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ある事件で知った「時代は変わる」ということ③=日本は変わった。都会に住む必要がない! [日本人の問題]

ある事件で知った「時代は変わる」ということ③=日本は変わった。都会に住む必要がない!

元のアパートに戻る? でも、膨大な資料がある。捨てられないものも多い。いつか別の映画を作るための編集室もほしい。会議はできなくてもいい。あれこれ考えて、元の狭いアパートに戻るのはマイナスだと考えた。それと今回のことは一つの節目で、「次のステップに上がれ!」という映画の神様のお告げではないか?とも考えた。このまま都会に住み続けることがいいのか? あまりにも忙しくて考えたことがない。というより帰国以来、気にもしなかった。

帰国から20年以上が経っている。まず、歳も歳。終電まで飲むことがなくなった。そもそも飲み会に行かなくなった。そして先輩から急に連絡が来ることもなくなった。依頼は事前にあり、日を決めて打ち合わせ。居酒屋でバイトすることもない(これからまた、あるかもしれないが!)さらによく行く大スクリーンの映画館。新宿プラザやミラノは閉館。シネコンの時代になっていた。紀伊國屋に行かずともマニアな本もAmazonで買える。タワーレコードなくても、音楽配信で困らない。

つまり、新宿まで歩いて30分という立地条件。そのプラスがほぼなくなっていることに気づいた。にも関わらず、僕はそれに拘っていた。時代は変わり。歳を取り、いろんなことが変化していることに気づかなかった。これっていい大人が未だに「メイドイン・ジャパンは世界のブランド」と思っているようなもの。忙しく仕事をしていると時代の変化に気づかないのだ(変わらないのは日曜日の「サザエさん」だけか?)

新宿に近い必要はない。今は小さな街にもシネコンがある。本屋やレコードはそもそも多くが潰れたが、amazonで注文すれば問題なし。田舎でもOK。都会と地方の差がほとんどない時代になっていた。問題は通勤くらいだろう。だが、僕の場合。ロケはほぼ地方。泊まり込みで撮影。編集は自宅。都会に住む必要はない。

新宿に近くなくても、それこそ東京でなくても、日本でなくても、困らないということだ。ま、沖縄や北海道に住むのは素敵だが、打ち合わせの時に東京まで行かねばならず、zoomもあるけど、やはり面と向かうことは大事なので遠すぎる。が、関東であれば全然、OKではないか?

そこであちこち調べて、家賃の安い、広い部屋がある街を探した。まあ、どことは言わないけど、ありました! その時に住んでいた新宿に近い2DKの部屋と全く同じ間取り広さのアパート。値段はずばり半額!これならバイトをしても払える。シネコンは1〜3駅間に3館ある。駅前に商店街もある。スーパーもコンビニもある。そこに引っ越すことにした。もうかなり昔の話だが。

今回の567禍で感じた人も多いだろうが、都会に住む必要性がかなり下がっている。地方にいてもほとんど困らない。会議はzoomでも対応できる。なんで、満員電車に揺られて、会社に通わねばならないのか? その通勤時間で別のことができる。高い家賃は必要ない。安いところに住み、差額を趣味のために回す。生活水準がグッと上がる。時間にもゆとりが出る。今まで何だったの?と思った人が多いに違いない。まさに僕も同じだった。

映画製作がキャンセルされたことは悲しい。でも、そのことで大都会に住む必要がないことを痛感。そんなことでもないと多分、死ぬまで都会で暮らしていただろう。そのことで、いろんなことを発見する。多くのメリット。少しばかりのマイナス。知らなかったこと。あれこれ感じている。

「で、どこに住んでいるの?」と質問はしないように、敵も多いし、答えるつもりはない。あと、これはもう、かなり前の話。お誕生日とか、引っ越しましたとか、は記事にしないが、567とダブるので今回初めて記事にした。この後、小さな問題が発覚。それが大きなプラスに結びつく話を紹介する。続きはまた。



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