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日本人は誘導されやすく、マスコミ報道を鵜呑み。コントロールしやすい国民=SF映画から考える本当の現実? [コロナウイルス]

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日本人は誘導されやすく、マスコミ報道を鵜呑み。コントロールしやすい国民=SF映画から考える本当の現実?

子供の頃からSF映画が好きで、「地球最後の日」とか「宇宙人襲来」的なタイトルだと大喜びで見ていた。そもそもが「ウルトラ」シリーズで育っているので、怪獣、宇宙人と幼なじみのようなもの。特に「セブン」は「侵略」がテーマ。毎週、宇宙人がどんな作戦で地球を狙ってくるか?ワクワクしながら見ていた。

メトロン星人はタバコに薬を入れて、吸った人間を狂わせて争いを起こさせる。そのことで人間同士の信頼感を失わさせる作戦。チブル星人はおもちゃを無料で配る。そのおもちゃは本物同様の性能があり、武器になる。子供たちを洗脳。その武器を使って大人を攻撃させる。でも、大人たちは子供を攻撃できない!というもの。子供向けとは思えない物語を当時の脚本家たちは作っていた。

ところが、中学頃になると「ウルトラ」シリーズどころか、SF映画を見ていても、同級がバカにするようになる。「あんなことはあり得ない」「宇宙人なんていない」それはまだ分かるが、SF映画ではない作品、例えば「007」に登場する悪の秘密結社も存在しない!と思うようになって行く。そして細菌兵器、生物兵器というと「映画の世界」だけの話と言い出す。が、原爆、水爆はリアルだと思うらしい。同級生から見ると僕なんて「現実を知らず、夢の中で遊ぶ子供じみた奴」という印象のようだった。

映画の世界で仕事をしだしてからも、SF作品の企画は評判悪かった。90年代のことだ。プロデュサーやベテラン監督たちにシナリオを見せても、「これってアニメ?」「子供向けの話なの?」と言われた。「リアリティ感じないんだよね」とか否定された。若いPでSFが好きという人でさえ、「うちでSFの企画が通ることは一生ないですね」と言っていた。僕が言われたのと同じように、上の人たちがSFに対する理解がないということだった。

年配の人たちは「リアリティがない」「子供向け」という、彼らの中ではSF=子供向けの荒唐無稽な物語。大人の鑑賞に耐えるものではない。という認識なのだ。が、70年代からアメリカでは次々にSF大作が作られ大ヒットしていた。が、「スターウォーズ」でさえも、公開当時の「朝日新聞」を見ると「子供向けにはスターウォーズがある」という表現になっていた。それが一般的な日本人の認識だった。

ただ、そんな大人たちが言う「子供向け」「リアリティがない」はおかしいことが分かってくる。生物兵器。殺人光線。そんなものは存在しないというのが彼らの認識。その認識はどこから来るのというと、マスコミが報道しているかどうか?なのだ。原爆、水爆はニュースに登場するが、生物兵器という言葉は新聞には登場しない。しかし、生物兵器も、細菌兵器も存在する。彼らに想像力がないことが1番の原因なのだ。

それらはジュネーブ協定で開発が禁止されているので、表向き戦争で使われることがない。ニュースで報道されることがないだけ。そのために聞き慣れない。それなのに多くの日本人は映画に出て来るその種の兵器は「存在しない」「あり得ない」「リアリティがない」と思い込んでしまうのである。

90年代に僕が書いたシナリオで、ある団体が大量破壊兵器を作りクーデーターを企てるというSFドラマがあった。いろんな人に読んでもらったのだが、反応はよくなかった。僕らの世代なら誰でも知っている有名雑誌の編集長は「こんなことが今の日本で起こる訳が無い。リアリティがない。そんな映画を見たいと思う人なんていない!荒唐無稽。子供騙しだ」と全否定された。才能がないとまで言われた。

大手テレビ局報道部のベテラン記者にも意見を聞いた。「日本は狭い国だから大量破壊兵器なんか作ったらすぐにバレてしまう。企業であろうと団体であろうと、必ず抵抗勢力がいて内部告発が行われる。そんな物語は日本では成立しないよ。リアリティのない子供向けにしかならないね〜」

ところが数年後にオウム真理教の地下鉄サリン事件が起こった。そのことで幹部が一斉に逮捕、オウムの実情が連日報道された。サリンを製造していただけでなく、ロシア製のマシンガン。戦闘用ヘリも購入しており、政府を倒すクーデーターを計画していたのだ。僕が書いたシナリオに酷似。ま、こちらの物語では宗教団体ではなかったが、ベテラン記者がいう「日本は狭いからすぐにバレる」「日本ではあり得ない」というのは間違いだった。つまり大手テレビ局の報道記者や、有名雑誌の編集長の想像力というのは大したものではなく、現実についていけていないのである。

そのような人たちが発信するニュースや記事を、多くの日本人は見て、そこで触れられることない生物兵器や悪の秘密結社。殺人兵器は存在しない。子供向けのドラマでしかないと思い込む。大人になるほどに、想像力をなくし、マスコミが報道しないものはあり得ないと考えてしまう。それが日本という国なのだ。その後、日本の映画界もハリウッドの影響を受けて、あと世代替わりが進み。SF作品がかなり増えた。先の若手Pは「うちでは一生無理だ」と言っていたが、その会社でもSFものを制作している。だが、単に流行を追っているだけで、本当にSFを理解して作っていないことも感じる。

さて、今の日本。まるでSF映画のようなことが起こっている。567の感染。枠てん問題。ビルの人類削減計画も言われた。そんな去年の今頃に生物兵器説をFacebookで書いたら、こんなコメントが来た。「ロシアの科学者が生物兵器でないと、すでに断言していますよ」それを読み、元記事を探して、さらに怪しいと思った。この段階で否定すること自体が不自然だ。

マスコミも著名人も「生物兵器だ」なんて言っていない。なのに、否定を先に発表するのは何かあると感じた。その後も生物兵器説の検証記事を書いたら、先の人が「まだ、そんなこと言ってんの?成長しないねえ」とか皮肉を書き込んで来たので「友達削除」してやった。あったことも無い人。60代で固い仕事をしているオヤジが何故、上から目線でコメントしてくるのか?

それから1年。今、世界各国のマスコミが「生物兵器説」の報道を始めている。ワシントンポストにも記事が出た。日本では全く報道されていないが、すでに証拠も見つかっているという。この流れを見ていると、そもそも日本人はマスコミが報じないものはあり得ないと思っていること。映画で描かれているものは現実には存在しないと感じている。

そして大人になるほどに、想像力をなくし、疑うことをせず。マスコミが指摘しないことは受け入れないということなのだ。とすると、嘘でもなんでもマスコミが報道すれば信じる。大騒ぎする。マスコミが隠蔽すれば誰も気づかず。第三者が指摘しても「そんなものは存在しない。陰謀論なんだよ!」と否定するということだ。こんな扱いやすい、誘導しやすい国民は他にもいるのだろうか?つまり、マスコミを支配すれば、国民をコントロールできるということだ。

だとすると567はどうなのだろう? ただ、生物兵器かどうか?より、日本人がいかに誘導されやすく、コントロールしやすい民族であるか? そちらの現実が怖い。


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