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上手な嘘のつき方=マスコミの手法はこれだ!騙されてはいけない。 [マスコミ問題]

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上手な嘘のつき方=マスコミの手法はこれだ!騙されてはいけない。

ジャーナリストでもないのに偉そうなことを書く。というか、ジャーナリストは嘘つきが多い。事実を書くと会社をクビにされ、仕事がなくなる。対して映画屋というのは嘘をいかにも事実のように見せて、観客を笑わせたり感動させたりする仕事。もちろん映画の中でね。でも、だからこそ、嘘を見抜くのが上手になる。

上手な嘘のつき方。100%嘘だと多くが気づく。一番いいのは90%の事実に10%の嘘を入れること。これシナリオの鉄則。例えば、映画「Fukushima50」散々な映画だが、あれを見て感動し、あれが事実だと思った人も多い。「東電も早くこの事実を公表していれば、あれほど叩かれなかったのに!」とか「日本を救ったのは吉田所長です。改めて感謝します」とか、馬鹿過ぎる感想をたくさん見た。

あの映画。まさに90%が事実で、10%の嘘を入れている。だからリアルだし、本物に思える。どこが嘘か?というと佐野史郎さん演じる総理(菅総理とは劇中では呼ばれない。そこがまたズルい。吉田社長は実名なのにね)の部分はほぼ嘘。そのネタもとは当時、安倍議員(晋三です)が流したデマをそのまま映像化している。これは後に裁判にもなり、事実でないことが確認されている。総理が福一にヘリで向かったのでベントが遅れたとか、事実ではない。

だが、90%の事実にその嘘を放り込むと、それもまた事実に見えてしまう。また、職員が必死の放水活動でメルトダウンを止めたかのようなエンディングだが、それは印象操作。映画内でもそれを断定していないし、実際放水は何の意味もなかった。が、演出で観客を誘導。東電は頑張ったと勘違いさせるため。職員は頑張ったが、何もできなかった。メルトダウンは今も続いている。止まっていない。それが事実なのだ。

にも関わらず10 %の嘘を入れることで、事故の責任者である東電が「日本を救った英雄」であるかのような印象を持つ作品になっている。10%の嘘で事実が逆になる!これが嘘による誘導。本来、戦争映画なら時代背景は事実にして、そこに創作の登場人物を描いて、物語を作る。事実だけでは描けないものを描くために嘘の10%を入れる。それを「F50」は最低最悪な形で利用し、国民誘導のプロパガンダ映画にしたのである。

この手法で多くの観客は簡単に誘導され、事実を真逆に捉えてしまった。同じようなことはNHKや朝日新聞でも行われている。メディアはどこも信用できないが、100%の嘘は報道しない。そこに10 %20%の嘘を入れて視聴者を誘導。無能な総理を有能に、国民に人気の指導者をテロリストに変えてしまう。567、枠てん報道も同様だ。ご注意あれ。



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