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日本人を反トランプに誘導する方法=真珠湾も、湾岸戦争も同じ。憎しみを煽る? [トランプ問題]

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日本人を反トランプに誘導する方法=真珠湾も、湾岸戦争も同じ。憎しみを煽る?

反トランプ派の人たちの記事を見ていると「トランプ=差別主義者」が前提のようだ。「いつ」「どんな差別をしたか?」を例を挙げては語らない。多分、マスコミが「差別主義者」というので、その事例を自身では確認せずに「トランプはあの顔だし、やっぱりね」と思い込んだのだろう。まあ、大手のマスコミ報道の裏をいちいち取る市民も少ないとは思う。が、原発事故、安倍政権時の大本営発表と、マスコミは平気で嘘をいうことがバレた現代でも、そんな報道を信じてしまうのか?とは思える。

僕は仕事柄。その辺に興味がある。「差別主義者」とマスコミが報じるだけで怪しい。レッテル貼りはアメリカの得意技だから。いや、CIAの手法かもしれない。カダフィ大佐も地元では英雄。なのにマスコミが「暴君」と報道。彼を打ち倒す世論を盛り上げた。結果、彼は殺され、彼の国はアメリカの手に落ちた。

太平洋戦争の時は「ジャップは不意打ちをした。卑怯者だ!」「リメンバー・パールハーバー」と戦意高揚に使った。オズワルドは犯人らしく思えるように「共産主義者だ」とマスコミが報道。トランプの「差別主義者」も同じ手法だと感じる。

ところが、ある人が「彼の差別発言はいくらでもあります」とコメントしてきた。ネット記事が添付。ありがたい! 早々に記事を検証した。しかし、誘導とフェイクの連続だった。僕は映画監督業をやる前は、ライターとして雑誌等に記事を書いていた。出版業界のテクニックは分かる。

文章というのは怖いもので、嘘ではないが、都合のいい事実を繋げて別の結論に誘導することが可能。また、あえて誤解するような表現を使う。読者はコロッと騙されて「それは酷い!」「許せない!」と思ってしまう。また、アメリカの事情を知らない人が聞けば「差別だ」と感じてしまう事実を挙げる。それらを利用して、トランプを差別主義者に仕立てていた。

ただ、もしかしたら理路整然と「トランプが差別主義者であり、戦争屋で、悪徳政治家であること」を証明できる人がいるかもしれない。が、僕は前回の選挙前から4年間、トランプ・ウォッチをして来たが、その種の記事も文章もfacebookでは見たことがない。

ただ、面白いのは反トランプで、同じことをいう人がいる。「理路整然とトランプが悪でない説明をできる奴を見たことがない!」ただ、彼のタイムラインを見ても具体的に、どのような差別主義者なのか?を語った文章はない。

それらから言えること。反トランプの人の多くは「差別主義者」というレッテルを信じてしまった。理論的にではなく感情で認識した。「差別はいけない。許せない。そんな奴は引き摺り下ろせ!」という感情論で批判している場合が多い。憎しみは理屈を超える。どう説明しても「だって差別主義者だろ!」という。トランプ擁護の記事を読んでも「どうせフェイクだ!」と否定。彼らの中で「差別主義者」は既成事実になっているのだ。

思い出す事件。関東大震災のあと「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という噂が広まり、彼らを弾圧する事件があった。あれも「毒を入れた」ことが事実か?を確認せず「この惨事のあとの大変な時に、酷いことしやがる!」という憎しみに駆られて暴走。事実を検証していない。

イラクのクエート侵攻の時も同じ。地元の少女ナイラがイラク軍の蛮行を国連で告発。小児病院で赤ちゃんを殺したという話に全米が激怒、戦争がスタートする。が、ナイラはクエートに行ったこともなく、アメリカのクエート大使の娘だった、とのちに判明。嘘の証言だった。いずれも憎しみが冷静な判断を止め、人々を暴走させた。

反トランプ勢力が国民に行っているのも、まさに同じ手法。正義感の強い、熱い思いを持つ、行動的な日本人が特にハマってしまった。トランプ支持者を見ると「許せない!差別主義者を応援するのか!!お前も差別主義者だ!」と憎しみを感じてしまうのだろう。そんな構図ではないか?



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