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大切な情報が国民に伝えられるのは、いつも一番最後? [社会政治]


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大切な情報が国民に伝えられるのは、いつも一番最後?

友人で市会議員になった人がいる。彼は昔から政治に興味があり勉強していた。が、当選したらこう言う。「議員になるといろんな情報を知ることができるんです。それら情報を見ると、いかに市民には情報が伝えられていないか?思い知りましたよ...」僕らに伝えられる情報というのは本当に限られたものなのだ。

ある政府関係者からも似たような話を聞いた。アメリカが打ち上げた人工衛星が寿命になり地球に落ちてくる。途中で燃え尽きないで地上に落下するらしい。それがどうも日本である可能性が高いという。アメリカからの確かな情報だ。それを政府で検討した。東京のど真ん中に落ちる可能性がある。下手したら「ディープインパクト」になる。大惨事になるかもしれない。

政府で話し合いが持たれ、マスコミ発表はしないことになる。パニックになる可能性があるからだ。その後、人工衛星は太平洋上に落下。その時点で政府は情報を公開。もちろん「日本に落ちる可能性」なんて言わない。テレビニュースで「人工衛星が海に落ちた。被害はない」と伝えた。そんな風に政府や議員は知っていても、国民には伝えられないことはたくさんあるはずだ。

なのに、マスコミがどうでもいい情報を大量に流す。そのことで我々は何でも知っている気分になってしまう。国内だけでなく、海外のことも。映像が流れ、キャスターが解説すれば、分かった気になってしまう。しかし、先の話を思い出せば、僕らが知り得る現実というのは、極々僅かであり、肝心なことは何も知らされていない。そう、大きな事件を国民が知るのはいつの時代も、一番最後なのだ。ただ、国民はそれに気づかず、全てが分かったつもりになっている。怖いね?


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