「踊る!=レインボーブリッジ」最後まで観た。今、この時代にこそ見るべき映画。涙が溢れる! [映画感想]
「踊る!=レインボーブリッジ」最後まで観た。今、この時代にこそ見るべき映画。涙が溢れる!
前半は今では考えられない能天気な軽いノリとコミカルな展開なのに、後半からクライマックスはずっと涙が止まらない。悲しいとか、感動した!ではない。自分でも意味の分からない涙が何度も溢れる。
これが今の時代なのだ。かつてない局面に対峙した時。命令されたことをやっているだけでは、目の前の問題を解決することはできない。自分で考え、判断しないと、切り抜けることができない!それがこの映画のテーマであり、まさにそんなクライマックス。
「そうなんだよ。その通りだよ」という共感の涙だったのかもしれない。ただ、90年代の作品。80年代の名残があり真面目に進むと、少し茶化す。笑いを取る。今見ると、いらないんじゃない?と思えるが、そういうテイストがウケた時代なのだ。
警察は縦社会。上の命令は絶対だ。でも、それでは解決できない事件。柳葉敏郎扮する室井管理官は全捜査員を前にこういう。「各自、自分の判断で行動しろ!」そのセリフに全ての答えを感じる。Netflixで見られる。ぜひ、見てほしい。
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