。人は「許せない!」と思い、それが事実かどうか?を確認せずに正義感が燃え上がり、批判することが多い。日本軍の真珠湾攻撃がそれ。「日本は汚い。通告なしに攻撃。だまし討ちをした」とアメリカは宣伝。国民の怒りを煽って太平洋戦争を始めた。

湾岸戦争も同様。ナイラと言うクエートに行ったこともないクエート人少女を使い、国連でイラクの蛮行を涙ながらに証言をさせた。ーほとんど作り話なのに「イラク軍、許さんぜよ!」と世論が動き、湾岸戦争に突入した。その種の怒りを煽るキャンペーンは常套手段。

それを彼ら彼女らは知っているはず。なのに陥っている。そういえば昨年の今頃のあの事件も同様。事実ではないのに「差別主義者」とレッテルを貼り、ある人物を多くが糾弾した。この時は本当に多くが誘導され、利用された。日本人のほとんど、文化人も、フリージャーナリストも皆、乗せられた。

今回はその手の誘導があった訳ではないだろうが、嫌悪感、憎悪を呼び起こす何かがあると、人は真実を見誤ってしまい、怒りで冷静さを失うのだろう。いかにも「許せない!」と言う情報が流れた時は注意が必要。「みんなが彼を嫌っている!」と言うのは特に注意だ。そちらに誘導したい勢力が必ずあるのだから。今回も冷静に見つめて行きたい。


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